
徹底的に虫を退治!部屋に入らせない工夫も詳しく解説
「うわっ!何かいる!!」
自分の部屋に得体の知れない『虫』がいた時は、とても驚きますよね?
できれば出会いたくないものですが、人間が住んでいる場所には虫もたくさんいます。
普通に生活していれば、虫が出てくるのは当たり前です。だからこそ、虫を寄せ付けない対策をしてみましょう。
また、部屋の中に虫がいた場合、その種類によって退治する方法も違います。自分では対策が無理な時の解決方法もあります。
この記事では、虫を退治する方法と部屋に入らせない対策について解説しています。
退治したい虫の種類は?

自宅で見かける虫は、いつも同じ種類でしょうか?
家の中に入ってくる虫の種類は、ある程度決まっています。
まずは、家の中にいる虫について簡単に解説します。
家でよく見かける退治したい虫とは
家の中で見かける、もしくは床下など見えない位置に生息している虫の特徴と、それぞれの出やすい場所について説明します。
ゴキブリ
- 病原菌を運ぶ
- 何でも食べる
- 暗くて湿気が多く、狭い場所を好む
ハエ
- 汚い所を好む
- 病原菌を運ぶ
- 食べ物に寄ってくる
ムカデ
- 毒を持っている
- 人を咬む
- 生命力が強い
- 湿気の多い場所を好む
ダニ
- 1年中活動する
- 特に梅雨や秋に多く発生する
- アレルギーの原因になる
- カーペット、畳、布団に多く生息する
お米にわく虫(コクゾウムシとノシメマダラメイガ)
- 米などの穀物を食べて成長する
- 気温が約20〜30度で活動する
虫を退治せず中に入れない方法は?

ここからは、虫を家の中に入れない方法について解説します。
侵入しやすい場所と防ぐ方法を知ることで、虫を見かける回数を減らすことができます。
そもそも家の中に入ってくることが無ければ、苦労して退治する必要もありません。
侵入経路をふさぐ
まず、虫が侵入しやすい場所ごとに、隙間をふさぐ方法をご紹介します。
窓や玄関
少しの隙間でも侵入してくるので、専用の隙間テープで埋めましょう。
また、換気のために窓やドアを開ける時に侵入してくることも多くあります。窓を開ける際は、必ず網戸を使いましょう。
キッチンや水回り
カビやぬめりがあると虫が発生しやすくなります。排水口を洗浄剤で掃除してきれいな環境にしましょう。
また、排水管の周りに隙間があれば、パテなどで埋めておきましょう。
室外機やエアコン
虫はエアコンのドレンホースから侵入してくることもあります。
この場合は、専用のホースキャップ(防虫キャップ)や使わなくなったストッキング、またはネットを被せましょう。
壁の隙間
壁の隙間は、DIYなどで使うパテや粘土で埋めておきましょう。
虫を中に入れさせない方法
隙間をふさぐ以外にも、虫を家の中に入れさせない方法があります。
虫の苦手な匂いを使って、家に近寄ってこないように対策ができます。
忌避剤(きひざい)を使う
玄関や窓、ベランダなどに忌避剤を撒いて、虫を寄せ付けないようにしましょう。
家の中であれば、机などに置くタイプの忌避剤を設置することもできます。
苦手な香りで対策する
虫の入ってきやすい場所に、苦手な香りのハーブなどを置くのも効果的です。
スプレーで噴射する方法もありますが、1~2週間で効果は弱まるので繰り返し使いましょう。
【苦手な匂い】
- ゴキブリ :ペパーミント(ハッカ)・クローブ
- ムカデ :ヒノキ・ペパーミント(ハッカ)
- ダニ :ティーツリー・ヒノキ・ミント・ユーカリ
- コバエや蚊:レモングラス・シトロネラ・ゼラニウム・ラベンダー
- 虫全般 :ゼラニウム・タイムなど
入ってきた虫は退治するしかない?

もし虫が部屋の中にいた時は、退治しないといけない場合もあります。
それぞれの虫に合わせて、おすすめの方法を紹介します。
ゴキブリ退治
ゴキブリがよく出る場所は、キッチンやお風呂、洗面所などの水回りです。
また、ホコリが溜まりやすい場所も注意しましょう。
ゴキブリの巣はどこにあるか分かりません。他のゴキブリまで退治したい場合は『ブラックキャップ』などの毒餌系の退治グッズを置くことで薬剤を巣に持ち帰らせることができます。
実際にゴキブリが出てしまった場合は、『ゴキジェットプロ』を使って遠くから対処しましょう。
また、『掃除機』で吸い込んだり、『ホウキとチリトリ』で外に追い出しましょう。
他にも『熱湯』や、『界面活性剤の入っている食器用洗剤』をかける方法もあります。
駆除はできたが死骸はどうする?
動かなくなったゴキブリを『ペタッとムシモン』やトングで掴んで捨てましょう。
また、トイレットペーパーをぐるぐる巻いてトイレに流すこともできます。ただし、ペーパーの巻き過ぎに注意しましょう。大量のトイレットペーパーを1回で流そうとすると詰まる恐れがあります。
ゴキブリの対処法と予防法については、下記の記事でも解説しています。
ダニ退治
ダニは1年中活動していて、ホコリや人のアカなどを食べます。
対策をする場所ごとに掃除機の『ダニ用ノズル』や、スプレータイプの『ダニアース』を使いましょう。
もし、ダニが大量に発生してしまった場合は、燻煙剤の『ダニアースレッド』がおすすめです。
ダニを駆除する方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
ハエ退治
ハエは、キッチンの生ゴミなどから発生することが多いです。
ハエの動きが早くて捕まらない場合は『めんつゆトラップ』が効果的です。
めんつゆトラップの作り方
使わない器にめんつゆと水(1:5)を混ぜたものに、食器用の中性洗剤『キュキュット』などを2,3滴たらして完成です。
また、『コバエがホイホイ』などのハエ駆除用グッズもおすすめです。
コバエの駆除と予防については、下記の記事で詳しく解説しています。
ムカデ退治
ムカデは動きが早く、なかなか捕まえられない時があります。
その場合は、冷却タイプのスプレー『ムカデコロリ秒殺ジェット』が効果的です。
家の中で殺虫剤を使いたくない方は、捕まえて『熱湯』の中にムカデを入れてしまう方法もあります。
また、ムカデは咬むことがありますので、素手では触らずにトングを使いましょう。
ムカデ対策には、『逃げまんねん』などの忌避剤を染み込ませたスポンジを容器に入れておく方法もあります。
家の中から追い出したい場合は、ムカデの逃げ道を2、3cm程開けておきましょう。
コクゾウムシとノシメマダラメイガ退治
コクゾウムシとノシメマダラメイガは、どちらもお米や穀物類にわく虫です。
気温が20〜30度の環境では2~7ヵ月生存します。
また、気温15度以下では活動が弱まります。
お米を保存する方法
密封性のある容器に入れて、冷蔵庫でお米を保存しましょう。
お米を常温で保存する場合は、風通しの良い場所に置きましょう。
また、虫よけや脱臭ができる『炭のチカラ』や、ヘタを取ったトウガラシをお米と一緒に入れておくと良いでしょう。
虫がわいたお米は食べられる?
虫がいても、虫をよけてお米だけ食べてしまえば問題ありません。
【お米に虫がわいた時の対処方法】
- 虫と食い荒らされたお米を取り除く
- 新聞紙などの上で影干しをする
- 米びつを洗って乾燥させる
- 干したお米を容器に入れて、涼しい場所で保管する
プロによる虫の退治方法とは

虫を退治することは、素人でも可能です。
しかし、「自分で対処するのは無理!」という方のために虫を退治・予防する専門業者がいます。
ここからは、虫の退治・予防の専門業者の仕事内容について簡単に解説します。
プロの退治方法は何が違う?
まず、専門業者の仕事は退治するだけではありません。
虫を駆除した後に、家の中に侵入してくる可能性を低くするための対策をします。
- 成虫だけでなく卵や幼虫なども対処します
- 侵入経路を調べ、確実にふさぎます
- 市販の薬剤より強いタイプも使います
- 現状から、最善の予防策を考えます
業者選びのポイント
虫の駆除を依頼できる業者はたくさんあります。
そこで、業者を選ぶ際のポイントを簡単に説明します。
- 口コミや評判を確認する
- 駆除してほしい虫に対応しているか
- 現地調査して、見積もりを出してくれるのか
- 駆除した後のアフターケアはあるか
基本的に、Webサイトで確認できるはずです。
何か疑問がある場合は、メールか電話で問い合わせてみましょう。
虫の退治が難しいと感じる方は……

ここまで、虫を退治する方法と部屋に入れさせないための対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
部屋に出てくる虫はさまざまな種類がいますが、それぞれに退治する方法と侵入させない対策があります。
虫はアレルギーの原因だったり、毒を持っていたりと身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
何より見た目も気持ち悪いので、部屋に入らせないように自分にできる対策をしてみましょう。
プロにお願いして虫を退治してもらいましょう
「自分で駆除するのは絶対に嫌!!」と思う方は、専門業者に依頼することもできます。
虫を退治する時や、家の中に入れないように対策をする時は、近くで虫を見ながらの作業になることも多いです。
虫を見るのが苦手な方は、プロにお願いして駆除してもらいましょう。
『ゴキブリ1匹』からでも対応致しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。