東証プライム上場企業グループ会社の電気業者です。

家に出るムカデの種類を解説!予防方法と駆除方法も合わせて教えます

0120-966-765

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

自然が豊富な田舎はもちろん、都会でも家の周りに川があったり、雑草が生えていたりすると虫が発生します。
中には、ムカデのように毒を持つ虫もいるので、もし見かけたら注意しましょう。

ムカデは夜行性なので、知らない間に布団や靴の中に入り込むこともあります。
また、ムカデに咬まれると重症になる危険性は低いですが、赤く腫れてとても痛いです。
何より見た目が気持ち悪いので、できれば見たくないですよね。

ちなみに、ムカデにもたくさんの種類があり、それぞれ特徴があります。
さらに、ムカデの毒の強さも種類によって違います。

ですから、身近にいる可能性の高いムカデの種類について知っておきましょう。
この記事では、家に出る可能性が高いムカデの種類について解説しています。


他にも、咬まれた場合の対処法予防方法・駆除方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

種類豊富なムカデの生態

まずは、ムカデについて簡単に解説します。
ムカデは世界に約3000種いて、日本だけでも100種類以上生息しています。

ムカデは細長い形で多くの体節に分かれていて、それぞれに1対の足が付いているという特徴があります。
肉食なので【ゴキブリ・クモ・ミミズ】など、他の虫や動物をエサにしています。
ムカデの目は見えないので、触覚で動くものを感知し捕まえます。

ちなみに、【ヤスデ】や【ゲジ】なども多くの足を持つ虫なので間違われやすいです。活動時期や気温は6~7月、9~10月で、気温が上がってくる頃が特に活動が活発になります。

ただし、暑過ぎるのにも弱いので酷暑の時期は活動も鈍くなるのが特徴です。また、石や落ち葉、朽ち木、ブロック・廃材下などの湿気の高い所
暗くてじめじめしているところをよく好みます。

ムカデの寿命は種類によって異なりますが、5~7年程度です。なお、幼虫の時期は見分けにくいので、その注意点などを別の記事でまとめています。

国内で見かけるムカデ

次に、身近にいる可能性が高いムカデについて解説していきます。
それぞれの生態や特徴などを簡単にまとめてみましたので、順番に見ていきましょう。

トビズムカデ(オオムカデ)

  • 北海道以外に生息する
  • 体長:約8〜15cm20cm以上の個体もいる)
  • 頭は赤く、背面はダークグリーン
  • 21対の黄色い足がある(オレンジの場合もある)
  • ハチ毒に似た神経毒を持つ

アカズムカデ

  • 日本全国に生息する(北海道や沖縄諸島も含む)
  • 体長:約4〜7cm
  • 頭は赤く、胴体は黒い
  • 足は23対ある
  • 毒性が強い

アオズムカデ

  • 北海道以外に生息する
  • 体長:約8〜10cm
  • 全体的に青みがかっている
  • 足は21対ある(黄色)
  • 毒性が強い

セスジアカムカデ

  • 全国に生息する
  • 体長:約5〜7cm
  • 頭や胴体は赤褐色(藍色の個体もいる)
  • 足は21対ある(黄色)
  • 毒性は弱い

イシムカデ

  • 全国に生息する
  • 体長:約2〜3cm
  • 全体が濃褐色
  • 足は15対ある
  • 毒を持つが咬まない(危険を感じると逃げる)

モモブトイシムカデ

  • 関東より南に生息する
  • 体長:約1〜2cm
  • 全体的に透明感がある(べっこうに似た色)
  • 山中の腐った木の中に潜んでいる
  • 毒を持つが、咬まれる危険は低い

ベニジムカデ

  • 全国に生息する
  • 体長:約2〜7.5㎝
  • 体は赤く、透明感がある
  • ミミズに似ている
  • 毒性は弱い

ツチムカデ

  • 北海道以外に生息する
  • 体長:約2〜4cm
  • 全体的に赤褐色
  • 毒性は弱い

ムカデによく似ている虫の一覧

皆さんはムカデに似ている虫を見て不安になったことはありませんか。

ムカデは毒をもっていて凶暴なイメージが強いです。そんな目の前にいる虫がもしもムカデの仲間だったとしたらとても恐ろしいですよね。ムカデによく似ている虫は以下のような特徴がありますのでご参照ください。

  ムカデ(幼虫) ヤスデ ゲジゲジ
外見
形状 平たい形 厚みがあって丸っこい見た目 やや平たい形
触角 長い 短い すごく長い
体色 半透明、やや茶褐色より 黒、茶褐色 茶褐色
動き 素早く凶暴である 大人しく穏やかである かなり素早く、臆病である
食性 小動物や昆虫 枯葉や朽木 小昆虫
毒性 基本的に有毒で、ムカデ毒のヒスタミンは患部に酷い腫れや炎症を引き起こす 危険を感じると分泌する青酸ガスは少量であれば人体に影響はないとされている オオゲジは毒牙を持つが、これは昆虫を弱らせる役割を果たすためのものであり、ムカデほど毒性は強くない

毒のあるムカデ

ムカデは基本的に毒を持っていますが、種類によって強さが違います。
強い毒を持つのは、次の3種類です。

  • トビズムカデ
  • アカズムカデ
  • アオズムカデ

家の中に侵入することもあるので、もし家の近くの庭などで見かけた場合は咬まれないように駆除しましょう。
特に、小さい子供やペットがいる場合は注意が必要です。

※ただし、公園や山の中でムカデと出会ったとしても殺虫しようとしてはいけません。どの種類のムカデも危険を感じなければ人に危害を加えるということはまずありません。かえってムカデを刺激するしてしまうとムカデの防衛本能が働いてムカデにかみつかれてしまうといった事故に繋がる危険性が極めて高いです。

外でムカデを見たという方は慌てずにムカデを刺激しないよう、ゆっくりと後ずさってその場から離れましょう。複数匹のムカデに出会ってしまった場合はすでにムカデが繫殖している可能性が高いです。その際はすぐに業者に駆除を依頼しましょう。

私たち「街の修理屋さん」ではムカデやゴキブリなどの害虫駆除を7700円から承っています。

ムカデの毒の対処方法

ここからは、ムカデに咬まれた時の対処法について解説します。
その場面を想像するのは嫌ですが、もしもの時のために覚えておきましょう。

ムカデは咬んだ場所から毒を注入するため、まずは取り除くことが最優先です。
ムカデの毒は、薬などを塗ってもすぐには治りません。
また、ハチの毒と成分が似ているため、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

正しい対処方法

では、ムカデに咬まれた時の対処法を順番に説明します。

まず、ムカデに咬まれた瞬間なら、すぐに皮膚から引き離してください。
(可能であればその場で叩くなど、すぐに退治しましょう)

次に、ポイズンリムーバーで毒を吸い出してください。
(ポイズンリムーバーとは、毒を吸い出す専用の器具です。ポイズンリムーバーが手元に無い場合は、この吸い出す手順は割愛して次の洗い流す手順へ進んでください。)
次に、43度以上のシャワーで火傷に注意しながら洗い流してください。
この時、アルカリ性の石鹸を使うと効果が高まります。

その後、患部に抗ヒスタミン成分入りのステロイド軟膏などを塗りましょう。
ただし、患部の腫れが引かないなど、症状が重い場合は医療機関を受診してください。

間違った対処方法

ムカデに咬まれた時の対処法を見て、「知っている方法と違う…」と思いませんでしたか?なんとなく噂で聞いたことがあったり、昔の映画で見た情報などは間違っている可能性があります。
そこで、注意点をまとめましたので、確認しておきましょう。

毒を口で吸い出すのは危険

口内の傷などから毒を吸収して、嘔吐や気管閉塞の危険性があります。

傷口から毒を絞り出すのは危険

無理に行うと、逆に毒を浸透させてしまい悪化させる危険性があります。

洗い流すお湯の温度に注意

ぬるま湯(40度程度)だと、毒が活性化し痛みが増す可能性があります。
また、氷などで冷やしても痛みが増してしまいます。

ムカデに咬まれたらどこの病院へ行けば良い?

『腫れが引かない』や『強い痛みが続く』などの場合は、病院で診てもらいましょう。
また、症状が皮膚のみであれば皮膚科を受診しましょう。(外科や内科でも対応してくれる場合があります)

ムカデに咬まれた後、『悪寒・吐き気・気管閉塞』の症状が現れたら、アナフィラキシーショックの可能性があります。
この場合は、症状の進行が早いためすぐに救急車を呼びましょう。
救急車を呼ぶべきか迷ったら、♯7119に電話すると『救急安心センター』に相談できます。

救急安心センターとは

医療の専門家にアドバイスを受けられる相談窓口です。
患者の症状に合わせて、医療機関や受診のタイミングなどを教えてくれます。
ただし、実施しているエリアは限られているので、気になる方は確認しておきましょう。

ムカデ退治の前に予防を徹底

次に、ムカデを家の中に入れない方法について解説します。ムカデが家の中に入ってくる理由を知っておきましょう。その理由が無くなれば、ムカデが侵入する回数も減るはずです。

ムカデの好むものを無くす

ムカデは『湿気』の多い場所を好みます。そのため、梅雨の時期にムカデを見かけることが多いはずです。

部屋をエアコンで除湿したり、シンクの下や洗面台の下などには乾燥剤を置いたりして、湿気が溜まらないようにしましょう。また、小さな虫やクモ、ゴキブリなどがムカデのエサとなります。

エサになる他の虫が寄って来ないように、日頃からきれいに掃除をしておきましょう。

ムカデの侵入場所を把握する

ムカデは小さな隙間から侵入してきます。そのため、家の中と外を繋ぐ場所を『網』や『テープ』などで塞いでおきましょう。また、洗濯物を取り込む際などに、ムカデが付いてないか確認しましょう。

侵入しやすい場所

  • 換気扇
  • 換気口
  • 排水口の周り
  • 網戸
  • エアコンのダクト

上記のように外と直接つながっている場所は、侵入経路になりやすい傾向があります。

ムカデの忌避方法をご紹介

ムカデは嗅覚が発達しているため、嫌な臭いのする場所には近づきません。

そのため、ムカデを寄せ付けないためには忌避剤を設置するのが効果的です。市販や手作りの忌避剤を使って、ムカデの侵入を防ぎましょう。

市販のムカデ忌避剤を使う方法

ムカデの忌避剤には、ムカデが嫌がる「ヒノキ」や「ハッカ」が使われることが多いです。市販の忌避剤は自然由来の成分で作られていることが多いので、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますよ。

もし心配な方は、購入時に天然成分かどうかをチェックしておきましょう。ここでは室内用3つと屋外用2つの忌避剤を紹介するので、ご家庭に合わせた方法を選んでみてください。

室内設置型

【粒状タイプの忌避剤】

袋やシートになっている粒状タイプの忌避剤は小さくて邪魔にならないため、どこにでも置けるのが最大のメリットです。

【ゲルタイプの忌避剤を置く】

ゲルの中にムカデの嫌がる臭い成分が入っており、時間をかけて忌避成分が放出されます。容器の大きさによっては狭い隙間には設置できないのが難点です。

【超音波発生器を設置する】

ムカデを含む多くの虫が嫌がる超音波「モスキート音」が出る機械を設置する方法です。人間には聞こえない高さの音でムカデや虫、動物を近づけません。電池式とコンセント式があり、雨に濡れない場所なら屋外への設置も可能でしょう。

屋外設置型

【固形、粉末タイプの忌避剤をまく】

屋外ならムカデの嫌いな成分の忌避剤を直接家の周りにまく方法が効果的です。袋やプラスティックなどの容器に入っていないため、高い効果が見込めるでしょう。

ただし屋外用の固形や粉末タイプの忌避剤は、雨が降ると流れてしまう可能性が高いので注意が必要です。

【液体スプレータイプの忌避剤をまく】

ムカデの忌避剤には液体のスプレータイプもあります。スプレータイプの忌避剤は雨のかかりにくい外壁や玄関周りにおすすめです。さらに、屋内で使えるスプレータイプなら換気扇や網戸などの侵入しやすい場所にも使えますよ。

ムカデ忌避剤の手作り方法

ムカデの忌避剤は薬局や通販で販売されていますが、ハッカ油を使えば自宅で手作りできます。材料は全て薬局や通販で入手可能で、トータルで約1,500~2,000円と安く揃えられますよ。

※ただし、ペットによっては(特に猫や鳥)ハッカ油により健康被害を引き起こす可能性があるので、動物を飼っている方は使用しないでください。

【用意するもの】

  • ハッカ油 約6~10滴
  • 無水エタノール 5ml
  • 精製水 45ml
  • 50mlのスプレー容器(ガラス製推奨)

【作り方】

まずスプレー容器にハッカ油と無水エタノールを入れてよく振ります。その次に水を加えて軽く振り、全体が混ざれば完成です。

ハッカが苦手な方は、ローズマリーのアロマスプレーなどをドアや窓のサッシ部分などに撒いておくのも効果的です。

ムカデが来ない空間作り

ムカデを家の中に入れないようにするには、侵入予防のための空間作りが大切です。ムカデはジメジメとした湿気が多く暗い場所を好み、逆にカラッと乾燥した明るい場所を嫌います。

家の中や周囲に高温多湿の暗くて狭い場所をできるだけなくすことで、ムカデが来ない空間が作れますよ。また、湿気を吸いやすい段ボールの中に、ムカデが卵を産んで繁殖してしまうこともあるため、段ボールは都度捨てる習慣をつけておくのがおすすめです。

部屋の床に落ちた食べカスやフケ、ホコリなどもムカデのエサとなるため、小まめな掃除も大切です。

ムカデを駆除する方法

気を付けていたのにムカデが出てしまったら…。そんな時に使える対策方法も挙げていきます。

・専用の殺虫剤や凍らせるスプレーを使う
・熱湯をかける
・スリッパや丸めた新聞紙で叩く

ムカデは足がとても速いのでもたもたしていると、逃げてしまうことがあります。ムカデの急所は頭なので、頭を目掛けて叩くか殺虫スプレーなどを掛けてみましょう。

毒のあるムカデを駆除するならプロにおまかせ

毒のあるムカデを駆除するならプロにおまかせ

ここまで、ムカデの種類や咬まれた時の対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?もし、ムカデを見つけたら咬まれないように注意してください。

ただ、放っておくと家の中まで入ってくる可能性もあるので、できれば駆除しましょう。特に、強い毒を持つ種類であれば確実に退治してください。

なぜなら、小さな子どもや高齢者は症状が重くなる傾向があるからです。

ムカデ用の殺虫剤は市販されているので、自分で駆除することもできます。しかし、ムカデが大量発生していたり、虫が苦手な場合は専門業者に駆除を依頼することも可能です。

プロなら確実に駆除をして、さらに予防まで行うため安心です。『街の修理屋さん』では、ムカデの駆除や予防を税込み7,700円~で承っております。

【見積もりは無料】で行い、【即日対応】いたしますのでお気軽にご相談ください。

※消費税転嫁対策特別措置法の失効により令和3年4月1日から、消費税の税込価格表示(総額表示)が適用されます。これに伴い、当サイトの価格はすべて消費税10%を含む税込みの総額を表記しております。


※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

安心してお電話ください
安心してお電話ください0120-966-765

おすすめの記事

記事を探す

カテゴリから探す

ジャンルから探す

topに戻る