
ダイキンエアコン(F25ZTES-W)交換AN22RES-W

この記事を読むメリット
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「F25ZTES-W」
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エアコンが古くなって調子が悪い
暑い夏には欠かせないエアコンですが、今使用しているエアコンは10年以上経っていないでしょうか。頻繁に購入するものでもありませんが、エアコンにも寿命があります。そこで今回は実際にあった事例をもとに、経年劣化したエアコンの交換取り付けについて解説していきます。
お客様から、エアコンの交換取り付けのご依頼がありました。以前からエアコンの効きが悪く、一度ガスチャージをしてもらった際にもエアコン本体の交換を提案されており、ガスチャージ以降も調子が悪いため交換をしてほしいとのことでした。お客様のご自宅へ伺い、エアコンを確認後に交換取付を行うことになりました。
エアコン【F25ZTES-W】に交換取り付け
エアコン【F25ZTES-W】に交換取り付けをしていきます。
古いエアコンの取り外し
まずは古いエアコンを取り外します。最初にエアコンの搬出経路を確保して、部屋を養生してから作業に取り掛かります。
ポンプダウンをする
はじめにポンプダウンを行います。ポンプダウンとはエアコンの配管内にあるフロンガスを排出してしまわないように、室外機に閉じ込める作業のことです。室外機の配管のバルブキャップを外したら、エアコンを強制冷房運転します。そのまま室外機の送り側の配管バルブを締めて2~3分ほど待ち、受け側の配管バルブも締めたらエアコンの運転を止めます。これで、ポンプダウンは完了です。
室外機を取り外す
ポンプダウンができたら室外機の撤去作業をしていきます。まずは配管を外します。このとき、外した瞬間にプシュッと短く音が鳴れば成功です。次に配線を取り外します。感電の恐れがあるため、エアコンの電源プラグが抜けていることを今一度確認してから行いましょう。今回はエアコンの再利用はしないので、配線はペンチで切断します。配線を切断できたら室外機を撤去します。
室内機を取り外す
室外機を撤去したら、室内機を取り外していきます。まずドレンホースと配管を切断して取り外します。ドレンホースと配管が外せたら、エアコン本体を壁から取り外します。エアコン本体は引っ掛けてあるだけなので、バランスを崩さないように気をつけながら外します。最後にドライバーを使って背板を取り外したら、エアコンの取り外しは完了です。
エアコン【F25ZTES-W】を取り付ける
続いて、新しいエアコンを取り付けていきます。
室内機を取り付ける
配管用の穴に合わせて背板を取り付けます。背板は平行に取り付けないと排水がうまくいかなかったりと不具合が発生する可能性があるため、慎重に行います。背板が付けられたらエアコン本体を引っ掛けて取り付けます。次にドレンホースを接続します。
室外機を設置する
室外機はまず電線を接続したら真空引きを行います。真空引きは配管内の空気や水分を除去する作業です。冷媒能力を保つための大切な作業です。室外機にゲージマニホールドを取り付け、15~20分ほど運転させます。そのあと、ポンプ側のバルブを締めてもゲージ圧が変わらないようであれば真空が保たれています。真空引きが完了したら室外機のバルブを緩めて冷媒ガスを解放します。冷媒ガスを解放することで、エアコンの配管内にガスを充填できます。次に室内から伸ばした配線を室外機に接続します。最後にエアコンの試運転をおこなって問題がなければ、交換取り付け作業の完了です。
【F25ZTES-W】 の特徴
今回新しく取り付けたエアコン【F25ZTES-W】はダイキンのEシリーズです。高温でも能力の落ちにくい特性を活かした先進の冷媒制御技術で、外気温が高い日も効率よく冷房運転が行えるのが特徴です。また専用アプリを使えば、スマートフォンやタブレットがリモコン代わりとなり、家の中でも外出先でも自在にエアコンを操作できる便利機能も魅力です。
エアコンの寿命
今回の事例では、エアコンが古くなって寿命がきたために交換取り付けを行いましたがエアコンの寿命はどのくらいかご存知でしょうか。
10年が目安
エアコンの寿命は使用状況や環境にもよりますが、一般的には10~15年が目安です。10年以上使用できる場合もありますが、10年を超えてくるとメーカー側もパーツの製造を終了している場合も多く、不具合が起きても修理・パーツの交換が行えなくなってくるのです。そのため、不具合が起きても修理できる目安として10年となっています。また、10年以上使用していると経年劣化による不具合が起きやすくなるからです。
寿命を迎える前兆
エアコンの寿命は10~15年が目安ですが、少し幅があります。「自分が家で使っているエアコンがそろそろ10年経つけれど、そろそろ寿命なのかまだ大丈夫なのか知りたい」という人もいるのではないでしょうか。そこでエアコンが寿命で壊れてしまう前兆を紹介します。
異音がする
エアコンはもともと稼働時に一切音がしないというわけにはいきませんが、今までに聞いたことのないような音がし始めると故障の可能性があります。例えば、配管にゴミなどが詰まるとポコポコとした音が鳴り、内部のパーツが劣化すると軋んでミシッと音がしたり、パキッと割れる音がします。ガラガラとくぐもった音が鳴るときにはファンが破損、フィルターの自動お掃除機能があるエアコンから軋む音がしたら自動お掃除が防害されているでしょう。このように内部が劣化して破損すると、今まで聞かなかった音がしてくる場合があります。
水漏れ
エアコン本体から、ポタポタと水が漏れてくる場合があります。エアコンは正常に動いていればエアコン本体からも室外機からも水が漏れてくることはありません。水漏れが起きているということは、内部でなにか異常が起きていると考えます。寿命を迎えたエアコンは内部でなにかしらの不具合が起き始めているので、水漏れは前兆の一つと言えます。
リモコンが反応しない
リモコンを押してもエアコンが反応しないとき、リモコンの電池切れを疑うことが多いと思いますが、電池を変えてみても反応しない場合にはエアコン本体に問題があります。エアコンは経年劣化すると基盤や受信部にも不具合を起こす場合があり、そこらが不具合を起こすとリモコンが効かなくなります。
エアコン関連で困ったことがあれば街の修理屋さんへ
エアコンが古くなって、調子が悪くなってきたと思ったら業者に依頼して一度点検してもらいましょう。修理が可能な場合は修理をして、もう寿命がきていた場合は交換をしてもらいましょう。街の修理屋さんでは修理から交換取り付けまで対応しています。お気軽にご相談ください。