スズメバチ駆除は誰がやる?行政依頼の注意点から自力駆除のコツまで徹底解説

気温が高くなると虫は活発になるものですが、特に気を付けたい虫といえば……

そう、ハチです。

中でもスズメバチは体も大きく獰猛で、ミツバチのように1回刺しただけで終わらず何度でも針を刺してくる厄介者です。

そんなスズメバチ、見かけることがなければ平和でいられるものの、自宅や近所で巣を作られてしまったら大変ですよね。

刺されたらアナフィラキシーショックにより、場合によっては死に至ることもあるスズメバチ。

今回はそんなスズメバチの駆除について解説していきますね。

なお、この記事内では自力での駆除方法なども掲載しておりますが、無理に駆除を行うと思わぬ大けがの元となります。「難しそう」「怖そう」など、少しでも不安があれば駆除は業者に依頼してくださいね。

スズメバチとは

スズメバチは体長17mmから28mmとハチの中でも体の大きい虫です。攻撃と威嚇性が強く、少しでも巣に近付いてきた生き物に対してすぐさま攻撃してきます。

巣に近付きさえしなければ被害は少ないものの、その巣は家のすぐそばにつくられることも多くあります。

4月下旬頃から5月にかけて、冬眠から目覚めた女王バチが巣作りを始めます。この巣を作る場所は、家の軒下や屋根裏、樹木の空洞や木の枝などです。森の中や山奥の木に巣を作られる分には、出会うこともないので影響はないと言って良いでしょう。しかし、自宅玄関の軒下や、自室の上の屋根裏などに作られてしまえば大変なことになります。

スズメバチの巣と活動

スズメバチの巣は、4月から5月にかけて女王バチにより作られ始めます。初期のこの頃はまだ巣も小さく、形も独特です。丸底フラスコの口を下に向けたような形状です。

巣は7月頃の梅雨から初夏にかけて、ソフトボールほどの大きさまで大きくなります。この時期、働きバチの数も増えはじめます。

8月から9月の夏に、スズメバチは活動が盛んになります。数百匹の働きバチが飛び回り、巣はバスケットボールほどの大きさになります。9月には新しい女王バチも生まれ、巣の周囲は大変危険です。この時期からは、自力駆除はせず業者に依頼しましょう。

10月以降は女王バチが巣立ち、越冬の準備に入ります。11月を過ぎる頃には新しいハチは生まれず、働きバチは越冬できずに死滅します。

駆除方法

スズメバチの駆除方法は3種類あります。

1つは、スズメバチの巣に直接殺虫剤を吹きかける方法です。

2つ目は、ハチトラップを設置する方法になります。

3つ目は、業者に依頼する方法です。

業者依頼以外の2つについては、どちらの場合も作業は夜に行う必要があります。

明るい時間帯は働きバチが外に出ているため、攻撃される恐れがあるためです。

それぞれの方法について、詳しく説明します。

殺虫剤で駆除

自力で巣ごとスズメバチを駆除する場合は、巣に直接殺虫剤を吹きかける方法をとることになります。手順は下記の通りです。

  1. 防護服か肌を露出させない服(長袖長ズボン、帽子、マスク、眼鏡かゴーグル)を準備
  2. ハチやゴキブリ用のスプレー式殺虫剤を3本以上用意
  3. 巣やハチの死骸回収用の箒、塵取り、ゴミ袋を用意
  4. 高い位置なら高枝切りバサミと脚立を用意
  5. 赤いセロファンを貼った懐中電灯を用意
  6. 日が暮れてから駆除開始
  7. 明かりは消す
  8. 赤セロファン付き懐中電灯で場所を確認
  9. 足元とハチに注意しながら殺虫剤を巣に吹きかける
  10. スプレー3本なくなるまで断続的に吹き続ける
  11. 翌日まで待ってから巣とスズメバチの死骸を回収
  12. ゴミ袋にまとめて処理

注意点としては、ハチは黒を攻撃する傾向にあるため、服装は黒色を避けることです。

また、ニオイに敏感なので、香水やかおりの強い柔軟剤、香りの残りやすい石鹸の類は使わないようにしましょう。人間の汗のニオイにも反応するため、駆除作業前はシャワー等で汗を流しておきましょう。

自力駆除ができない場合

殺虫剤の射程を超えるような高い位置、遠い位置にある巣は、市販の殺虫剤で対処できません。

25cm以上の大きな巣も、大量のスズメバチが潜んでいる巣になるため危険です。7月末を超えるとハチは活動が活発になり獰猛です。夏のスズメバチは大変危険です。

上記のような場合は、自力で無理に駆除を行わず、業者に依頼しましょう。

トラップを使う方法

スズメバチ用のトラップには2種類あります。1つは、エリヤゴキブリなどにも使われるような毒餌です。2つ目は、ぶら下げたポット型のトラップにハチをおびき寄せて捕らえるタイプのトラップです。

前者の場合は、毒入りの餌を食べたスズメバチが巣内で幼虫や仲間に毒餌を与え、時間差で死滅させます。卵には効きませんが、卵から孵った幼虫は働きバチが死滅した後に孵化するため餌を貰えず餓死します。結果的に、成虫から卵まで一網打尽にできます。

2つ目は、ハチを呼び寄せるニオイの出る液体を入れたペットボトルなどに誘い込むタイプの設置型トラップです。ジュースやワインなどの液体が入ったペットボトルに、スズメバチが入れるサイズの穴を開けて木などにつるします。時間がたつと、ニオイに誘われたハチがボトル内に落下して出られないまま溺れ死ぬ仕組みです。

DIYでオリジナルトラップを作る方もいらっしゃいますが、スズメバチのトラップは市販されています。

業者に依頼

害虫駆除業者に依頼する時は、ハチの種類や巣の大きさ、場所を伝えておくと見積もりなどもスムーズに進みます。

もちろん、ハチの種類が分からない場合は業者が見積もり調査の段階で確認しますのでご安心ください。

役所など行政に依頼

市役所や区役所などの行政がスズメバチの相談を受け付けていることがあります。

「スズメバチは危険なので役所が退治してくれるはず!」と思っていらっしゃる方も多いですが、そうとも限りません。

地域によって、行政側での対応は変わるためです。

主な対応は下記4種です。

①駆除用の防護服のみ貸し出し

②害虫駆除業者を紹介

③補助金制度

④駆除代行

①駆除用の防護服貸し出し

まず①についてです。

スズメバチは獰猛で攻撃力が高いので、駆除の際は防護服が必要になります。

防護服は、駆除の際に顔や肌を守る役目を果たします。

②害虫駆除業者を紹介

②の害虫駆除業者紹介は、手配ではありません。あくまで紹介です。

地域によって差はありますが、個人の土地の敷地内にある虫は、たとえスズメバチであっても行政側からは手が出せないこともあります。そのため、そうした地域の行政側からの返答は「駆除業者の紹介はするので、手配や費用の負担は依頼者が行ってください」という形になります。

③スズメバチ駆除料金補助制度

③の補助金制度は、直接的な駆除ではありませんがスズメバチ駆除に大きくかかわります。これも地域によって制度の有無から金額まですべて異なりますので、お住いの地域のホームページなどをよくご確認ください。内容としては、「スズメバチの駆除にかかった費用の一部を行政が負担する」というものです。申請すると、駆除にかかった費用の一部が返金されるため、利用できる場合はぜひ申請しましょう。

④駆除代行

最後の④駆除代行は、行政側で駆除できる人を手配してくれるものです。

地域は限られますが、申請すれば無料で駆除対応してくれることもあります。

ただし、駆除対応を行うのはスズメバチのみです。ハチの種類が分からないときなどは、まず種類を確認してから申請するようにと断られてしまいます。

「スズメバチだと思っていたらアシナガバチだった」というような場合には後から駆除費用を請求されたり、一旦キャンセル扱いとなり再度申請が必要になることもあります。種類が分からない時は、まず駆除業者に依頼して種類を確認してもらいましょう。

ハチの見分けがつかなくて困ったら?

「ハチが玄関に巣を作っているから対応してほしい!」といった場合、ハチをすぐ近くで視認するためハチの種類も分かりやすいでしょう。

しかし、「ハチが飛んでいるけれどどこに巣があるのか分からない」「動きが早くて模様や形が分からない」といった場合には、種類の特定も難しいですよね。

そんな時は、街の修理屋さんのような害虫駆除業者へ調査を依頼しましょう。

害虫駆除業者であれば、屋根裏などの分かりづらい場所にできた巣の発見や撤去もできる上に、虫は見慣れているため種類の特定もできますよ。

スズメバチに困ったときは、ぜひご相談くださいませ。街の修理屋さんならお見積もりは無料です。スズメバチ駆除の場合、費用は7,700円からです。「ハチのような虫が1匹いたから退治してほしい」というご依頼も承りますよ。

お気軽にお電話もしくはメールにてご連絡くださいね。

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