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白熱電球をLED電球に交換する際のポイント【取り付け方法も解説】

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「現在、白熱電球を使用している。そろそろLEDに交換しようと考えているけれど、交換の際のポイントがあれば知りたいな…」という方は、多いと思います。

LEDに変えれば、電気代が節約できたり、寿命が長持ちしたり、メリットがたくさんありますからね。しかし、交換する際に何から行えばいいか、分からないでしょう。

そこで今回は、以下の内容について解説します。

  • LED電球に交換する際のポイント
  • LED電球の取り付け方法

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は確保されているので、ぜひ参考にして、照明の情報収集に役立ててくださいね。

LED電球に交換する際のポイント

LED電球に交換する際のポイント

白熱電球からLED電球に変える際、正しい選び方を知っておけば、「LED電球にしてよかった」と思えることでしょう!
LED電球に交換するときに重要となる6つのポイントをご紹介します。

明るさ

より明るい照明にしたいと考えたとき、明るさの基準にすべきなのは「ルーメン(lm)」です。ルーメンというのは光の束を意味し、照明から出てくる光の量を表しています。

消費電力=ワット(W)数の数値が大きければ大きいほど明るいと勘違いしやすいですが、W数で明るさを判断するのは白熱電球を選ぶ場合です。LED電球においては明るさはルーメンで表されるため、ルーメンの数値が大きいほど光が明るくなります。

それまで使用していた白熱電球と同程度の明るさが欲しい場合には、LED電球に表示されている「~W相当の明るさ」という部分を参考にしてください。

一般家庭でもっとも多く使用されている口金が「E26」の白熱球を例に、各ワットに対応するLED電球のルーメン値をみてみましょう。

白熱電球20(W)30(W)40(W)50(W)60(W)
LED電球170(lm)~325(lm)~485(lm)~640(lm)~810(lm)~

大きさ

白熱電球とLED電球では、電球そのものの大きさも異なります。一般的にLED電球の方が白熱電球よりも大きいです。

LEDには熱に弱いという性質があり、放熱するためにヒートシンク(放熱板)を用いてモジュールが発する熱を外へ逃がす必要があります。このことから、白熱電球よりもやや大きくなっているのです。
ガラスシェードなど電球部分が覆われるデザインの照明器具では、LED電球が取り付けられないことがあります。事前にサイズを測っておくことをおすすめします。

また、照明器具とLED電球のヒートシンク部分が接触、あるいは極端に隙間が少ないと、放熱効果が得られません。その結果、低寿命化や破損の原因になったり、発火の恐れがあるため装着を避けてください。

イメージ写真

光の色

電球には光源の明るさとは別に、「色温度」と呼ばれる光の色を決める単位があります。色温度の単位はケルビン(K)で表示され、数値が低ければ低いほどオレンジっぽい暖色系の色を、数値が高ければ高いほど青みがかった寒色系の色の光を放ちます。

色温度の数値で異なる光の色は、全部で5種類に分けることができます。
・約3000Kの「電球色」
・約3500Kの「温白色」
・約4200Kの「白色」
・約5000Kの「昼白色」
・約6500Kの「昼光色」

光の色は部屋のイメージや照明の効果に影響を与えるため、シーンに合ったものを選ぶようにしましょう。

電球色は寝室やリビングなどリラックスしたい場所に、昼光色は書斎や作業部屋など集中力を高めたい場所に適しています。
昼白色は太陽光にもっとも近い色で、自然な明るさを再現できるため、比較的どんな部屋にも向いています。化粧部屋や脱衣所によく使われます。

光の色

光の方向

LED電球には2つの方向があります。
光の方向が不適切だと、明るさや色味が合っていても、十分な性能を得られない可能性があるため注意しましょう。

一つは、光が全方向に広がる「全般配光」です。このタイプは光の広がり方が300℃程度で、部屋全体を明るくしたいときに向いています。リビングやダイニングなどの部屋、ペンダントライトやシャンデリア、スタンドライトなどの照明器具と相性が良いです。

もう一つは、光が下方向120℃程度に広がる「準全般配光」です。このタイプでは光をスポット的に照らすことが可能で、トイレや廊下などの部屋、ダウンライトやスポットライトなどの照明器具と相性が良いです。

調光機能

調光機能というのは、光の明るさを段階的に調節できる機能のことです。
LED電球には調光機能に対応した製品もあるため、照明の用途に応じて使い分けることができます。
調光機能のある照明器具は、電源スイッチに明るさを調節するためのツマミがついているのが特徴的です。

ただし、LED電球のすべてが調光機能に対応しているとは限りません。万が一、調光機能のある照明器具に調光非対応のLED電球を取り付けてしまった場合、故障する可能性があります。

調節機能を使用せず、点灯・消灯のみで使用していたとしても故障の恐れがあります。LED電球を選ぶ際は必ず調光機能の有無を確認するようにしてください。

交換後の電球
交換後の電球

口金のサイズ

口金というのは、電球を照明器具のソケットに差し込む金具部分のことです。

口金のサイズは、一般家庭では直径が26㎜の「E26」がもっとも多く使用されています。ダウンライトや間接照明などの小型電球でよく用いられるのは直径が17㎜の「E17」です。

口金のサイズを間違えると、明るさに誤差が生じるだけでなく、そもそも取り付けができないことが大半ですので、LED電球を選ぶ際には必ず確認してください。
電球自体にサイズの記載がない場合は、口金部分の直径を定規やメジャーなどで測っておきましょう。

シーリングライトを交換するメリット

シーリングライトを交換すると、こんなメリットがあります。

省エネルギー

LEDは白熱電球に比べて非常に省エネルギーです。同じ明るさを保ちながら電力消費が少ないため、電気料金の節約に繋がります。

長寿命

LEDは長い寿命を持っており、通常は数万時間以上も使用可能です。一方、白熱電球は寿命が短く、頻繁に交換する必要があります。

低発熱

LEDは発熱が少ないため、照明器具や周囲の温度を上げることがありません。熱対策が必要ないため、使用場所の選択肢が広がります。

明るさの調整

多くのLED照明器具は調光可能で、明るさを調節することができます。これにより、シーンや用途に合わせた光量が得られます。

環境にやさしい

 LEDは発光に際して有害物質を含まず、廃棄物も少ないです。また、省エネルギー性により二酸化炭素排出量の削減に貢献します。

虫が集まりにくくなる

LED照明は、一般的には虫が集まりにくい特徴があります。これは、LEDが発する光のスペクトルが、昆虫にとっての魅力が少ないものであるためです。

シーリングライトを交換するデメリット

シーリングライトは交換すれば必ず良いことばかり起きるわけではありません。交換するデメリットもありますので、比較時の参考にしてみてください。

初期コスト

LED照明器具や電球の初期コストは白熱電球よりも高いことがあります。しかし、長寿命と省エネルギー性から長期的にはコストを削減できます。

色の再現性

一部のLEDは色再現性に難がある場合があります。特に、暖色系の色再現が白熱電球に比べて難しいことがあります。

照射角の限定

一部のLEDは狭い照射角を持っているため、広い範囲を均一に照らすことが難しいことがあります。

電圧安定化の必要性

 白熱電球と異なり、一部のLEDは電圧の変動に敏感な場合があり、電圧安定化装置が必要なことがあります。

LED電球の取り付け方法

LED電球の取り付け方法

次に、実際にLED電球を取り付ける方法をご説明していきます。

既存の電球を取り外す

まずは既存の白熱電球を取り外します。感電や火傷の危険を避けるため、作業の前に電源を切り、電球の熱が冷めるまで待ってから触れるようにしてください。
濡れた手で触ると電球のガラス部分が温度変化によって割れてしまいます。水分の付着には十分注意しましょう。

床に脚立やイスなどを置き、安定性があることを確認した上で昇ってください。
電球が高所にある場合などは、落下・転倒事故に気を付けるようにし、少しでも不安を感じたら専門業者に依頼することをおすすめします。

白熱電球のソケットを片手でしっかりと持ち、もう片方の手で電球を左方向に回して外してください。

不要になった電球は、市区町村の指示に従ってゴミに出します。
割れてガラスが飛び散ると危険ですから、紙や布などに包んでから処分するのが原則です。

新しい電球を取り付ける

新しいLED電球を用意したら、外したときとは逆方向(右回り)にくるくると回して取り付ければ作業完了です。
取り付けが完了するまでは電源スイッチをONにしないでください。

LED電球は白熱電球よりも外形サイズが大きいことから、物理的に取り付けができない照明器具もあります。また、反射板などを使った照明器具の場合、LED本来の特性を得られないことがあります。
どうしてもLED電球に交換したい場合、照明器具自体を交換しなければならないケースもあるでしょう。

照明器具の交換は、電気工事士の資格所有者でないと作業が行えません。
DIYで交換することは難しいため、専門業者に相談してください。

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