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LED照明のちらつきの原因は?フリッカーの原因を徹底解説

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LED照明(LED電球)のちらつきでお困りではありませんか?

LED照明のちらつきは「フリッカー」と呼ばれる現象で、照明のトラブル事例として多く挙げられます。
弊社にも、照明器具を変えたらフリッカーが起こるようになった、長く使用しているLED照明が突然ちらつくようになった…などさまざまなご相談が寄せられますが、照明のちらつきに影響されず快適に生活するには、その原因に応じて対処していくことが大切です。

この記事では、LED照明のちらつき(フリッカー)の原因と対処方法を徹底解説していきます。

LED照明のちらつき(フリッカー)の原因とは?

LED照明がちらつくフリッカー現象の原因は、LEDや蛍光灯などの照明器具やディスプレイなど発光する機器で発生する細かい点滅です。

多くのLED照明では、一定の周波数で高速点滅させる「ダイナミック点灯方式」という点灯方式が採用されています。ダイナミック点灯方式では、連続的に発光するために、高周波数で点滅の間隔を短くし、残像現象によって人の目に常に点灯しているように見せているのです。

例えば、50Hzの場合は1秒間に100回、60Hzの場合は1秒間に120回もの点滅を繰り返しています。
しかし、点滅回数が少なくなるほど人の目で認識できるようになり、さまざまな悪影響を及ぼす恐れがあると考えられています。

健康被害を防ぐ目的で、電気用品安全法(PSE)では、一般照明用にLEDを使用するにあたり、「繰り返し周波数が100Hz以上であること」や「光出力の繰り返し周波数が500Hz以上であること」などの基準を設け、ちらつきを感じないものであることと定めています。

フリッカーによって起こる悪影響とは?

フリッカーが発生することにより、健康被害が起こる可能性があります。

2010年3月に北海道札幌市の市役所で、約9000本の蛍光灯を直管型LED照明に交換したところ、一部の職員が目の疲れや気分が悪いなどの症状を訴えたという問題が生じました。この出来事を機に、電気用品安全法(PSE)が改正されたのです。
そのため、現在電気店などで販売されている製品は、フリッカー現象を抑制されたものが大半を占めますが、中には基準を満たしていない商品もあるため注意が必要です。
電気用品安全法(PSE)のちらつき基準に満たないLEDを使用すると、LEDの特性である高速点滅により、下記のような症状が起こることがあります。

  • 眼精疲労
  • 頭痛や肩コリ、首コリ
  • 疲労感

フリッカーが発生した場合の適切な対処方法とは?

LED照明を使用していて、万が一フリッカーが発生した場合、どのように対処すればよいのでしょうか。フリッカーが発生する原因は、照明自体の性能に問題がある場合と、照明の不具合が原因である場合とに分かれます。
ここでは、原因別にフリッカーが発生した時の対処法をご紹介します。

フリッカーレス照明を選ぶ

電気用品安全法(PSE)のちらつき基準を満たしておらず、照明自体の性能が悪い場合は、フリッカーが発生しにくいフリッカーレス照明を選んでみてください。

一般家庭での使用はもちろん、オフィスや工場などに導入すれば、社員の作業効率が上がり会社全体のメリットに繋がります。また、LED照明は省エネ性が高いため、電気代の節約にもなるでしょう。

LED照明のちらつきはカメラを通すと分かるため、スマホなどで撮影した時に色合いが変化したりノイズが入ったりすることがあります。
そのため、フリッカーレス照明は写真スタジオや展示場などの場所でも活用されています。

ブレーカーや家電製品の点検をしてもらう

フリッカー現象は、ブレーカーの故障や同じ部屋にある電気用品などの影響で発生することがあります。

ブレーカーや家電製品を10年以上使用している場合や、不具合を発見した場合は、一度電気工事業者に点検してもらうことをおすすめします。

経年劣化で寿命になっていることもあれば、配線の接触不良が生じていることもあるでしょう。原因特定のためにも、プロの目で確認してもらうと良いです。

LED照明や配線器具の修理・交換を行う

LED照明や配線器具の不具合が原因でフリッカーが起きている場合、修理・交換を行うことで解決できます。

長年、問題なく使用できていたLEDが急に点滅するようになったケースでは、電球やライトの寿命が原因の可能性があります。
LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて長寿命(4万~5万時間)です。しかし、光源であるLEDチップ以外のさまざまな部品で構成されているため、それらの部品が劣化すると故障してしまうのです。例えば、レンズや封入樹脂、リードフレームなどが挙げられます。
LEDチップ自体も熱に弱いため、高温に晒され続けると寿命が短くなる恐れがあります。

照明器具本体ではなく、引っ掛けシーリングやローゼットなどの配線器具が原因ということもあります。
10~15年を目安に交換することが推奨されているため、電気工事業者に点検・交換してもらいましょう。

LED照明のちらつきや不具合でお困りの際はプロに点検修理を依頼しましょう

今回は、LED照明のちらつき(フリッカー)の原因と対処方法を解説しました。
フリッカーは目に負担をかけるため、眼精疲労などの健康被害を及ぼす恐れがあります。LED照明のちらつきが気になる時は、プロの業者に点検修理を依頼してください。

最近では、LED電球に便利な機能がプラスされたスマートLED電球などが人気です。スマホから調光できたり声だけで電源のオンオフができるなどの機能が付いています。パナソニックや東芝などの大手メーカーの製品なら安心してお使いいただけるでしょう。

弊社『街の修理屋さん』では、LED照明のちらつきに関するご相談に対応しています。LEDシーリングライト・電球型LEDランプ・電球型蛍光灯など、あらゆる種類の照明器具の取り付け・交換が可能ですので、ぜひお気軽にお申し付けください。


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