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三菱 換気扇 (VD-13ZC12)交換

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「VD-13ZC12」
の施工実績有り!

お困り事・ご質問があれば実績のある弊社にご相談!

浴室の換気扇やレンジフードなどは、長く使用していると故障が発生しやすくなります。「異音がする」「汚れやニオイが気になる」「電源を入れても動作しない」という症状は、故障のサインです。

換気扇の不具合の原因として考えられるのは、埃や塵、水垢、湿気による錆などです。特に、浴室換気扇は湿気に晒されやすいため、使用環境によっては錆が原因で故障してしまうケースは少なくありません。古くなった換気扇の錆を取り除くことは難しいため、換気扇交換を検討しましょう。

この記事では、換気扇を交換する方法を、実際の施工事例(三菱VD-13ZC12)をもとに解説していきます。

浴室換気扇の調子が悪いため調査してほしい

今回のお客様は、「自宅の浴室換気扇の不具合が気になる」とのことでお問い合わせいただきました。

電源を入れると、モーター音はするものの、「ジー」という異音がするとのことです。また、以前より風量が弱く、浴室に結露ができるようになったため、弊社にご相談いただきました。

長年ご使用になっている換気扇ですので、交換も視野に入れていただいた上で、調査に伺うことになりました。

現場にて換気扇の経年劣化や錆を確認

弊社スタッフが現場にて浴室換気扇の点検を行ったところ、本体に経年劣化や錆つきが確認できました。

浴室は水を使う分、湿気が溜まりやすく、錆が生じやすいです。そのため、浴室換気扇の不具合の原因は、モーターやファンの錆が最も多いといわれています。
錆は部品のズレや隙間を生じさせるため、動作不良の直接的な原因になるのです。錆による換気扇の不具合は浴室やキッチンに多く、トイレではあまり見られません。

換気扇が数年以内に購入されたものであれば修理を奨めることもあります。しかし、10年以上使用されていたため、修理費用の方が高くついてしまいます。
お客様に交換をご提案し、ご承諾を得て交換作業を行うことになりました。

換気扇を三菱電機「VD-13ZC12」に交換取り付け

今回は、古い換気扇を三菱電機の「VD-13ZC12」に交換取り付けしました。ここでは、実際の交換工事事例を元に、作業内容をご紹介します。

浴室換気扇の交換方法と手順

1.既存の換気扇を取り外す

作業の前に、感電防止のためブレーカーを落とし、換気扇の電源を切ります。また、作業員の安全のため、ゴム手袋やマスクを装着します。

はじめに、換気扇の前面パネルを取り外し、本体が見える状態にします。本体にはシロッコファンやモーター、ファン、スピンナーなどの各部品が付いていますが、本体前面のネジをドライバーで外せば、丸ごと取り外せます。
その際に天井裏のダクトや配線も外します。

今回の事例では、ダクトの中のホコリを取り除き、掃除を行いました。ダクトの状態も換気扇の性能に関わるため、交換の際はしっかりメンテナンスをすると良いです。

2.新しい換気扇を取り付ける

新しい換気扇を用意し、本体からダクト接続口を取り外します。
ダクト接続口をダクトに差し込み、野縁に固定し、換気扇本体を据え付けます。この時、本体上部のツメはダクト接続口の穴に差し込み、ダクト接続口の凸部は本体の穴に差し込みます。

そして、付属のネジで天井との隙間ができないように固定し、ダクトの接続部分をアルミテープで巻き付けます。

3.壁のスイッチを交換する

三菱電機の「VD-13ZC12」に対応したコントロールスイッチを用意し、既存のものと取り替えます。
スイッチの交換方法は次の通りです。

  1. プラスドライバーでネジを緩めてスイッチのカバーを外す
  2. 壁の中からスイッチを取り出す
  3. スイッチの裏側に繋がる配線をマイナスドライバーで取り外す
  4. 新しいスイッチに配線を接続して壁に取り付ける
  5. スイッチのカバーを取り付ける

ワイドタイプのスイッチに変わり、操作性も向上しました。

4.電気配線やアース線などの電気工事

取扱説明書の結線図に従い、電気配線とアース線を接続します。電気工事に失敗すると、モーターが故障してしまうため、正しい結線が必要です。
結線の失敗でモーターが故障した場合、メーカーの保証サービス(交換部品代)の対象外となるため、DIYでは行わないようにしましょう。

5.試運転

Before
After

前面パネルをバネを本体に差し込み、天井に固定します。パネルがしっかりと設置できたら、ブレーカーを入れて換気扇の電源をONにします。
スイッチの切替に問題がないか、異音がしないか、運転に異常がないかを確認し、作業完了です。

三菱電機のダクト用換気扇「VD-13ZC12」特徴

  • 発売日は2020年6月1日。浴室、トイレ、洗面所で使用できる天井埋込形換気扇
  • パネルに親水性と疎水性の2つの汚れの付着を抑える「デュアルバリアマテリアル」採用
  • シロッコファンに特殊コーティング「ハイブリッドナノコーティング・プラス」採用
  • 換気性能が高い「デルタシロッコファンβ」と省電力設計のモーターを搭載
  • 低騒音設計で運転音が気にならない
  • テーピングしやすいダクト接続口

換気扇の寿命や故障のサインを解説!

一般的な換気扇の寿命は10~15年といわれています。この年数はあくまでも目安のため、場合によっては劣化が早まる可能性もあります。
長期間使用していると、埃や汚れが蓄積し、内部部品も消耗するため、本来の換気能力が発揮できません。購入から10年を超えたら、故障の可能性が高まると頭に置いておきましょう。
ここでは、換気扇が故障に近づいているサインを解説します。

換気扇から異音がする

換気扇の故障の可能性がある異音にはいくつか種類があります。対処法と共にチェックしてみましょう。

  • 「ジー」「ジジジ」

換気扇のモーターやファンが錆びている可能性があります。錆び取りで一時的に異音は収まりますが、経年劣化しているケースが多いため、換気扇本体の交換が望ましいです。

  • 「キーン」

換気扇が経年劣化により故障している可能性があります。換気扇本体の交換を行いましょう。

  • 「ゴー」「ゴゴゴゴゴ」

換気扇に汚れが溜まっている可能性が高いです。定期的な清掃をおすすめしますが、カビや油汚れが酷い場合などは交換も検討しましょう。

  • 「カラカラカラ」

換気扇のモーターの軸が破損している可能性が高いです。業者に修理や交換を依頼しましょう。

換気風量が少ない

購入当時と比べて換気風量が少なくなったら、故障のサインといえます。
換気扇のフィルターにホコリが詰まっていないかを確認し、汚れを取り除いてください。それでも換気風量が足りない時は、次の手順で簡単な点検を行いましょう。

【換気扇の電源を入れて換気運転を行う⇒ティッシュペーパーを吸い込み口にあて、ティッシュの角が吸い込まれるか確認する】

この方法でティッシュの角が吸い込まれない時は、排気経路に汚れが溜まっている、あるいは部品の不具合が考えられます。業者に点検してもらい、原因特定を行いましょう。

電源を入れても動かない

換気扇の電源を入れても動かない時は、完全に故障している可能性があります。
あるいは、電気回線やコンセント、スイッチに不具合が生じていることが考えられます。必要に応じ、修理や交換を行ってください。
ただし、配線関係を触る作業は感電の恐れがあるため、自分で行わず、必ず資格をもった専門家にお願いしましょう。

「換気扇の故障!?」と思ったら街の修理屋さんにご相談ください

今回は、古い換気扇を三菱電機の「VD-13ZC12」に交換取り付けする作業内容をご紹介しました。

浴室換気扇はカビの発生を抑制するのに必要ですから、浴室を快適に使用するためにも、健康のためにも、換気扇がきちんと動いているか日ごろからチェックしておきましょう。

換気扇の故障が疑われる時は、自分で分解や修理をしようとせず、専門業者に点検を依頼してください。配線工事には電気工事士の資格が必要です。思わぬ事故を防ぐためにも、無理な作業は控えましょう。

街の修理屋さんでは、浴室換気扇はもちろん、台所換気扇やレンジフード交換にも対応しています。
プロペラファンからシロッコファンに取替えることも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


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