鳥のフン害対策・車や自転車、家を守る方法

みなさんはこんな経験はありませんか。「朝車で出かけようとしたら、窓やドアに鳥のフンがついていた」「家の前の道路が、いつも鳥のフンで汚れている」「自転車のサドルに、鳥のフンがついていた」など、鳥のフンは見た目にも汚いですし、洗車したばかりの車などにされたら気分も落ち込んでしまいます。

しかも鳥のフンというのは、見た目に汚いだけではありません。車などに付着すると、塗装を痛める原因にもなります。また乾燥して空気中に飛散したフンを人が吸い込むと、アレルギー反応を起こしたり喘息になったりすることも。鳥のフンにはさまざまな雑菌が含まれていることもあり、最悪の場合脳障害を起こす原因にもなります。

汚いだけではない、実は危険な鳥のフン。できればされないようにしたいものです。そこで今回の記事では、鳥のフン害を防ぐ方法をご紹介。それと合わせて、フンの掃除方法もご案内していきます。

鳥がフンをするタイミング

フン害対策の前に、そもそもなぜ鳥はその場所にフンをするのか。というところを考えていきましょう。まず鳥は空を飛ぶために、体を軽くしないといけません。そのため消化がほかの動物よりも早く、食べてから長くても2時間くらいでフンをするようになっています。

そうしたことから、鳥はフンを落としやすい生き物ということがわかるでしょう。さらにほかの動物と違うところは、移動中もフンをするということ。鳥は空を飛びながらも、フンをしてしまいます。歩きながらフンをすることが常体になっている動物は稀ですが、鳥は当たり前になっています。

鳥にフンをされる理由

上記の鳥がフンをするタイミングを踏まえて思い出して欲しいのが、鳥のフン害に遭う頻度です。年に数回程度、ほとんどないけどたまにある。そんなときは、たまたま空を飛んでいた鳥に、フンをされてしまったということが考えられます。ですが頻繁にフン害に遭う、掃除してもすぐされる。そんなときは、その場所や物が鳥の休憩所になっていたり、巣が近くにある可能性があります。

まず車や自転車に頻繁にフンをされる場合、これは鳥がよく留まりにくるということを表しています。車や自転車そのものに留まって羽を休めることもありますが、その上の電信柱や電線に留まっていることもあります。鳥がよくくるところなので、フン害も多くなるということです。

家の前の道路や、敷地内もそう。付近の電信柱や電線、屋根やベランダの柵などが鳥の休憩スポットになっている可能性があります。が、これに加えて家の場合、家の敷地内に巣を作られている可能性があります。例えば庭木の上やベランダのすみ、エアコン室外機の裏など。鳥は巣のすぐ外でフンをするので、一箇所にフンが集中している場合は近くに巣があるかもしれません。

鳥のフン対策

鳥にフンをよくされるということは、鳥が集まりやすいところ。ということなので、鳥のフン対策でまず行いたいのが、鳥を寄せ付けないことです。鳥が近くに来なければ、そもそもフンの被害もないわけです。

鳥除けを使う

まずお教えしたいのが、鳥除けを使う方法。鳥除けは市販されていて、さまざまなタイプのものが手に入ります。使えるものや場所もタイプによって違うので、フン害に遭う場所に合わせて使い分けましょう。

鳥除け磁石

どこでも使えて手軽なのが、鳥除けの磁石です。強力な磁石によって、鳥が持っている体内磁石を狂わせ寄せ付けないというもの。固形のものやマグネットシールになっているものなどさまざまあって、車の中に置く、ボディに貼るものや、ベランダなどの下げておけるものなどがあります。大きさもそれほどではないので、場所を選ばないのが特徴です。

バードスパイク

家の敷地などに限られますが、バードスパイクも有効です。針金やプラスチックのトゲトゲがついているシートで、家の庭やベランダの手すりなど、鳥がよく留まる場所に設置するものです。物理的に鳥が留まれなくなるので、磁石よりも有効といえます。鳥以外の野良猫の被害に悩まれている方にも、合わせてご利用いただけます。ただし場所によっては使えないのが難点。また小さなお子様がいる方やペットを飼っている方だと、場所によっては怪我をする危険もあるので注意が必要です。

鳥除けネット

鳥除けネットは、ベランダなどに張って使用します。こちらもバードスパイクと同じく、物理的に鳥を寄せ付けないものです。鳥を留まらせない、入り込ませないことでは有効ですが、利用できる場所がベランダなどの一部に限られるのが難点です。

鳥除けカカシ・目玉

鳥除けカカシ・目玉もある一定の効果はあります。種類はさまざまで、人の形をしていたり、鳥の形をしているものなど。人や鳥などの生き物がいると思い込ませて、鳥に警戒心を生ませて寄せ付けないものです。使い方にも種類があり、置き型や紐で吊るすタイプなど。庭や畑で使ったり、ベランダに下げておくなどができます。ただし効果は微妙で、頭のいい鳥だと偽物とバレてしまい、効果がないこともあります。

センサーライト・アラーム

主に家の敷地や畑などでの使用に限られますが、センサーライトやアラームを使うのも効果的です。これは庭や畑に置く、差し込むもので、動物の動きに反応してライトがついたり音がなるものです。中には超音波を発するものもあり、鳥や動物を光や音で驚かせたり、不快にさせたりして追い払います。使える場所が限定的ですが、一定の効果はあります。一つ注意があるとすれば、人にも反応してしまうところ。ライトや超音波であればそれほど不快ではありませんが、音が鳴るものだと人にも不快感を与えてしまいます。センサーライトやアラームを使うときは、設置する場所にも注意が必要です。

カバーを使う

鳥除けを使っても効果がない、また鳥除けを使えない場所や物の場合はカバーを使うとよいでしょう。主に車や自転車、バイクなどのフン害を抑えるものですが、車体に汚れ防止用のカバーをかけることで直接の汚れを防ぎます。鳥除け磁石では効果がなかった、貸駐車場なのでバードスパイクが使えないなど、鳥を寄せ付けない対策ができない場合は、カバーを使うのが一番です。

鳥のフンの取り方

最後に鳥のフンの取り方をご紹介。まず鳥のフンは、付着から時間が経つと固まって取りにくくなります。そのため鳥のフンを見つけたら、すぐに掃除をするのが一番です。

掃除前の準備

掃除をする前に、まずは以下の道具を準備しましょう。

  • マスク
  • ゴム手袋
  • 水またはぬるま湯の入ったバケツ(難しい場合はペットボトルなど)
  • 掃除用ペーパータオル(なければティッシュ、キッチンペーパーなど)
  • ゴミ袋

家の敷地内をのフンを取る場合

  • デッキブラシ
  • 洗剤

車・バイク・自転車についたフンの取り方

まず作業をする前に、用意したマスクとゴム手袋を装着することを忘れないでください。鳥のフンは雑菌だらけなので、掃除中に吸い込んだり触ったりしないようにすることが大切です。

掃除方法としては、まずは洗い流すこと。用意したバケツの水をかけて、付着したフンを洗い流します。貸駐車場などで水の用意が難しい場合は、ペットボトルなどに入れて持っていってください。自宅駐車場など、蛇口とホースが使える状況の場合は、ホースの水で勢いよく流すのが効果的です。付着したばかりの柔らかいフンであれば、この水を流す作業だけで取り除くことができます。

固まってしまったフンであれば、ペーパータオルに水を含ませてフンの表面に貼り付けてください。そうしてフンを柔らかくしてから、ペーパータオルで拭き取ります。綺麗になったら水で洗い流しましょう。汚れがしつこい場合は、この作業を繰り返します。最後に車用洗剤などで洗い流すとより綺麗になります。

車などを洗うときに注意したいのは、強く擦りすぎないこと。鳥のフンには鳥が食べた木の実の種や小石が入っていることがあります。こうしたフンを取ろうと強く擦ると、ボディやガラスを傷つけてしまう可能性があります。また洗剤を使うときは必ず車用のものを使うこと。キッチン洗剤や漂白剤、重曹などを使うと塗装やコーティングがハゲてしまうことがあります。

家の敷地内についたフンの取り方

家の敷地内も同様、作業前には必ずマスクと手袋をしてください。作業内容も車などのときと同様、基本的にフンを洗い流します。このとき車と違うのは、汚れがしつこい場合は、キッチン洗剤を使ってもOKなところ。またブラシでゴシゴシ洗っても大丈夫です。ぬるま湯を用意できる場合は、まずぬるま湯をかけてからブラシで擦ります。それでも落ちない場合は、洗剤を使って洗いましょう。壁などの手の届かない場所にフンが付着している場合は、脚立を使ったり柄の長いブラシを使ってください。高圧洗浄機のあるご家庭であれば、高圧洗浄機の水の勢いで洗い流すのが便利です。

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