
ドアホンを取り付ける方法についてわかりやすく紹介します
「誰か訪ねてきた時に、どんな人か映像で確認したい…」と思ったことはありませんか?
最近はいろいろな機能がついたドアホンが発売されていて、しかも1万円前後から購入することができます。
さらに以前と比べて、取り付ける方法も簡単になっています。
「それなら交換したい!」と思う方も多いでしょう。
ここで疑問が生まれます。
「うちのインターホンは自分で交換できるのかな?」と思いませんでしたか?
実はインターホンを自分で交換することはできますが、いくつか条件があります。
この記事では、ドアホンを取り付ける方法について簡単に解説しています。
ドアホンを取り付けたい

「ドアホンを取り付けたい」と思っても、すぐに交換できない場合があります。
賃貸物件にお住まいの方は、まず管理会社か大家さんに相談してください。
ここからは、一軒家にお住まいの方に向けての説明になります。
ドアホンを取り付けたい場合、『自分でできるもの』と、『できないもの』があります。
自分で取り付けできるもの
自分で交換できるかどうかは、電源をどこから取っているか確認することでわかります。
【自分で交換できるタイプ】
- 電源プラグが付いている
- 乾電池で動く
つまり電源プラグが無く、乾電池の交換もできないインターホンは自分で交換できないということになります。
ちなみに『インターホン』の中に『ドアホン』という種類があると思ってください。
実際には同じような意味で使われています。
電気工事が必要なもの

電気工事が必要なインターホンは、電源コードを直接本体に接続してある種類です。
【電気工事が必要なタイプ】
- 壁の中から電源を取っている
- ガス警報器などと連動している
- 壁や門に埋め込まれている
- 固定電話と繋がっている
- チャイムのみからモニター付きに変更
などは自分で交換することはできませんので、専門業者に相談しましょう。
取り付けの仕方
ここからは一般的な取り付け方についての説明します。
インターホンの交換は基本的に3つの作業に分けることができます。
- 電源を取る
- 配線を繋ぐ
- 壁に固定する
それぞれの作業ごとに簡単に解説していきます。
ドアホンを簡単に交換するための条件
重要なので、もう一度確認します。
【自分で交換できる条件】
- コンセントから電源をつなげている
- 乾電池で動いている
- チャイム用コードが配線している
チャイム用コードとは、親機と子機を繋いている通信用のコードです。
弱い電流が流れていますが、触っても大丈夫です。
もし間違えて電源ケーブルを触ると感電する危険性がありますので、わからない場合は専門業者に相談した方が安心です。
既存の電子子機の取り外し方

まず、玄関についている子機を外す方法です。
ドライバーがあれば外すことができます。
【外についているボタンを外す方法】
- 子機を固定金具から外す
- 子機からチャイム用コードを外す
- 固定金具を取り外す
子機にも種類がありますが、どれもネジで固定されているだけなので簡単です。
カメラ付きドアホンの取り付け方
次に新しい子機を取り付ける方法です。
便利なカメラ付きドアホンを取り付けてみます。
【カメラ付きの子機をつける方法】
- 固定金具の取り付け
- チャイム用のコードを接続する
- カメラ付きドアホンの固定
基本的には、取り外しと逆の手順になります。

取り付ける時の注意点もいくつかあります。
- 固定金具のサイズに合わせて、ネジ穴を開ける
- 壁の素材に応じて、インパクトドライバーなどの工具が必要
- カメラの角度を調整する
- 穴を埋めたい場合はコーキング材などを使う
長持ちさせるための環境や、設置する高さなど考えた上で場所を決めると良いです。
既存のインターホンの取り外し方

続いて、室内の親機を取り外す方法です。
基本的には子機と同じ手順になります。
【室内の親機を外す方法】
- 電源プラグをコンセントから抜く
- 上に持ち上げてインターホンを外す
- チャイム用のコードを外す
- 固定金具を取り外す
こちらもドライバーがあれば外すことができます。
室内モニターの取り付け方

次に新しい親機を取り付ける方法です。
カメラ付きの子機を選んだので、親機はモニターが付いています。
【親機を設置する方法】
- モニターの固定金具の取り付け
- チャイム用のコードを接続する
- 室内モニターの固定
- 電源プラグをコンセントに挿す
親機も外す時と逆の手順になります。
配線のトラブルがなければ、ドアホンに変更するだけでモニターにカメラの映像を映すことができます。
壁に穴を開けたくない場合は、マスキングテープを貼った上に強力な両面テープで固定することもできます。
どの種類でも自分でできるの?

インターホンの交換は作業だけを見ると単純です。
配線もそのまま使うことができるので、用意する物は新しいドアホンとドライバーだけで大丈夫です。
ただし、何度も確認しますが電源だけは注意してください。
電源コードが直接インターホンに接続されている場合は、自分で交換することができません。
資格がないとできないものもある

AC100V以上の電源操作には『第2種電気工事士』の資格がいるので、対象のインターホンは一般の方には取り付けができない決まりになっています。
これは、電気を扱う上で必要な知識がないと感電の危険性があるためです。
ですので、この場合は専門業者に依頼してください。
電源がどうなっているかわからない場合も、相談することをおすすめします。
安全に取り付けしたい

ここまでインターホンの交換方法に関して解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「意外と簡単だな〜」と思われたのではないでしょうか?
しかし、専門業者は設置した後のことまで考えて作業をします。
【設置後のトラブルについて】
- 配線の接続不良
- 子機の設置不良で雨やホコリなどが入る
- 子機のカメラの位置が悪い
などが起こらないように、しっかり確認を行います。
安全で確実に取り付けがしたい場合は、専門業者に依頼すると良いでしょう。
自分での取り付けが不安なら

新しいドアホンに交換すると、今までになかった便利な機能を使うことができるようになります。
多機能な物ほど価格も高くなりますので、自分に合った機種を選ぶと良いでしょう。
【ドアホンの便利な機能】
- 映像で相手を確認できるため防犯になる
- さらに録画ができる物もある
- 子機が多いと離れた場所でも応対できる
- スマホと連動させることで外出時に確認できる
- ワイヤレスなら配線がいらない
など便利な機能はたくさんあり、選ぶのも楽しいかもしれません。
自分に合ったドアホンを選んだ上で、取り付けに不安がある場合は専門業者に相談しましょう。
交換にかかる費用のお問合せや、電気工事のご依頼などお気軽にご相談ください。