エアコンのドレンホースの掃除手順を紹介【3ステップで完了】
「エアコンのドレンホースを掃除したい。けれど、詳しい掃除方法が分からないから知りたいな…」という方は、多いと思います。エアコンのドレンホースは、フィルターなどと比べると、馴染みのない部品ですよね。いざ掃除をしようと考えても、なかなか手が動かないでしょう。
そこで今回は、以下の内容について紹介します。
- エアコンのドレンホースの掃除道具
- エアコンのドレンホースの掃除方法(手順)
ドレンホースの掃除を怠ってしまうと、詰まりによるエアコンの水漏れトラブルが発生する恐れがあります。この記事を読むと、ドレンホースの掃除やエアコンクリーニングの大切さが分かりますよ!
街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンの取り外しに役立ててくださいね。
エアコンのドレンホースとは
エアコンのドレンホースは、エアコンを運転した時に発生する水を外に排出するホースのことです。ドレンホースは、外に置いてあるため、紫外線の影響を受けて劣化することがあります。エアコンが水漏れする原因の8割以上が、ドレンホースなので、きちんと管理する必要があると言えます。マンションの場合、ベランダに置いてあることが多いです。
エアコンのドレンホースの掃除を怠るリスク
悪臭の原因になる
エアコンのドレンホースの掃除を怠ると、ホースが詰まってしまいます。ドレンホースが詰まると、排出するべき汚れが溜まってしまい、エアコンの起動時に悪臭を放ってしまいます。
エアコンにたまった埃などが詰まってしまうため、詰まっているところから虫が湧いたり、ゴキブリなどの害虫を引き寄せる原因になるので、定期的掃除をするようにしましょう。
水漏れを引き起こす
先ほど紹介したように、エアコンに溜まった水を排出できないので、水漏れの原因になります。部屋が水浸しになる可能性があるので、エアコンの水漏れを防ぐため、定期的に掃除しましょう。ドレンホースを掃除する目安として、年に一度くらいのペースで、掃除できると理想的です。
エアコンのドレンホースの掃除道具
エアコンのドレンホースの掃除を怠ってしまうと悪臭を放ったり水漏れを引き起こす原因になるので、こまめに掃除したいですよね。ドレンホースの掃除は、家庭にあるもので簡単に掃除することができるので、以下の道具を用意しましょう。
- 割りばし
- 掃除機
- 布
- ゴム
実際に掃除する時も、排水口がふさがらないように少し作業するだけなので、簡単に掃除をすることができます。これからドレンホースの掃除手順についてご紹介します。
エアコンのドレンホースの掃除手順
ドレンホースの先に布を被せる
ドレンホースの中の水を全て出した後に、布を被せます。水があると掃除機が故障する可能性があるので、水を出しておきましょう。掃除するポイントとして、事前に割りばしで大きなごみを取っておくと、掃除機を詰まらせることなくスムーズに作業ができます。
排出口に掃除機を付けて吸い取る
排水口に掃除機をつけて吸い取ります。掃除機のスイッチを入れた時、ホースに水が溜まっている場合は、水を吸い取るような「ザザッ」という音がしてくるので、そしたらすぐに掃除機を離すようにしましょう。水を吸い込んでしまう危険性があります。
掃除機で吸い出した時、ゴミが溜まっていたらゴミが布に付着しており、水がたまっていたらホースから水が出てくるようになります。何度も言いますが、水が出てきたら掃除機をすぐに離してください。
ドレンホースの外側の汚れを拭き取る
ドレンホースの掃除が終わったら、ホースに被せた布を取り出して、外側の汚れを拭き取りましょう。詰まりの原因であるヘドロがまだ残っている可能性があるので、しっかりと拭き取っておきたいですね。
エアコンのドレンホースを長持ちさせる方法
エアコンのドレンホースは、構造上どうしても虫や埃などが入りやすくなってしまいます。こまめに掃除すれば長持ちしますが、なるべく手間はかけたくないですよね。
そんな時は、100均で購入できる防虫キャップを取り付けることで、虫や埃を防ぐことができます。結果的にドレンホースの長持ちに繋がるので、試してみることをおすすめします。
それ以外にも、いくつか方法があるので、順番に説明していきますね。
定期的に清掃する
エアコンのドレンホースは湿気や汚れがたまりやすい部分ですので、定期的に清掃することが大切です。ドレンパンやドレンホース周辺の汚れやカビを定期的に取り除き、清潔な状態を保ちましょう。
ドレンホースの詰まりを予防するためには、年に2回程度掃除すると良いです。エアコンをよく使う夏や冬の前に掃除しておくのがおすすめ。梅雨から夏にかけて、ごみや泥が湿気と一緒になってヘドロ化しやすいです。エアコンから水漏れがある場合にはすぐに掃除して対処しましょう。
時間的に余裕がない、体力的に難しいなど、自分で掃除できない場合は業者にエアコンクリーニングを依頼してください。
ドレンホースのブロックを防ぐ
エアコンのドレンホースが詰まると、水漏れや排水の不良を引き起こす可能性があります。ドレンホースが詰まる原因として、ホコリやカビ、生物の繁殖が挙げられます。定期的な点検と清掃を行い、ドレンホース内部のブロックを予防しましょう。
適切な水の流れを確保する
ドレンホースの取り回しや接続部分についても注意が必要です。ドレンホースが曲がっていたり、圧迫されている場合には、水の流れが阻害される可能性があります。
例えば、ドレンホースの先端が上向きに曲がっている場合やうねりが酷い場合には、水がきちんと排水されず、逆流してしまいます。また、水の中に浸かっている、地面や壁などで塞がれている場合も同様です。
ドレンホースをなるべく直線的に配置し、水がスムーズに排水されるように注意しましょう。
水量の管理を適切に行う
エアコンの使用中や湿度の高い時期には、ドレンホースからの水の量が増えることがあります。定期的にドレンパンやドレンホースを確認し、水の溜まり具合をチェックしましょう。水が溢れてしまう場合には、ドレンホースの排水能力や設置状況を見直す必要があります。
ドレンパンとは、室内機内部にある結露水を溜めるパーツのことです。ドレンパンに溜まった水は、通常ドレンホースに排出されますが、ドレンパンに汚れが溜まるとカビなどと一緒にスライム状に固まってしまいます。そのため、ドレンホースと同じく、ドレンパンの掃除も定期的に行いましょう。
エアコンのドレンホースが劣化したら交換するべき
ドレンホースを長く使っていると劣化していくので、新しいドレンホースに交換する必要が出てきます。ドレンホースの交換は3年に1回(環境によっては5年に1回)行うことが推奨されています。ドレンホースの交換はそこまで難しくなく、特別な道具も必要としないため、自分で行うことも可能です。
ドレンホースの交換に必要な道具
ドレンホースを交換する前に、以下の道具を用意しましょう。
どれもホームセンターや通販で簡単に手に入るものです。
- ドレンパイプカッター(はさみでもOK)
- 新しいドレンホース(既存のものと同じ長さ、口径)
- ジョイント部材(継手)
- ドレン配管テープ
- 手袋
ドレンホースの交換方法(手順)
ここでは、エアコンのドレンホースを交換する方法と手順を解説します。
①エアコンの電源を切る
電気が通った状態で作業を行うと感電や故障の原因になります。安全のために、ドレンホースの交換作業を行う前にエアコンの電源を切ってください。
②室内ユニットへのアクセス
室内ユニットへアクセスするために、フィルターカバーを外し、フィルターを取り外します。それにより、ドレンパンにアクセスできます。
③ドレンホースの取り外し
ドレンホースがドレンパンに接続されている場合、ホースクランプを緩めてホースを外します。ホースクランプはホースを固定するために必要な金属製の部材で、ネジの代用になるものです。ホースクランプはプライヤーや適切な工具を使って緩めることができます。
また、ホースが簡単にはずれない場合は、接続部分をゆっくりと回転させることで外すことができる場合もあります。
ドレンホースに配管テープが巻かれている場合は、取り外し作業の前に剥がしておきましょう。
④新しいドレンホースの取り付け
取り外したドレンホースの代わりに新しいドレンホースを取り付けます。ホースクランプを使用してしっかりと接続し、水漏れが起きないことを確認してください。
もし、ホースとホースがジョイント部材で繋がれている場合は、老朽化した部分のみ交換することも可能です。その場合、ジョイントをしっかり接続し、配管テープを巻いてしっかりと固定しましょう。
ドレンホースの掃除のお悩みはエアコンクリーニングで解決!
この記事では、エアコンのドレンホースの基礎知識や掃除道具、掃除方法をご紹介しました。
エアコンの水漏れトラブルなどを防止するには、定期的な掃除や長持ちさせる工夫が必要です。とはいえ、ドレンホースにも寿命があるため、劣化が酷い時は交換を検討してください。
「修理するのが面倒くさい」「仕事で忙しいから、修理する時間がない」という方は、エアコン業者への依頼を検討しましょう。業者に依頼すれば、手間がかからずに、ドレンホースの交換を行えます。
弊社、街の修理屋さんではエアコンドレンホースの交換の依頼をお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日に問題を解決します。年中無休で対応しており、夜間のトラブルでも安心です。エアコンドレンホースの交換は、税込み5,500円より受け承っております。作業前に無料でお見積もりを行うので、興味のある方は電話・メールでお問い合わせくださいね。
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