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ムクドリ駆除方法10選!ムクドリの生態から行政と連携した駆除法まで教えます

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大きな群れを作り、夕方になると一斉に鳴き始める困ったムクドリ。オレンジ色のくちばしや小さな体は1羽単位で見ると可愛いものです。けれど、実際は大量のフンを落としたり、夜が深まるまで延々と騒ぎ続けたりするので、ちょっと迷惑ですよね。

「近所にムクドリの群れが住み着いていてうるさい……」
「大切な車や家の外壁がムクドリのフンで汚くなって耐えられない……」

この記事では上記のような悩みを抱える人に向けて、ムクドリの駆除方法についてご紹介いたします。それでは、順番に見ていきましょう。

ムクドリとは

ムクドリの駆除方法の前に、ムクドリの習性についておさらいしてみましょう。
ムクドリはスズメ目ムクドリ科の小さな鳥で、体長はおよそ24cm、体重は75~90gです。スズメよりも大きく、鳩よりは小さい鳥なんですね。体は黒い羽毛で覆われており、くちばしと足の鮮やかなオレンジ色が特徴的です。

日本全国に生息する留鳥で、国外ですと、アジア諸国に分布しますが、ヨーロッパ諸国ではまだ発見されていません。人里の樹木の上に巣を作り、数十から数百羽単位の群れを成して生活しています。

ムクドリは雑食性

椋(ムク)の実が好きなのでムクドリと呼ばれていますが、実際の彼らはかなりの雑食性です。虫や果実を筆頭に、種子や穀物もエサとします。酸味が苦手なため柑橘類は避けますが、熟して甘い柿の実は好きなようです。

足が発達しているため地面を歩き回り、くちばしを土につっこんでミミズを食べる姿もしばしば見られます。

ムクドリは害鳥?益鳥だった?

今でこそ害鳥とまで言われるムクドリですが、彼らはもともと益鳥でした。ムクドリは虫をよく食べます。そのため田んぼに発生する害虫をくまなく食べ、作物を育てるお手伝いをしてくれていました。

しかし、日本国内の田んぼや山が減ったことにより、ムクドリたちは生活場所を失い、それとともに人里に下りるようになったようです。

今では果樹園の果物を食い散らかしたり、民家の庭に営巣し、騒音やフン被害を与えたりする害鳥となってしまったのですね。

ムクドリは鳥獣保護法の保護対象

ムクドリは現在、鳥獣保護法で守られています。そのため、いくらムクドリによる被害があるとは言え、直接的な攻撃を与えてはいけません。卵やヒナがいる巣を動かしたり、成鳥にケガを負わせたりすると、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金刑となります。

鳥獣保護法の対象には、ムクドリ以上になじみ深いハトも含まれています。

ハトの被害にお困りの方はぜひこちらもご覧くださいね。

ムクドリ被害

ムクドリ被害

見た目が可愛いムクドリですが、大量発生すると、私たちの生活や人体にさまざまな悪影響をもたらします。主な被害については、下記をご覧ください。

騒音

ムクドリ最大の被害と言えば、騒音です。ムクドリは群れて行動し、仲間同士のコミュニケーションのために大声で鳴きます。基本的に日没と共に段々と静かになっていきますが、夜でも明るい都市部だと彼らがなかなか寝付けず、夜間も泣き続けることがしばしばあります。

フン害による悪臭など

大きな群れを作るムクドリは、皆同じ場所にフンを落としていきます。そのため、大量のフンで壁や看板が汚染されたり、悪臭を放ったりします。道路に集まると道路標識にフンをするため、標識が読みづらくなるという実害も報告されています。

感染症

ムクドリのフンや羽、巣、ひいてはムクドリ自身を媒介に、さまざまな病原菌やウィルスをもたらすことがあります。人間の感染症を引き起こすきっかけにもなるので、注意が必要です。

ダニやアレルギー

ムクドリの巣にダニが発生します。そのため、巣から家のなかにダニが入り込み、人体にかゆみやアレルギー反応を引き起こします。小さな子どもやアレルギー体質の方がいる場合、とくに注意しなければなりません。

ムクドリの駆除方法

ムクドリは雑食で、群れを作り、騒音やフン害のほかに、人体に悪影響を与える可能性があることがわかりました。では、そんな彼らを寄せ付けないために、私たちは何ができるのでしょうか。ここでは10種の駆除アイディアをご紹介しようと思います。

天敵のおもちゃを使う

ムクドリは猛禽類が苦手です。そのため、タカやフクロウなどの天敵を模したおもちゃを置き、怖がらせるのが1つ目の方法です。メリットは安価で手軽に、誰でもできることです。しかし、ムクドリは学習能力が高いため、初めは効果があっても、段々と慣れてしまう可能性があることがデメリットです。

天敵のタカ(本物)を使う

鷹匠に依頼して、天敵のタカを放ってもらう方法はかなり有効的です。ムクドリが巣に帰ってきたところを狙ってタカを飛ばし、パニック状態になったムクドリを追い立てて追放する作戦です。実際に埼玉県朝霞市で実証実験が行われました。

メリットは確実な効果が期待できること、定期的にタカを放てばムクドリの学習能力により、完全に近寄らなくなる可能性があることです。デメリットは、鷹匠を個人の判断で呼ぶのは難しく、高額な費用がかかることです。

ドローンやラジコンヘリを使う

生きたタカのかわりにドローンやラジコンヘリでムクドリを追い払う方法です。この方法であればムクドリはすぐに逃げ出してくれますが、ドローン自体が高価なことと、一瞬いなくなってもすぐに戻ってくる可能性があることがそれぞれメリット・デメリットと言えるでしょう。

CDなどの光の反射

CDなど反射材を置くのも効果的です。強い光を嫌って近寄らなくなる可能性がありますが、無害なものだと認識されると無意味となります。ムクドリたちに耐性がつく前に新しいものに変えると良いでしょう。

CDなどの光の反射

レーザーポインター

CDと同様に、レーザーポインターの光で追い払うのも有効です。市町村などの自治体が貸し出してくれる事例もあるため、気になる場合はチェックしてみてくださいね。

メリットは、光による忌避のため、ムクドリの体を傷つけないことです。デメリットは、強い光が近所迷惑になる場合もあることです。

忌避音を使う

鳥が嫌がる音を出すCDを一定の間隔で流すのも1つの方法です。忌避音だけを爆音で流してくれる機械もあり、ムクドリを傷つけずに追い払うことができます。デメリットは、住宅街だと音自体が近所迷惑となってしまう点です。

忌避音を使う

爆竹・ロケット花火

爆竹やロケット花火を使うと、大きな音に驚いたムクドリが逃げていく場合があります。ムクドリだけでなく、大抵の鳥に有効なのがいいですね。メリットは安価で手に入りやすい面です。デメリットは、音が止んだら戻ってくる可能性があることです。また、こちらも大きな音なので住宅街では近所迷惑になるケースも見受けられます。

LED照射

ムクドリのねぐらである街路樹にLEDを照射する方法も有効です。LEDライトにカメラが搭載されており、自動的にムクドリを追いかけながら照射することも可能。静岡県浜松市で『浜松ORIプロジェクト』の一環として実証実験が行われました。現在はまだ実証実験中なので全国波及はしていませんが、完全自動化すれば手間をかけずに駆除できるので、今後に期待ですね。高価なため、企業自治体が採用してくれるのを待つことになります。

バードスパイク

鳩やツバメなどと同様に、ムクドリがとまる場所にバードスパイクを設置する方法です。こちらも比較的安価に手に入るため、個人でも始めやすい対策です。しかし、広い庭で対策したい場合などは、進入経路が多いため無意味に終わることもあります。

防鳥ネット

ベランダに対策を施したい場合は、防鳥ネットを張るのも有効です。営巣済みの場合、ネットを張ると巣に帰れないため、勝手にどこかへ行ってくれるようになります。住宅街でも使用でき、物理的な対策なので効果が期待できる反面、ムクドリがくちばしで突いたり引っ張ったりして無理矢理進入してくる可能性もあります。

電気ショック

ムクドリがとまる場所に電気ショックの罠を仕掛ける方法も効果があります。電気ショックに驚いたムクドリは学習能力により二度と来なくなる可能性があります。また、電気の強い刺激に彼らが慣れることはまずないでしょう。しかし、電気ショックの罠は高価な上、とまる場所が複数ある場合は意味がないかもしれません。

ムクドリ駆除は行政がバックアップ?

ムクドリ駆除は行政がバックアップ?

私たちが対策をしても、ムクドリたちには学習能力が備わっており、なかなか決着はつきません。いたちごっことなりやすく、ムクドリの駆除は難しいのです。そのため、深刻な被害がある地域では行政や自治体が忌避グッズの貸し出しや支援をしているところも多々あります。市区町村レベルで駆除プロジェクトが発足している場合もあるので、個人で対応しきれない場合は、行政に頼ってみると良いでしょう。

難しいムクドリ駆除は業者へ依頼

上記のように、ムクドリに対してはさまざまな対策方法が編み出されています。しかし、個人で対策するには高価だったり、時間がかかりすぎたりするものもあります。
そのため駆除が難しい場合は、専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

街の修理屋さんでは、ムクドリを含め様々な害鳥の駆除作業を承っております。
街の修理屋さんは全国に拠点があるため、即日で対応可能です。また、相談や見積もりを無料で行っているため、気になる被害がある方は気軽に相談してみてくださいね。

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