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カラスの種類を徹底解説!日本にいるおもな6種の特徴をご紹介

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みなさんは、日本にいるカラスが1種類ではないことをご存知ですか。街中や住宅地など、いたるところにいるカラス。その種類は「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」というもので、実は2種類あります。この2種は大きさも見た目もほぼ一緒なので、一見同じように見えますが、実はよく見ると違いがあります。またこの2種のカラスのほかにも、4種類のカラスが日本では確認できます。

そこで今回の記事では、カラスの種類について徹底解説。見た目の違いや習性、特徴など、カラスについて詳しくご紹介していきます。

ハシブトガラス

まずご紹介するのは、日本で多くみられる種類の「ハシブトガラス」です。このカラスは日本全国に分布しています。みなさんが目にするカラスといえば、半分はこのハシブトガラスといえます。

住宅地や街中などが主な生息地ですが、もともとは森林に住んでいたものが都市部へ移動してきたもの。頭がよくなんでも食べる雑食なので、人の出す生ゴミなどを食べて生活しています。天敵のいる森林よりも、都市部に適応していき個体数を伸ばしています。

ハシブトガラスの特徴

ハシブトガラスの大きさは、全長約56センチ。みなさんが想像するカラスのように、全身が黒い羽で覆われています。見た目の特徴としては、全体的に丸みのある体をしているところ。クチバシは短く丸みがあり、額が出っ張っているのが特徴です。また地面を歩くときは、ぴょんぴょんと跳ねて移動します。鳴き方は「カーカー」といって、澄んだよく通る声をしています。

ハシボソガラス

こちらも日本全国でみられる種類の「ハシボソガラス」。ハシブトガラスと並んで、日本の二大カラスとして知られています。みなさんが目にするカラスの半分がこのハシボソガラスで、もう半分がハシブトガラスといえます。

ハシボソガラスは、カラスの中でも頭の良いカラスとしても有名です。硬いクルミの殻を車に引かせて食べるなど、頭の良さが目立ちます。河川敷や農地などの開けた場所を好んで生息しますが、都市部で暮らす個体も多くいます。

ハシボソガラスの特徴

ハシボソガラスは、全長約50センチ。ハシブトガラスよりも少し小さいですが、全身に黒い羽が生えているのは一緒。ハシブトガラスと見た目は似ているのですが、比べるとクチバシに丸みはなく額も出っ張ってはいません。全体的にみてもスマートな体をしています。ハシブトガラスとのみ開け方は名前のとおり、細い方がハシ「ボソ」ガラス、太い方がハシ「ブト」ガラスと覚えるとよいでしょう。ちなみに鳴き声にも違いがあり、ハシボソガラスは「ガーガー」と濁った声で鳴きます。

コクマルガラス

「コクマルガラス」は、先述のハシブト・ハシボソガラスに比べると少し珍しい種類のカラスです。冬越しのために日本にやってくる渡り鳥で、主に本州の西側から、とくに九州にやってきます。そのため本州の東から北側では見ることができず、コクマルガラスをみたことのない日本人も多くいます。

コクマルガラスの特徴

コクマルガラスの特徴は、なんといっても見た目と大きさにあります。まず世界中にいるカラスの中でも、最小サイズなのがコクマルガラス。その大きさは全長約30センチと、ハシブト・ハシボソガラスに比べてもずいぶんと小さくなっています。また見た目は黒と白のツートンカラー。頭と翼が白くて、ほかの首やお腹は黒い羽で覆われています。この見た目から、カラスと気づかない方も多くいるようです。鳴き声についても他のカラスとはずいぶんと違い、「キュウキュウ」「キョーキョー」といった感じで甲高い声で鳴きます。

ミヤマガラス

こちらも少し珍しい種類のカラスで、渡り鳥の「ミヤマガラス」。コクマルガラスと同じく、冬越しのために寒い地域からやってきます。日本全域に飛来してくるので、日本人一般に見る機会があるといえるでしょう。とはいえ森林や河川敷を好む傾向があるので、一般の住宅地や街中ではまず見ることはありません。上記のコクマルガラスもその傾向があり、一緒になって河川敷などにいるところを見ることが多々あります。

ミヤマガラスの特徴

ミヤマガラスの大きさは、全長約47センチ。ハシブト・ハシボソガラスと比べると小さく、コクマルガラスよりは大きいのが特徴です。見た目はハシブト・ハシボソガラスに似ていて、全身が黒い羽で覆われています。ただクチバシに特徴があり、体全体の色に比べて薄く、付け根の部分が白っぽい色をしています。鳴き声は「ガーガー」というような感じで、ハシボソガラスに少し似ています。

ワタリガラス

その名前の通り、「ワタリガラス」も日本にやってくる渡り鳥です。ただし先述のコクマルガラス・ミヤマガラスとの違いは、北海道の一部にやってくること。渡り鳥は冬を越すために暖かい地域にやってくるのですが、ワタリガラスは寒い地域にやってきます。北海道でも流氷がくるようなところ、知床やオホーツク海岸付近にやってくるので、札幌などではまず見ることができません。

北海道では馴染みのあるカラスで、昔から愛されてきたという歴史があります。特にアイヌでは「オンネパㇱクㇽ(老大なるカラス)」と呼ばれていました。また旧約聖書や北欧神話などにも登場することからも、全世界で昔から親しまれていたと考えられるカラスです。

ワタリガラスの特徴

ワタリガラスの特徴は、なんといってもその大きさです。カラスの種類の中でも大きく、全長は約60センチもあります。見た目はハシブトガラスと似ていて、全身を黒い羽に覆われています。全体的に丸みがあるのもハシブトガラスと似ていますが、比べるとクチバシに少し長さがあります。鳴き声については全く違っていて、「カポポッ、カポポッ」というふうに鳴きます。

ホシガラス

日本に生息カラスで珍しいのが「ホシガラス」です。コクマルガラス、ミヤマガラス、ワタリガラスと違って日本にいるカラスですが、生息地が極端で亜高山帯針葉樹林と極めて限られた地域です。ホシガラス自体も警戒心がものすごく強いので、人の目につくことはほとんどありません。ホシガラスを見たことがある人は、登山家やホシガラスを狙った写真家くらいでしょう。

ホシガラスの特徴

ホシガラスの特徴は、カラスとは思えない見た目にあります。まず全長が小さく、約35センチほど。翼は茶色で、白い斑点模様があります。可愛らしい見た目なので、登山家や写真家に人気が高く、愛好家もいるようです。鳴き声は「ガーガー」というように鳴きます。


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