シバンムシにも種類がある!駆除から予防の方法まで徹底解説

家の中でゴマのような形の虫を見たことはありませんか?その虫は、『シバンムシ』と呼ばれる小さな虫の可能性が高いです。

シバンムシが人に危害を加えることはありませんが、何でも食べるので放っておくと増えてしまいます。

ですから、シバンムシを見つけたら早めに駆除することをおすすめします。

この記事では、シバンムシの種類や生態、駆除する方法について解説しています。

シバンムシとはどんな虫?

まずは、シバンムシの生態や特徴について簡単に解説していきます。

シバンムシは日本でも約60種類ほど確認されている虫で、英語で「death watch beetle(デスウォッチビートル)」と呼ばれているので「死番虫(しばんむし)」と名付けられたそうです。

シバンムシは主に乾燥した木材を食べるタイプと、きのこなどを食べるタイプに分かれます。

家で見かける可能性が高いのは、乾燥した木材を食べるタイプのシバンムシです。

では、シバンムシについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

日本でよく見られる種類は?

まずは、みなさんの生活に関係ある種類について解説します。家の中で見かける可能性が高いシバンムシは2種類です。

  • タバコシバンムシ
  • ジンサンシバンムシ

それぞれの特徴を確認しておきましょう。

タバコシバンムシ

  • 体長:2〜3mm前後
  • カブトムシのメスのような形
  • 色:茶色(光沢あり)
  • 活動時期:5月~11月(ピークは9月頃)
  • 日本中に生息している(北海道には少ない)

幼虫は白色で、サナギは乳白色~淡黄色になります。エサの中に産卵して、幼虫の状態で越冬しながら繁殖していきます。

ちなみに、名前の通りタバコの葉も食べます。

ジンサンシバンムシ

  • 体長:2〜3mm前後
  • 全体に細かい毛がある
  • 色:茶褐色(光沢なし)
  • 活動時期:5月~10月
  • 日本中に生息している

卵は約0.3mmで白色、幼虫も白色で約4mm程度になり、サナギは乳白色~淡黄色でが約3mmと成長していきます。

見た目は少し違いますが、どちらも似たような生態と言えます。

シバンムシの寿命は1〜2ヶ月程度と言われていますが、気温によって成長の速度が変わるので、幼虫のまま冬を越す場合は100日以上生きることもあります。

他のシバンムシの種類

シバンムシには、他にもたくさんの種類がいるのでご紹介します。

【木を好んで食べる種類】
家や家具に使われている木材を食べます。

  • ケブカシバンムシ
  • マツザイシバンムシ
  • オオナガシバンムシ
  • カツラクシヒゲツツシバンムシ
  • クロノコヒゲシバンムシ

【紙を好んで食べる種類】
本や掛け軸などを食べます。

  • フルホンシバンムシ
  • ザウテルシバンムシ

食べ物の種類はさまざまある

シバンムシは、乾燥したものなら何でも食べてしまいます。そのうち、代表的なエサは下記の通りです。

  • 小麦粉やパスタなどの乾燥食品
  • ドライフラワー

もしシバンムシが畳で繁殖した場合、目立たないので気付かないことが多い上、エサとして食べることもできるため長期間に渡って発生し続けます。

また、シバンムシの幼虫やサナギに寄生するシバンムシアリガタバチも発生する可能性があります。

このシバンムシアリガタバチは、人を刺すため注意しましょう。シバンムシアリガタバチに刺されると、患部は赤く腫れてかゆくなります。

実際にシバンムシが発生した時の対処法

ここからは、シバンムシが発生した場合の対処法について解説していきます。

シバンムシ自体に害はありませんが、放っておくと他の食品なども食べられてしまうため、とにかく取り除くことが重要です。

食べ物類は破棄する

まず、シバンムシが発生した食べ物はビニール袋などに入れて、しっかりと縛ってから捨てましょう。

ちなみに、食品自体はシバンムシを取り除けば食べられますが、おそらく卵を産み付けられているので気持ちが悪いです。

また、食品を保存する場合は密閉容器に入れておきましょう。調味料などもフタを外したままにすると、ふりかけるための穴から侵入することもあります。

シバンムシは殺虫スプレーで駆除することができますが、食品が多いキッチンでは使いづらいです。

畳に発生した場合は?

シバンムシが発生した畳は、畳屋さんの畳乾燥機の熱で駆除するのがおすすめです。

ただ、家具などが置いてあって畳を運ぶのは大変なので、『バルサン』や『虫コロリアース』などの燻煙剤を使っても良いでしょう。

発生しにくい環境を作ることが大切

シバンムシを発生させないような環境にすることも重要です。そこで、普段から気を付けておくポイントをいくつかご紹介します。

芳香剤を置かないようにする

シバンムシは、一般的に忌避剤として使われることが多いミントの香りが好きらしく、芳香剤があると逆に寄ってきてしまいます。

そのため、シバンムシには『ヒバ』の香りを使いましょう。

ヒバ油で作ったスプレーを吹きかけておけば、シバンムシを含む他の虫にも忌避剤としての効果があります。

ヒバ油スプレーの作り方

  • ヒバ油:10滴
  • 無水エタノール:20ml
  • 精製水(水道水でもOK):80ml

これらをスプレーボトルに入れて混ぜれば完成です。

ちなみに、ヒバ油を売っている店舗は少ないので、インターネットで購入すると良いでしょう。

常温保存の食べ物は密封して保管する

常温で保存している食品は、瓶や缶に入れておきましょう。

ビニール袋だとシバンムシが穴を開けて侵入する可能性があるからです。もちろん、しっかりとフタをしておきます。

定期的な掃除が大切!

食材や食べかすなどがそのまま放置されていると、シバンムシが寄ってくる可能性があるので、定期的に掃除をしましょう。

特に米びつの周りや、小麦粉などの粉を保管してある場所の周りは注意が必要です。

種類がさまざまなシバンムシの駆除はどうする?

ここまで、シバンムシについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

家の中で小さいゴマのような虫を発見したら、シバンムシかもしれません。他にも潜んでいる可能性があるので、周辺の食品などをチェックしてみましょう。

もし、食品の中で発見した場合は、ビニール袋に入れて縛ってから捨ててください。また、食品が置いてない場所であれば殺虫剤も有効です。

プロに頼んでシバンムシを徹底駆除しよう!

ただ、シバンムシがどこに潜んでいるかわからない場合もあるでしょう。害が無いとはいえ、放っておけば繁殖して増えてしまう可能性もあります。

そんな時は専門業者に駆除を依頼することもできます。

シバンムシが大量発生してしまった場合など、自分で駆除が難しい時は『街の修理屋さん』にご相談いただければ即日対応いたします。

「今すぐ退治に来てほしい!」というご依頼にも、可能な限りすぐに対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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