たぬきのふんに困っている人は必見!フンの特徴と予防方法教えます
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童話や童謡でも主役になる事が多いたぬき。
その可愛らしい姿は動物園でも人気ですよね。
一見害のなさそうなたぬきですが、実はとても厄介な習性をもつ動物。
たぬきが家に住みついたり、エサ場として狙われたりすると大変です。
たぬき被害で既に困っている方、たぬきに家を狙われている方は一刻も早く対策を取りましょう!
たぬきの生態や習性
愛くるしい顔で人気のたぬきですが、あなたはたぬきの生態や習性をご存知ですか?
たぬきはその容姿から想像ができない習性を持ち、私達に被害をもたらします。
その習性とは一体何なのか…
生態や習性をしっかりと把握したうえで対策に臨みましょう!!
たぬきの生態
たぬきは食肉目イヌ科の動物です。
日本にいるたぬきは2種類で、本州に生息する「二ホンタヌキ」(ホンドタヌキとも呼ばれる)と、北海道に生息する「エゾタヌキ」が存在します。
雪国に生息するエゾタヌキは毛が少し長く、雪の上を駆けまわれるよう足も長いのが特徴です。
たぬきは縄張りを持たず、家族や単独で行動をします。
雑食性なので、果実や作物以外に魚や昆虫や鳥類、ネズミなどの小動物、死骸や生ごみなども食べる動物です。
夜行性のたぬきはエサが減ると人家周辺まで姿を現すことも。
性格は、警戒心が強くとても臆病。
大きな音に敏感で、驚いただけで気を失ってしまうことがあるようです。
嗅覚と聴覚には優れているようですが、視覚はあまり良くないと言われています。
木やフェンスに登ったり、泳いだりと何でもこなすことができるため、狙われると厄介な動物です。
アライグマと似ていますが、たぬきは両目にある黒い模様が離れていて、アライグマは黒い筋が眉間に通っています。
しっぽにも違いがあり、たぬきの尻尾は模様がありませんが、アライグマは黒い縞模様が入っているのです。
たぬきの習性
たぬきは同じ場所に集中してふんを行う習性があります。
同じ場所でするため、ふんが山のように溜まってしまいそのニオイは強烈。
「ためふん」とも呼ばれるこの習性は縄張りの認識や情報伝達の役割があると言われています。
たぬきによる被害は、果樹や作物・ゴミを食い荒らされるだけではありません。
この「ためふん」の被害に悩んでいる方も多いのです。
ためふんの被害によりどんなことが起こるのか。
これから詳しくご説明いたします。
たぬきのふん害による被害とは
たぬきの習性である「ためふん」
このためふんの被害に遭うとどうなってしまうのでしょうか。
たぬきは雑食性なので、消化しきれなかった果物の種や動物の骨・虫のかけらなどもふんに混ざっています。
そのため、たぬきのふんはとても強烈なニオイとなり酷い悪臭を放つのです。
悪臭による被害だけでなく、たぬきが屋根裏などに住みついてしまった場合に困ることがあります。
ふんには、たくさんの雑菌がついているため病気の感染源になることも…
たぬきのふんを処理する場合は十分な注意が必要です。
そして、一番怖いのがたぬきのふんにより屋根が腐食してしまうこと。
ふんによって屋根が腐食してしまい、屋根が崩れ落ちてしまう危険性もあるのです。
そうならないためにも、たぬきが住みついたとわかったら一刻も早く対策に臨みましょう。
たぬきは鳥獣保護法で守られているので殺傷はできません。
どんな対策が適切か、よく検討して実行して下さい。
たぬきのふんの特徴と防除対策について
ここからはたぬきのふんの特徴や防除対策についてご紹介いたします。
ふん害に困っている方も、どの対策が今の状況に遭っているか検討し実践してみて下さい。
たぬきのふんの特徴
たぬきのふんは、丸っこい形に黒っぽい色をしています。
約2~3cmの大きさですが、ためふんにより大きな塊で発見されることも。
ふんが塊になっている場合たぬきの可能性が高いでしょう。
また、たぬきのふんにはたぬきが食べたものが消化されず出てくるため、酷い悪臭を放ちます。
イタチやハクビシンもためふんをする習性があるので、ためふんをしているからといってたぬきだと断言はできません。
何の動物なのか特定し、その動物に合う対策を行わなければならないため、ふんの大きさや足跡で見分ける必要があります。
他の動物との見分け方
たぬきと同じ「ためふん」の習性を持つイタチやハクビシン。
見分け方のポイントは何なのでしょうか。
まず、それぞれのふんの特徴ですが、イタチは先の方が細くねじれた形をしているようです。
ハクビシンのふんは、約5~10cm以上の大きさで丸く長い形をしています。
ニオイもそれぞれ独特なようなので、まずはふんで見分けてみましょう。
もし、ふんでの見分け方が難しい場合は足跡を観察して下さい。
たぬきは指が4本で、前足と後足がほぼ同じ大きさの動物です。
丸くて短い指をしており、手の平も小さめなのが特徴。
一方、イタチやハクビシンは指が5本あるので、足跡を見て指の数を数えればたぬきかどうかわかります。
たぬきにふんをさせない為には
ためふんの被害で困っている方は、早めの対策が重要になってきます。
先程もお話ししましたが、屋根裏などにたぬきが侵入しためふんをしている場合、屋根が腐食し崩れる危険性もあるのです。
そうなる前に一刻も早くたぬきにふんをさせないよう対策をとる必要があります。
対策の前に、たぬきは鳥獣保護法で守られているので殺傷できない動物。
そのため、許可なしで捕獲することはできません。
捕獲や駆除は好ましくないため、注意しましょう。
これからおすすめの防除をご紹介いたします。
忌避剤を撒く
たぬきの嫌いなニオイを撒き、寄せ付けないようにする方法です。
たぬきの場合、オオカミの尿が効果的と言われています。
比較的手に入りやすい忌避剤なので、試しやすくおすすめです。
撒いたり、ペットボトルに入れて吊るしたりして使用します。
しかし、ニオイが強烈で私達人間も不快に感じてしまうため家の中では使用できません。
家の中で使用する場合はスッと爽やかなニオイが特徴のハッカ油(ハーブ)が効果的なのだとか。
こちらも比較的手に入りやすいため、ぜひ試してみて下さい。
光や音で寄せ付けない
たぬきはとても臆病な動物なので、音や光で驚かせる方法も良いでしょう。
ロケット花火や爆竹で威嚇する方法もありますが、たぬきが来ている時に行わなければ意味がありません。
ずっと見張っているのも困難なので、センサーに反応して光ったり音が出たりする機器がおすすめです。
たぬきが通るであろう場所に設置して、驚かせてみましょう。
何度も行っているうちに、たぬきが機器に慣れてしまうこともあるため注意が必要です。
侵入させない
被害場所に侵入させないよう、フェンスやネットを設置する方法もあります。
電気が流れる有刺鉄線はたぬきもビックリしてにげだすためおすすめですが、使用する際は十分注意して下さい。
ネットの場合は噛み切られてしまうこともあるので、噛み切られる心配のない金網の方が効果的。
設置の際、隙間があると通り抜けられてしまうので要注意。
また、高さによってはよじ登って侵入してしまうため注意して設置しましょう。
その他
たぬきはエサを求めて侵入することが多いため、エサになるようなものは置かないように気をつけましょう。
夜行性のたぬきにとって、夜のゴミ出しはエサを与えているような状況です。
たぬきが姿を見せない朝に出すようにしましょう。
また、たぬきが姿を隠せないよう伸びている草を刈るのも効果的です。
臆病な性格を利用して、たぬきの侵入を防ぎましょう。
たぬきのふん害が拡大する前にプロに依頼しよう
先程もお話ししましたが、たぬきは鳥獣保護法で守られているため殺傷はできません。
たぬきを追い払ったり、忌避剤を撒いたりと対策をしてもまた戻ってきてしまう可能性もあるのです。
万が一対策が成功しても、除菌が不十分な場合ふんについていた病原菌が残ってしまうこともあります。
素人の対策では限界もあるので、被害が拡大する前にプロに相談してみましょう。
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※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。