電気メーターとスマートメーターを徹底解説!電力見える化は節電への第一歩?

マンションやアパートなどの集合住宅ならメーターボックスの中に、戸建て住宅なら外壁の目立たない位置に設置されている電気メーター。みなさん見たことはありますか?

電気メーターや電力メーターとも呼ばれるこの機械、カウントアップする数字と大きな歯車のような円盤がくるくる回る姿は武骨でありつつも少しかわいいですよね。

今回はそんな電気メーターについて解説します。

最新のスマートメーターについても解説しますので、どうぞあわせてご覧ください。

電気メーターとは

電気メーターとは、正式には電力量計のことです。電力メーターや省略してメーターとも呼ばれる機械のことです。

設置されている家屋等の使用した電力をカウントしている機械のため、数字は使った分の電力が表示されています。

ここで表示されている電力はkWhの単位です。kWhはキロワットアワーと読みます。ここで表示された電力をもとに契約している電力会社が電気代を請求します。

スマートメーターとは

スマートメーターとは、電力メーターのひとつです。従来のものより見やすく便利になったものですが、基本的な機能は同じです。

旧世代の電力メーターとの大きな違いは、自動検針機能と遠隔開閉機能が搭載されている点です。遠隔操作可能なのでアンペア変更も可能です。また、アンペアブレーカーとしての機能も搭載する機種もあります。

自動検針機能

通常、使用した電力量を調べるために電力会社の担当員が検針に訪れます。外から確認可能なので、家主が対応する必要性はありませんが、電力会社側からすると一戸一戸訪問するひつようがあるため人件費等がかかります。

しかし、スマートメーターの場合は電力会社に自動でデータが送信されます。毎月一戸一戸訪問する必要が無いため、人件費等諸費用の削減が可能です。

また、30分ごとなど一定時間で使用電力を計測するため、スマートフォンなどと連携してリアルタイムに電力使用状況を確認することも可能です。

遠隔開閉機能とアンペア設定

遠隔操作が可能なので、電力会社の担当員が訪問せずに電気の使用開始と停止が操作できます。例えば引っ越しなどの際や、長期の旅行等で留守にする際は電話で開閉指示も可能です。

遠隔操作ができるため、契約アンペアの変更も立ち合い不要です。電話で依頼してそのまま変更が可能です。

スマートメーターのメリットとデメリット

スマートメーターには数々のメリットがあります。ここではそのメリットについて解説しますね。

  • 停電時の復旧が早い
  • 使用電力のリアルタイム確認可能
  • アンペア変更が手軽
  • 毎月の検針不要

主なメリットは上でも述べたこの4点です。

次にデメリットを解説します。

  • 30分で複数回ブレーカーが落ちるとロックされる
  • アンペア変更時の回路増設は別途手配
  • 情報漏洩リスク

こちら詳しく解説します。

何度もブレーカーが落ちるとロックされる

スマートメーター最大のデメリットはこれです。

例えば、エアコンをつけたまま乾燥機を回して、電子レンジとドライヤーを使ったときなど、一時的に電気を使いすぎるとブレーカーが落ちます。

熱の出る電化製品は特に電気をたくさん使うため、冬場はよくブレーカーが落ちるという方も多いのではないでしょうか?

本来、ブレーカーが1度落ちたくらいならいくつか電化製品の電源を切ったりコンセントを抜いて、再びブレーカーを上げれば問題なく使えます。

しかし、スマートメーターの場合はこの一時的に電気が落ちるという現象が短時間で複数起こった時に電気の供給をストップします。これがロックされた状態です。

ロックされると、ブレーカー操作など使用者側の操作で動かすことはできません。電力会社に連絡し、ロックを解除してもらう必要があります。

なお、このロックについては30分間のうちに2回から10回と機種によって設定が異なります。「引っ越し前の家で使っていたスマートメーターは10回まで平気だったのに、新居では2回でロックされた」ということもあり得ます。

ただし、このロックはデメリットではありますが安全を考えるとデメリットと言い切ることもできません。

電気を通常使用している限り、そんなに頻繁にオーバーフローすることはあまりないでしょう。30分に10回ともなれば、3分に1回は落ちていることになりますからね。そこまでブレーカーが落ちる時、そのまますべての家電を動かし続ける人は稀です。ふつうはどれかの電源を落としたり、コンセントを抜くものです。それでもブレーカーが落ちる場合は、漏電など何かしらのトラブルが発生している状況です。通電するよりも、漏電の原因を探した方が良いでしょう。

回路増設

アンペア変更は電話1本で可能ですが、アンペア変更に伴う配線の引き直しや子ブレーカーの追加については電話1本で自動的に増えるわけではありません。電気工事が必要です。

その電気工事、つまり回路増設はご自身で業者や新しいブレーカーを手配する必要があります。電力会社は電話一本でブレーカーまで増やしてはくれません。

また、使用しているブレーカーによってはアンペア変更がそのままできないこともあります。

なぜなら、ブレーカーに搭載されているのは子ブレーカーだけでなく、漏電ブレーカーも搭載されているからです。この漏電ブレーカーの対応アンペア次第では、変更後のアンペアに対応できないため、変更前にブレーカー交換が必要になります。

漏電ブレーカーの対応アンペアについて計算するのは難しいので、よくわからない場合は業者に相談すると良いでしょう。

ブレーカー交換は業者に依頼

ブレーカー点検の様子

ブレーカーの交換や増設を検討しているときは、まず電気工事の業者に相談しましょう。

ブレーカーや回路の配線をいじる工事は、電気工事士の資格が必要になります。

資格の無い人が工事を行うことは法律違反になるだけでなく、漏電や感電など事故の原因となります。絶対にやめましょう。

また、現在の契約アンペアのまま家電が使えるのか、子ブレーカーの数は足りるのか、契約アンペアを増やした方が良いのかといった疑問については、電気の専門家に相談した方が建設的な意見がもらえますよ。

街の修理屋さんではそうしたちょっとした相談から点検、ブレーカー工事や増設まで承っております。お気軽にご連絡くださいね。

おすすめの記事

記事を探す

カテゴリから探す

ジャンルから探す