東証プライム上場企業グループ会社の電気業者です。

東芝の換気扇は修理が必要?故障診断とあわせて解説します

ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
0120-966-765

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

日本家屋など昔からある伝統的な住宅は、かやぶき屋根、土壁、畳、などで構成され、床も高く、家自体が呼吸できるように、自然に換気されるように造られていました。現代の住宅は、技術の進歩による建材の変化や、住宅自体の構造の変化により、気密性の高い住宅が造られるようになりました。そのため、換気扇をつけて強制的に換気をしないと換気されないのです。

そんな換気扇が故障して換気が不足すると、部屋内に湿気がとどまることになり、それによりカビやダニなどが発生して健康を損なう恐れがあります。「たかが換気扇」と思いがちですが現代の住宅にとっては欠かすことのできない設備なのです。

換気扇の調子が悪いとき「どのような症状が出ると修理が必要なのか」「自身で交換できるのか」「業者に頼んだほうがいいのか」などを適切に判断できるように、詳しく解説させていただきます。

東芝の換気扇ってどうなの?

東芝は、1925年(大正14年)から換気扇を販売し提供してくれています。一般住宅用に、トイレ、浴室、リビング用の天井埋込型の換気扇からレンジフードファンまで、あらゆる場所に適した換気扇が用意されています。もちろん一般的な換気扇もあります。

窓用換気扇 VFW-20X2(引きひも式)

東芝キヤリア公式ページより

窓のある部屋に簡単に取り付けられる窓用換気扇です。窓枠にはめこみ、サイズを合わせて、ネジをしめて固定するだけなので、窓枠の高さが40~110cmの範囲であれば、工具も不要で簡単に取り付けることができます。薄く設計されているので、取り付け後も窓を閉められます

ダクト用換気扇 DVF-T10CB(1部屋用)

東芝キヤリア公式ページより

ユニットバスなどで使用されることが多い、天井埋込型の換気扇です。こちらのモデルは、シロッコファンの羽根の部分が簡単に取り外せるので、手軽にお掃除ができます。ファンの動作音が気になるようになったら、分解清掃することで対処できるでしょう。また、ボディーパネル(ルーバー)に格子(溝)が入っていないタイプを採用しているので、ホコリの付着など気にすることなく、スッキリとした印象を与えてくれます。

深形レンジフードファン VFR-63LJB

東芝キヤリア公式ページより

ワイドフードの採用で、調理時に発生する、コンロで熱せられた油分を含んだ蒸気や煙を、小風量であっても効率よく捕集します。さらにフィルターの形状を工夫することでより多くの油分をキャッチできるようになりました。フードの内側とフィルターには、油分をはじく効果のあるシリコンコーティング加工がされており、凸凹の少ないフラット構造になっているので、拭き掃除もラクラクです。シロッコファンの羽根も、工具不要で簡単に取り外しができるので、お手入れの際もお手間をとらせません。

東芝の換気扇によくある不具合は?

プロペラファンの換気扇の不具合

プロペラファンを採用している換気扇によくあるのは「ファンモーターからの異音」「ファンが回らない」「シャッターが開かない」などの不具合です。とくにキッチンで使用している換気扇に関しては、調理時の油汚れが原因であることが多いようです。

油汚れを放置していると、プロペラファン自体に油汚れが付着します。大量に付着すると、その汚れの重みでファンの回転軸がずれていきます。回転軸がずれることにより異音が発生することは十分に考えられます。さらに、気温が低下してくると油の粘度が高くなるので、それが抵抗になり回転しにくくなることもあるでしょう。シャッターが開かない場合も、その汚れによりシャッター部分が固着している可能性も考えられます。

シロッコファンの換気扇の不具合

ユニットバスでよく使われる天井埋込型の換気扇や、レンジフードにはシロッコファンが使われています。シロッコファンとは、縦長の細長い板状の羽根が円柱状の筒に取り付けられているファンのことです。特徴としては「ダクトを通じて排気するので場所を選ばず設置できる」「プロペラファンより騒音が少ない」などのメリットがあります。

シロッコファンを採用している換気扇によくあるのは、やはり「ファンモーターからの異音」「ファンが回らない」などの不具合です。構造上、比較的騒音が少ないシロッコファンからの異音の原因も、汚れの付着であることが多いです。汚れの付着により、筒状のファンのバランスが悪くなり、回転軸がずれると異音が発生することがあるようです。さらに、そのまま使い続けるとモーターが故障する事態にまで発展することがあります。

東芝の換気扇によくある不具合、その対処法は?

プロペラファンもシロッコファンも故障の原因となるのは、やはり汚れの付着です。汚れを放置したまま使い続けると、異音が発生し故障につながります。定期的に清掃することで、故障を避けることができるでしょう。

プロペラファンの換気扇の対処法

プロペラファンの場合は、ファン自体を汚さないようにフィルターを後付けするという方法もあります。

プロペラ換気扇用カバー

東洋アルミ公式ページより

「東洋アルミ プロペラ換気扇用カバー」は、換気扇を覆いかくすようにフィルターを設置するタイプです。プロペラの直径にあわせて、サイズも3種類用意されているので一度試してみてください。

フィルタータイプ (VFH-20UF/VFH-25UF)

東芝キアリア公式ページより

東芝の一般換気扇にはフィルター付きのモデルも用意されています。目詰まりしにくい繊維構造のフィルターを採用しており、フィルター交換の目安は4~5ヶ月となっています。

シロッコファンの換気扇の対処法

シロッコファンが使われている換気扇用にも、後付けフィルターが用意されています。レンジフード用の後付けフィルターも多数用意されているので、使用を検討してみるのも良いかもしれません。

整流板付専用パッと貼るだけスーパーフィルター

東洋アルミ公式ページより

シロッコファンも定期的に清掃するようにしましょう。近年のモデルは、簡単に分解清掃できるように設計されたモデルが多いです。レンジフード内のシロッコファンも、筒状のファンをワンタッチで外せるように工夫されていることが多いので一度、取説を確認してみてください。

清掃で解決しない場合

清掃しても異音がおさまらない、ファンが回らないのであれば、換気扇自体を交換します。レンジフードの場合はコネクターで接続されているモーターの交換を試してみるのも良いでしょう。

露出した100Vのコンセントから電源を供給する換気扇は、ご自身での交換も十分可能です。天井埋込型の換気扇やレンジフードも、ご自身での交換は可能と思います。ただ、換気扇に「電源を接続する作業」は電気工事士の資格がないとできないことになっています。資格がないとできない作業が発生するときは、専門の業者さんに依頼するようにしましょう。

換気扇・レンジフードの交換は業者に依頼しよう(まとめ)

汚れた空気を排気する換気扇には、どうしても汚れが付着してしまいます。汚れが付着すればするほど、故障するリスクも高くなってくるので、定期的に清掃したり、汚れがつかないように工夫するようにしましょう。分解清掃しても改善されない場合は、寿命と割り切り、新品に交換しますが、そのときは資格が必要な作業が発生します。是非、信頼のできる専門の業者さんに依頼するようにしましょう。

インターネットで検索すると、電源ケーブルの接続方法を細かく解説してくれるサイトがありますが、「電源を接続する作業」は電気工事士の資格がないとできないことになっています。感電や火災にまで発展する、電気の不具合に関しては万一の場合に備えて、専門の業者さんに任せるようにしましょう。


※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

安心してお電話ください
安心してお電話ください0120-966-765

おすすめの記事

記事を探す

カテゴリから探す

ジャンルから探す

topに戻る