東証プライム上場企業グループ会社の電気業者です。

エアコンはつけっぱなしの方が節電になる?メリットや電気代も解説します

ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
0120-966-765

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

「エアコンはつけっぱなしの方が節電になる」と聞いたことがある方も多いと思います。とはいえ、つけっぱなしにすると電気代が高くなる気がして、なかなか試す勇気がない方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、エアコン暖房のつけっぱなしが節約になるかどうかについて解説します。さらに、つけっぱなしにするメリット・デメリット、電気代の違い、節約方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

状況によっては「つけっぱなし」の方がよい

そもそもエアコンは、温度差が大きいほどエネルギーを使います。そのため、外気温と設定温度に差が開きやすい「暖房の稼働時」の方が、冷房よりも電気代が高くなりやすいのが一般的。

ただ、同じ季節でも状況によってつけっぱなしの方が電気代が安く済むケース・高くなるケースに分かれます。その理由は、スイッチを入れて運転し始めるタイミングがもっとも多くの電気を消費することにあります。

たとえばエアコンをつけ始めたとき、室温が7度で設定温度を20度にした場合、13度も室温を上げなければなりません。室温を上げるには多くのエネルギーが必要になるため、その分多くの電気を使うことになります。

ある程度の稼働時間が過ぎて室温が上がれば、エアコンの運転状況が一定になります。運転状況が一定の状態になると、稼働時よりもパワーが不要になり消費電力も少なくなります。

そのため長時間〜1日中、室内にいる場合で、なおかつ気温と設定温度の差が開くほど、つけっぱなしにする方が電気代の節約につながります。数十分〜1時間程度の外出の場合も同様です。

逆に長時間の外出や7時間以上の就寝などの場合は、電源を消しておく方がよいでしょう。

エアコンをつけっぱなしにするメリット・デメリット

とはいえ、エアコンの冷房や暖房をつけっぱなしにすることに抵抗がある方もいると思います。そこで、つけっぱなしにするメリットとデメリットを知って、どちらの方がライフスタイルに合うのかを判断してみましょう。

メリット

まず、エアコンの暖房をつけっぱなしにする大きなメリットには、以下の5点が考えられます。

  • 夏や冬でも常に涼しいor暖かい状態が続く
  • 温度変化のストレス軽減になる
  • 空気の循環を改善できる
  • 室内の空気をきれいにできる
  • 音や振動を軽減できる

それぞれ詳しくみていきましょう。

夏や冬でも常に涼しいor暖かい状態が続く

当然ながら、冷房や暖房をつけっぱなしにすると、室内での暑さ・寒さを感じることが減らせます。とくに暑がりな人や寒がりな人にとっては、つけっぱなしにすることで常に快適な環境で過ごせるでしょう。

また、近年ではリモートワークになり、在宅で仕事をしている人も多いと思います。1日中家にいるのであれば、温度差が大きい時期はむやみに消したりつけたりするよりも、適切な設定温度でつけっぱなしにする方が消費電力を無駄に使わず電気代がおさえられます。

温度変化のストレス軽減になる

エアコンをつけっぱなしにすることで、室内の温度変化が緩やかになります。そのため、急激な温度変化が体に与えるストレス軽減につながります。

空気の循環を改善できる

エアコンを連続運転すると、室内の空気が循環し続けます。これにより、室内の空気が新鮮に保たれ、湿気や臭いの蓄積を抑えることができます。

室内の空気をきれいにできる

エアコンには一部の機種で空気清浄機能が備わっている場合があります。連続的に稼働させることで、エアコンのフィルターや除菌機能が効果的に働き、室内の空気の品質向上に期待できます。

音や振動を軽減できる

エアコンを常に運転させることで、外部の騒音や振動を遮断する効果があります。特に、交通や周囲の騒音が気になる場所でエアコンをつけっぱなしにすることで、静かな環境を保つことが可能になります。

デメリット

逆に、エアコンの暖房をつけっぱなしにするデメリットには、以下の5つが考えられます。

  • 空気が乾燥する
  • エアコンや気温によっては電気代が高くなる
  • 環境への負荷が増える
  • 過冷却や凍結のリスクもある
  • 機器の過熱や故障の可能性もある

空気が乾燥する

エアコンの暖房を長時間つけていると、部屋の空気が乾燥します。実際には空気中の水分が減っているわけではないのですが、温度の上昇とともに湿度が下がることで「乾燥している」と感じやすくなるのです。

部屋の空気が乾燥すると喉がイガイガしたり肌がカサカサしたりと、不快感を感じやすいところはデメリットといえるでしょう。

エアコンや気温によっては電気代が高くなる

エアコンを連続的に運転すると、電気代が増える可能性があります。特に効率の低い古いエアコンでは、連続運転による電力消費が大きくなることがあります。また、外気温との差が激しい設定温度の場合、消費電力量が高くなり、電気代が高くなりやすいです。

普段から節約を心がけている方が暖房をつけっぱなしにするかどうかは、状況に応じて変えましょう。

環境への負荷が増える

エアコンの連続運転は、環境への負荷を増加させる可能性があります。電力の使用量が増えることで、温室効果ガスの排出量が増加し、地球温暖化を進めてしまうという点も考慮しなければなりません。

過冷却や凍結のリスクもある

エアコンを長時間連続して運転すると、冷媒が過冷却しやすくなる可能性があります。(過冷却とは、冷媒が飽和温度以下に冷やされること)

過冷却状態が続くと、エアコン内部や室外機の冷却フィンが凍結するリスクがあります。

機器の過熱や故障の可能性もある

エアコンを長時間連続して運転すると、機器の過熱や故障のリスクが高まることがあります。特に古いエアコンやメンテナンスが不十分な場合、長時間の運転により機器が過熱して故障する可能性があります。

「つけっぱなし」と「こまめに消す」ときの電気代の違い

ここで、エアコンの暖房をつけっぱなしにしたときと、こまめに電源をONOFFにしたときの電気代について紹介します。以下は、大手メーカー『ダイキン』が検証した、消費電力量の比較表です。(※電力料金単価を27円/kWhと過程)

時間帯つけっぱなし
(消費電力/電気代)
30分でONOFF切り替え
(消費電力/電気代)
06:00~18:005.0kWh/135円8.5kWh/230円
18:00~翌23:007.8kWh/211円11.2kWh/302円
23:00~06:003.3kWh/89円4.2kWh/113円

時間帯ごとに消費電力量を比較検証したところ、すべての時間帯でつけっぱなしの方が消費電力・電気代がおさえられる結果に。このことから、30分程度の短時間であれば、こまめに消すよりもつけっぱなしの方が電気代の節約になることがわかりますね。

人によって生活スタイルは異なるので、ご自身の暖房の使い方を見直す目安にしてみてください。なお、暖房使用時に電気代をおさえるコツを以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

エアコンの電気代の節約方法

家庭内の電化製品のなかでも、エアコンは消費電力の大きい家電=電気代のかかる家電となります。そのため、つけっぱなし以外の節約方法も取り入れて、上手に電気代をおさえましょう。

実際にどの程度の節約になるかは生活スタイルによっても異なるため、できることから試して電気代を比較してみるとよいですね。以下で、具体的な節約方法をつ紹介します。

温度設定を適切にする

室内の温度を設定する際には、快適な範囲内であるかを考慮しましょう。たとえば冷房時は、室内温度を25度程度に設定するのが一般的です。過度に低い温度設定は電力消費を増やす原因となりますので、エアコンを使用する際に一度温度設定を確認してみてください。

エアコンを効率よく使用する

エアコンの使用時は、エアコンの能力を最大限引き出せるような考慮も必要です。室内の冷気や暖気が逃げないように、ドアや窓の隙間をしっかりと閉めたり不使用時はエアコンを切ったりと、ちょっとした心構えで節約につなげられます。

風量や風向きを調整する

エアコンの風量や風向きは、スイッチを入れた状態で調節していない人も多いと思います。しかし、適切な風量や風向きの設定により、室内を均一に冷やすことが可能になります。無駄な場所に風を送ったり、必要以上に強い風量や長時間の送風を避けるだけでも、節約しやすくなります。

日差しを遮断する

もし日当たりのよい部屋であれば、外部からの直射日光が室内に入らないように、カーテンやブラインドで日差しを遮断しましょう。これにより、室内温度が上昇するのを抑えることができます。

室内の温度を抑えることで外気温とエアコンの設置温度との差を小さくできるため、消費電力と電気代を抑えられます。

定期的にメンテナンスする

定期的なエアコンのメンテナンスは、効率的な運転と電力消費の削減に有効です。フィルターの清掃や交換、室外機の清掃などを定期的におこないましょう。

エアコン関連で困ったことがあれば『街の修理屋さん』にご依頼ください!

エアコンの暖房は、気温差や使用時間によって「つけっぱなし」の方が電気代が安くなることも多く、状況にあわせてうまく使い分けるのがポイントです。ただし、エアコンの調子が悪い場合はつけっぱなしにすることで、電気代が高くなることも……。

近年では節約機能が搭載されたエアコンも多く販売されているので、古いエアコンからの買い替えで、トータルコストが安くつく可能性もあります。エアコンの点検や交換設置を検討の方は、ぜひ『街の修理屋さん』にご相談ください。

『街の修理屋さん』では、エアコンに関するあらゆるトラブルに対応しております。お見積もりは無料で、エアコントラブルは5,000円〜となります。年中無休で夜間帯も受付しているので、急なトラブルでも安心してご連絡ください。


※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

安心してお電話ください
安心してお電話ください0120-966-765

おすすめの記事

記事を探す

カテゴリから探す

ジャンルから探す

topに戻る