主幹ブレーカーの電気トラブルでの原因と予防策について解説!

生活していると急に停電することがあります。

近所のおうちも暗くなっていれば復旧させるのは電力会社の仕事ですが、自分の家だけの場合は『ブレーカー』によって電気の流れが止められています。

よく「ブレーカーが落ちた」なんて言われますよね。

ブレーカーが落ちるにはいくつかの原因があり、少し気を付ければ問題ないことが多いです。

しかし、ときには感電や火災につながってしまう可能性もあります。

そうならないためにも『ブレーカー』の役割を知り、適切に対処する必要があります。

この記事では

  • ブレーカーの役割
  • 電気トラブルの原因
  • 予防策

を簡単に解説しています。

主幹ブレーカーって?

電力会社から送られた電気は、電線を通り近くの電柱まで高電圧(6600V)で届きます。

電柱の上にある変圧器で低圧(100V)になり、引込線で家の中に入ります。

入ってきた電気を各部屋に分けるための設備が『分電盤』です。

分電盤の中にいくつかのブレーカーがあります。

主幹ブレーカーも含まれる分電盤について

分電盤の中には主に3種類のブレーカーが入っています。

それぞれ役割があり、電力会社やメーカーによって言い方が変わるのでわかりづらいです。

簡単に解説していきます。

リミッター(アンペアブレーカー)

分電盤の左側にあり、契約している電気をA(アンペア)で表しています。

電力会社と契約した電流を超えると電気を遮断(ブレーカーが落ちる)します。

家の中でたくさんの電気を同時に使ったということです。

【解決方法】

  • 同時に使う家電の数を減らす
  • 契約電流を大きくする

普段の生活をしていてリミッターが頻繁に落ちるようなら、契約電流を見直した方が良いです。

契約している電力会社に連絡してみましょう。

なお、60Hzの地域ではリミッターと主幹ブレーカーを兼ねている場合があります。

【電気の周波数について】

60Hzの地域とは、日本の中で富山県、長野県、静岡県から西側の地域です。

50Hzと60Hzが混在する地域もあります。

家庭で使う電気は『交流』と言い、頻繁にプラスとマイナスが入れ替わっています。

この入れ替わる回数を『周波数』と呼び、Hz(ヘルツ)で表します。

使っている家電に50/60Hzと記載があれば問題ありませんが、片方の表記しかない物は使えない場合があります。

主幹ブレーカーの役割

分電盤の真ん中にあることが多く、主に漏電を防ぐための役割があるため『漏電ブレーカー(漏電遮断器)』とも呼ばれます。

【漏電とは】

電流は基本的に流れる量は変わらないはずですが、途中でどこかに漏れてしまうことがあります。

この電流の量の変化を察知して電気を遮断する仕組みを『漏電ブレーカー』と言います。

漏電ブレーカーがあることで、漏電による火災や感電を防ぐことができます。

この主幹ブレーカーから各部屋へと電気を分けます。

子ブレーカー(配線用遮断器)

分電盤から分岐した配線ごとに設置されているブレーカーです。

『安全ブレーカー』『分岐ブレーカー』とも言います。

主に部屋ごとに分けたり、電気を多く使う家電だけ配線を別にします。

ブレーカーが落ちた時に暗くならないように、照明を別にすることも多いです。

基本的にそれぞれ20Aまで使うことができ、分け方に決まりはなく増設することもできます。

主幹ブレーカーが落ちる原因は漏電が多い

主幹ブレーカーは漏電によって起こる火災や感電を防止します。

では、漏電はどのようにして起こるのでしょうか?

【主な漏電の原因】

  • 電線・ケーブルの破損
  • 電化製品に水がかかる
  • コンセントとプラグの間のホコリ

「火災の原因は漏電でした」なんて聞いたことはありませんか?

漏電になると……?

もし漏電で主幹ブレーカーが落ちたかもしれないと思ったら、そのままにしておくと危険なので必ずどこが原因か確認しましょう。

【漏電箇所の確認方法】

  1. 子ブレーカーを全てOFF
  2. 主幹ブレーカーをON
  3. 子ブレーカーを順番にONにする

漏電している場所の子ブレーカーを入れた時に主幹ブレーカーが落ちます。

漏電している場所の子ブレーカーを切ったままにしておけば、他のブレーカーは入れても大丈夫です。

場所はある程度特定できるので、さらに何が原因なのか探しましょう。

原因が電化製品の場合なら修理か買い換え、設備の場合は専門業者に依頼します。

漏電は普段の生活で気を付けていれば、ある程度予防することができます。

頻繁に落ちないように予防策として

主幹ブレーカーが落ちないようにするための予防策はいくつかあります。

定期的に掃除する

コンセントとプラグの間にホコリがたまり、湿気がある場合に漏電して火災につながることがあります。

長期間放っておかずに、定期的に掃除をしましょう。

電気コードやプラグを無理に曲げたりしない

電気コードやプラグなどを無理に曲げたり束ねたりすることで、その部分から断線したりコードの表面が傷ついて絶縁できなくなり、漏電や火災のおそれがあります。

電気コードやプラグは、無理にまとめたり曲げないようにしましょう。

タコ足配線も要注意です。

電化製品の取り扱いに気を付ける

湿気の多い場所に電化製品を置くことや濡れた手で触るなど、取り扱いに気を付けるために説明書を確認しましょう。

適当に電化製品の分解や修理をするのはやめましょう。

それでも直せない場合は

主幹ブレーカーが落ちた時に、自分で漏電の場所を特定することはできます。

しかし、場所がわかっても何が原因かわからない場合もあります。

放っておくと火災の原因になるだけでなく、感電の危険性もあります。

一般家庭の電圧100Vで感電すると非常に危険です。

また、分電盤自体が故障している場合は自分では直せません。

わからない場合は専門業者に相談することをおすすめします。

不安だったらまず相談しよう

電気は目に見えないため取り扱いに注意が必要です。

そのため、電気設備を扱うための『電気工事士』という国家資格が
あります。

無資格で電気工事をすると罰せられることもあり、何より素人が行うと危険です。

自分で解決できそうにない場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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