レンジフードのモーターの交換を自分でする方法とタイミングを解説
レンジフード(キッチンの換気扇)のモーターの交換はどんな時に行えばよいのか、またその方法や費用について悩んでいる方は多いことでしょう。
レンジフードと同様に、浴室換気扇にも交換が必要です。トラブルが発生した時、その原因によっては換気扇本体の交換も検討しなければなりません。
この記事では、以下の内容についてご説明していきます。
- レンジフードのモーターや換気扇を交換するきっかけ
- レンジフードのモーターの交換方法
- レンジフードや換気扇を交換する費用
- 浴室換気扇を交換するタイミング
- 浴室換気扇の交換方法
- 浴室換気扇を交換する費用
これに合わせ、普段のお手入れ方法もご紹介しますので、レンジフードや浴室換気扇のモーターや本体の交換で疑問のある方は、この記事を読んで一気に解決してください!
街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンの取り外しに役立ててくださいね。
レンジフードの修理や交換のきっかけ
まず、レンジフードや換気扇の修理は一般的にどのような場合に必要なものなのかを知っておきましょう。レンジフードのモーターを交換するきっかけは主に3つに分けられます。
回転軸がズレている
レンジフードから「カラカラ」「カカカカ」というような音が鳴っている時は、プロペラやモーターの回転軸のズレが生じている可能性が高いです。
回転軸のズレにより、しっかりと回転できずにぶつかっている状態が考えられます。変形や破損、埃の付着が主な原因です。
回転軸がズレた状態で使用を続けると、レンジフード本体の故障に繋がるため早急に部品の交換を行うことが望ましいでしょう。
換気する強さが弱い
換気扇のモーターが壊れてくると、換気扇を回す力が弱くなってしまうこともあります。
換気扇がうまく回っていないと、換気をしたい部屋の臭いが取れにくかったり、煙を外へと排出できなかったりして、換気扇の機能を果たせなくなってしまいます。
こうなってしまう原因は、経年劣化による換気性能のダウンなどが考えられます。新しい換気扇への交換を検討するタイミングと言えます。
潤滑油不足
「キュルキュル」「キュキュ」などとと鳴るものは、回転軸の潤滑油不足が原因と考えられます。潤滑油が完全に失われるとカラカラ音に変わり、モーターの回転に大きな支障が及ぶ恐れがあります。
すぐさまレンジフードを交換するほどではないでしょうが、モーターを取り外して潤滑油を塗布しておきましょう。
レンジフードに使用できる潤滑油は、ホームセンターなどで購入することもできますし、通販サイトなら自宅で注文できます。
油汚れにより回転が遅い
換気扇は日々使っているうちに油汚れが蓄積していきます。
小まめに掃除をしてお手入れをしていればいいのですが、放っておくと、油汚れがこびりつき換気扇が回りにくくなってしまいます。
油汚れが原因であれば、お手入れをすれば問題なく使える場合もあります。しかし、長年使用して大量の油がこびりついてしまっていると、キレイに落としきれない場合もあります。その時は交換が必要となってしまうでしょう。
スイッチの故障
スイッチを入れても換気扇が動かない場合、換気扇ではなくスイッチの方が故障している可能性もあります。
換気扇に不具合がなくとも、スイッチに問題があると電源を入れることができず、換気扇を回すことができません。
電気配線に問題があるか、あるいはスイッチが寿命になってしまったかが考えられています。
掃除や修理で済む不具合も、換気扇が回らない状態で使い続けることによって、トラブルが解決できなくなってしまう恐れがあります。
最悪の場合、換気扇自体が故障してしまう可能性もあります。
経年劣化
金切り音のように「キーン」と鳴るものは経年劣化が原因と考えられます。
レンジフードの一般的な寿命は10~15年程度といわれています。
プロペラやフィルターの汚れや埃を除去することで一時的に異音がなくなる可能性はありますが、長年使用しているレンジフードではモーターを含め各部品が摩耗しており、根本的な解決にはなりません。
換気扇のモーターが消耗してくると、うまく換気扇が回らなくなり奥の方から異音がすることがあります。ガーッとどこかに引っかかっているような異音がし始めたら要注意です。中の方でファンにほこりなどが絡みつき、そのせいでうまく回らなくなっていることも予想できます。そのままにしておくと、ほこりに引火してしまったり、壊れてしまったりすることがあるので、異音は危険と覚えておくといいでしょう。
また、異音の原因となる部品だけを交換しても直らない場合もあるでしょう。
この場合、レンジフード自体の交換が必要になってきます。
レンジフードモーター交換のポイント
ここでは、レンジフードのモーターを交換するにあたっての大切なポイントの説明をいたします。
レンジフードの型番とモーター品番をチェック
ほかの家電製品同様、レンジフードを販売しているメーカーはさまざまですし、発売年やタイプによって型番も違います。
そのため、新しいレンジフードを購入する前に、メーカー・レンジフードの型番・モーター品番を確認してください。
多くはレンジフードの内側などにラベルシールが貼られており、メーカーとレンジフードの型番が記載されています。
次に、フィルター、シロッコファンのプロペラ部分を取り外してモーターを露出させます。モーターに貼付けてあるラベルに型番が記載されているため、メモを取っておきましょう。
店舗に出向くのが面倒であれば、通販などでも同じ型番や代用できるものが売られており簡単に手に入ります。
とはいえ、心配であればメーカーや通販元に確認を取ることをおすすめします。
部品を無くさないようにする
レンジフードの交換を行う際は、一つ一つの部品を解体していく必要があります。たくさんの部品で構成されているため、取り外した後はきちんと保管しておきましょう。
古いレンジフードの場合、油汚れが酷いものもあるため、キッチンの床を新聞紙などで養生し、その上に部品を並べていくのが良いです。
小さな部品は紛失しないよう、箱やポリ袋に入れておくことをおすすめします。
特に、モーターについているネジや、パッキンなどは新しいものに付属していない場合もあるので、無くしたり処分したりししないように気をつけてください。
レンジフードのモーターの交換方法
では、実際に作業をしてみましょう。ここからは、自分でレンジフードのモーターを交換する方法についてご説明していきます。
モーターのケースとファンの取り外し方
まず、レンジフードのモーターの交換を行う前に、短めのマイナスドライバーとボックスドライバー(0.7㎝程度)を用意してください。
その後、以下の手順でモーターのケースとファンを取り外します。
- フィルターを外すとファンのケースが出てくる
- 4つの蝶ネジを外して丸いカバーを外す
- ファンを手で押さえながら、短めのマイナスドライバーで真ん中の止めネジを緩ませる(回す方向はネジに記載がある)
- 緩めたらファンを引き抜く
- 油汚れなどで上手く引き抜けない時は、軸にドライヤーの温風を当てて解かし、ファンを引き抜く
※通常のドライバーだと、柄の部分が当たってしまい、止めネジを回すことができません。
モーターを取り外す
モーターが露出したら、取り出すための作業を行います。
- モーターの4箇所のナットを0.7㎝のボックスドライバーで外す
- モーターと繋がっているコネクターを取り外す
※誤って配線などを切断したり、濡れた手で触ったりしないように注意してください。
新しくモーターを取り付ける
モーターが取り外せたら、いよいよ新しいものと交換を行います。
- モーターの形状やパッキン、コネクターが同じなのを確認する
- 新しいモーターを設置し、ドライバーを使って4箇所のナットを取り付ける
- ファンを取り付け、真ん中の止めネジをしっかり締める
- その他の部品を外した時と逆の順序で元に戻せば完成
※取り付け工事を行う際は、板金部品や本体の角などでケガをする恐れがあるため、手袋をして作業するようにしましょう。
レンジフードや換気扇の交換費用について
換気扇を交換する際にかかる費用の目安をまとめていきます。
プロペラファンの交換
換気扇のプロペラファンの部分のみなら5,000円~20,000円程度で交換が可能です。価格帯に幅があるのは、プロペラファン自体に機能性など種類が豊富なためです。簡単に交換できるパーツなので、安価のプロペラファンでも手軽に交換ができるでしょう。
レンジフード付きの換気扇の交換
レンジフードタイプの換気扇だと、レンジフードごと交換が必要となるので大掛かりな作業となります。
そのため交換費用も高額になってしまう場合が多く、交換費用の相場は50,000~80,000円程度となっています。レンジフード本体を交換するとなると、工事費に加え、換気扇本体の代金も必要になるため、このように相場に大きな幅があります。
しかし、多機能のレンジフード付き換気扇を使っている場合だと、作業費用が200,000円くらいになってしまうケースもあります。
モーター部分のみの交換であれば、数千円で済むこともあります。
処分費用や作業費用など
換気扇を交換する場合、本体費用にプラスして作業費用や、これまで使っていた換気扇の処分費用が加算されます。
これらの費用は、5,000円~30,000円程度が相場となります。
価格は依頼する業者によって異なってきます。
大手の業者だと作業費用が割高だったり、地域密着型の店舗だと作業費が抑えめだったりなど差があるので、複数の業者に見積もりを依頼して見比べてみるのがおすすめです。
浴室の換気扇にも交換が必要!目的や役割を知っておこう
浴室換気扇が回らないトラブルでお悩みではありませんか?
毎日使い湿気の多いお風呂場には、換気扇は必須といえます。室内の湿気を屋外に排出し、カビや結露の発生を抑えるという大きな役割を持っているのです。
そのため、換気扇は24時間付けっぱなしにするのが基本と考えられています。
レンジフード同様、浴室換気扇にも交換が必要です。まず、浴室換気扇の役割や目的を理解しておきましょう。
浴室換気扇はお風呂の湿気を取るためのもの
お風呂の換気扇は入浴した後に、主に湿気を取る目的で使います。湿気が高いとカビが発生しやすいからです。
また、お風呂場の排水口などからしてくる匂いを外に出す役割もあります。最近だと浴室乾燥や暖房など便利な機能が付いている換気扇もあり、『洗濯物をお風呂場に干す』なんてこともできます。
もし、浴室換気扇が回らなくなってしまったら、浴槽やシャワーの湯気によって水分が溜まり、カビや結露ができやすくなるでしょう。カビが発生すると、悪臭がしてくることもありますし、アレルゲンの多い環境に住むことになり、健康上良くありません。
ですので、換気扇が故障、または調子が悪い場合は交換することをおすすめします。
浴室換気扇の種類
浴室換気扇にはどんな種類があるかご存知ですか?ここでは、どんな種類があるかを簡単に解説していきます。
シロッコファン
浴室の天井に取り付けて、ダクトと呼ばれる排気をする管を通して湿気を外に出すタイプです。シロッコ型(ダクト排出式)と呼ばれます。
シロッコファンの特徴
- 安定した風量で排気できる
- 暖房や乾燥などの便利な機能がある
- 天井裏に配線やダクトを接続する
- 集合住宅やユニットバスに多く設置されている
換気扇自体の機能も多く、設置するために必要な工事によって費用も大きく変わります。
プロペラファン
屋外に面した壁に穴を開け、直接取り付けることで湿気を外に出すタイプです。プロペラ型(直接排出式)と呼ばれます。
プロペラファンの特徴
- 屋外の風に影響を受けやすい
- 風量が大きく、掃除がしやすい
- 戸建てに多い
シロッコファンに比べて設置工事が簡単で、換気扇の機能もシンプルなので費用も安くなります。
浴室換気扇のトラブル原因と交換タイミング
換気扇トラブルの中で、特に多いのは「通常とは違う音がしている」です。この時、しばらくするとトラブルが無くなったかのように、異音が消えてしまうことも多いです。ですから、換気扇の調子が悪い時は、しばらく様子を見る方が多いと思います。
換気扇の調子が悪くなると、こんな症状が現れます。
【浴室の換気扇の主なトラブル】
- 動かすと異音がする
- 異臭がする
- 換気が弱い
- スイッチを入れても動かない
換気扇を回していて「何か変だな」と思ったら、掃除をしてみましょう。
掃除の方法は取扱説明書で確認するか、この記事の最後でも解説しています。作業自体は簡単ですので、定期的に掃除することをおすすめします。
掃除をしても解決しない場合や、気になる症状が繰り返される場合は換気扇の交換が必要です。
【換気扇のトラブルの原因】
- ホコリや汚れが付く
- 本体や部品の故障
- 経年劣化
トラブルの原因がホコリや汚れの場合は、換気扇をきれいにすれば解決します。しかし、経年劣化や本体の故障は交換しないと解決しません。
交換か修理か?
では、お風呂の換気扇の修理や交換は、どのタイミングで行うのが良いのでしょうか?
換気扇は毎日使う電化製品です。使っているうちにホコリが溜まって汚れたり、年月が経って部品が劣化したりします。
換気扇の寿命は約8~10年と言われていますので、使用期間が長い方は交換を検討しましょう。新しい換気扇が故障してしまった場合は、軽度なら修理することも可能です。
浴室換気扇の交換手順
換気扇の本体はホームセンターやネット通販で買うことができます。しかし、よほど単純な交換方法でない限り自分で行わないでください。
なぜなら、電気工事をするには資格が必要だからです。まして浴室は湿気が多く、しっかり設置しないと後でトラブルになる可能性があります。
自分で交換する場合
ここからは、交換作業を簡単に解説します。ただし、『電気工事士』の資格が無いとできませんので注意してください。基本的に同じサイズの換気扇を交換する場合です。
シロッコファンの交換手順
- ブレーカーを落とす
- 電源コードとダクトを外す
- 換気扇本体を外す
- 新しい換気扇を設置する
- 電源コードやダクトを接続する
- ブレーカーを上げる
天井裏での作業が必要になります。
プロペラファンの交換手順
- 電源プラグを抜く(ブレーカーを落とす)
- 換気扇本体を外す
- 新しい換気扇を設置する
- 電源プラグを挿す(ブレーカーを上げる)
プロペラを外さないと本体が外れない機種もあります。
交換の流れ
ほとんどの方は『電気工事士』の資格が無いでしょうから、専門業者に交換を依頼する必要があります。
まず専門業者に連絡しますが、その前にいくつか確認しておくと相談がスムーズに進みます。
- 現在の換気扇の種類
- 設置する換気扇の機能
- 日程
などを決めておくと良いです。
この時、設置場所の変更や便利な機能が付いた換気扇に変更する場合は費用が高くなります。
浴室換気扇の交換費用の相場
一般的な費用の目安は下記の通りです。
- 修理費用相場→5000円~15000円
- 交換費用相場→25000円~40000円
- 換気扇から暖房機能付き浴室乾燥機などへの交換→35万~40万円
修理箇所や設置場所、換気扇の種類によって費用は変わってくるので、まずは専門業者に相談することをおすすめします。
ちなみに、『街の修理屋さん』はお見積もり無料、換気扇の交換は税込み5,500円~で承っております。
浴室換気扇を交換するメリット
換気扇を交換すると、こんなメリットがあります。
新しい換気扇だと吸い込みが良いので、カビ防止になります。また、しっかり除湿されるので家の寿命を延ばします。当然ですが、音も静かです。
さらに便利な機能が付いている換気扇もあります。
【暖房機能】
浴室と浴槽の温度差が少なくなり、冬場のヒートショック予防になります。高齢者や血圧の高い方におすすめの機能です。
【乾燥機能】
天候に関係なく洗濯物を浴室に干すことができます。また、素早く湿気を取り除けるので、カビの発生を防ぎます。梅雨時や冬、花粉の時期など助かります。
【涼風機能】
風を送ることで気持ちよく入浴できます。冷房ではありませんが、適度に体を冷ましてくれます。
【タイマー機能】
それぞれの機能を時間を決めて行うことができます。何か気になる機能があれば、専門業者に相談してみると良いでしょう。
換気扇の掃除方法
換気扇を新しくすることでトラブルは解決できます。
さらに定期的に掃除をすることで、換気扇の寿命を延ばすことができます。掃除と言っても、そんなに難しいことではありません。
ここでは、換気扇の掃除方法を簡単に解説します。
掃除の方法
1. まずは安全のため、ブレーカーもしくは電源を切ります。
2. 換気扇のカバーが付いている物は外します。
カバーが取り外せない場合は、フィルターのホコリを掃除機で取ります。
3. ファンを取り外して、カバーと一緒に中性洗剤を使って拭きます。
ファンが外せない場合は、そのまま中性洗剤を使って拭きます。
4. 中性洗剤が残らないように、固く絞った布で水拭きをします。
5. さらに乾拭きをすると良いです。
6. ファンを外せる場合は、本体内部も手の届く範囲でホコリを拭き取ります。
7. 最後に外した時と逆の手順で元に戻します。
掃除した後の注意点
- スムーズに回るか確認
- 水分が残らないように気を付ける
普段の掃除をしっかりすることで、換気扇を長持ちさせることができます。それでも故障した場合は、専門業者に依頼して交換しましょう。
浴室換気扇【 DVP-T14CLDK 新しいものへ交換】事例解説!
武蔵野市にお住いのお客様から、換気扇が回らなくて困っており、直してほしいというご依頼をいただきました。
調査の結果、モーターの故障が判明し、製造年月日なども調べたところ、随分長い期間使用されている換気扇だということも分かりました。恐らく、7~8年使用されているでしょう。使用頻度が高かったことから、換気扇本体の老朽化が進んでいました。そのため、本体丸ごとでの交換を勧めさせていただきました。
浴室換気扇を新しいものに交換する手順を、実際の事例(東芝の浴室換気扇【 DVP-T14CLDK】の交換作業)にてご紹介していきます。
1.既存の浴室換気扇の取り外し
まず、感電防止のため、作業の前に必ずブレーカーを切り、換気扇の電源をオフにします。
そして、既存の浴室換気扇の取り外しを行うため、天井部のフロントカバーを外す作業に取り掛かります。
ルーバーを真下に引き下ろし、水滴が落ちないようにカバーの方向に気を付け、取り外しました。
本体の取り付けネジなどを外し、本体を取り外します。
天井裏のダクトの状態を見たところ、特に問題がなさそうなのでそのまま流用することにしました。
(※ダクトが埃や油で詰まっていたり、ひび割れていたりすると、ダクトを新しく繋ぎ直さなければなりません。)
2.新しい換気扇の取り付け
次に、新しい換気扇の取り付けをしていきます。
こちらの換気扇にはスプリングやブレード、羽根、吸い込みグリルなど細かい部品がたくさんあるため、慣れていない人が作業すると、部品を紛失してしまう恐れがあります。
はじめに、排気口を木枠にネジで固定します。この時、排気口と木枠に隙間がないようにしなければなりません。
そして、本体を天井に取り付けネジで固定します。
その後、本体と吸込グリルをダクトで接続し、テープで天井裏の固定をしていきます。
電源コードとアース線を接続し、最後にフロントカバーを取り付けます。
動作確認をおこなえば作業完了です。
ダクト用換気扇の交換には電気工事士の資格が必要です
今回は、実際に作業を行った事例で浴室換気扇の交換方法をご紹介しました。
換気扇の交換は簡単そうに見えますが、細かい作業があるため、専門業者でなければ難しい部分も多いです。
そもそも、ダクト用換気扇を交換するには、電気工事士の資格がなければいけません。
無資格で交換作業を行うと違法になり、「3ヵ月以下の懲役または3万円以下の罰金」が科せられることがあるため注意が必要です。
東芝の浴室換気扇【 DVP-T14CLDK】の取扱説明書にも、「修理技術者以外の人は分解、修理をしないこと」という警告が記載されています。
知識のない人が作業をすると、火災や感電、怪我の原因になるため絶対に止めてください。
交換しないままでもいい?
レンジフードや換気扇の調子は悪いけれど、交換するのも手間だし、一応使えているのであればそのまま放置をしてもいいかなと思う方もいらっしゃるかもしれません。
換気扇を交換せず放っておくと、どんな困ったことが起きてしまうのでしょうか。
交換をしない状態でいると
レンジフードや換気扇の寿命はおおよそ10年です。まずは、10年を基準に本体の交換を考えましょう。
寿命を超えても使える場合もありますが、配線が劣化していたり、蓄積された油汚れで火災が発生するリスクも出てきます。10年を目途に交換をするのが安全に換気扇を使用するための基準となってきます。
「最近ちょっと調子が悪い」と思う箇所が出ており、使用年数が10年以上の場合は交換するのが望ましいです。
自分で交換するのが難しい場合
「レンジフードのモーターを交換する時期なのかどうか判断が難しい」
「やってみたものの、自分で交換することができなかった」
「交換する時間や手間を省きたい」
など、もし換気扇の交換や故障について不安なことがあれば、すべて業者に依頼することをおすすめします。
プロにお願いして交換してもらおう
レンジフードや換気扇は毎日使う生活必需品なので、快適にキレイに長く使っていきたいものです。外観上であればフード本体しか目立ちませんが、実際中を覗いてみると、モーターやアダプター、スイッチ、フロントフード、ファン、オリフィス、ベアリングなどさまざまな部品で構成されているものです。
知識のない人にとっては、レンジフードの部品修理や本体の交換作業を自分で行うのは不安でいっぱいでしょう。
建設工事や電気工事に該当する作業は、資格を持っている人でなければできないと法律で定められています。むやみやたらに作業すると事故や火災に繋がるため絶対にお止めください。
おかしいなと思うことがあれば、プロに点検などをしてもらって安全に使えるかどうかの判断をしてもらいましょう。プロに頼むことで失敗もなくスムーズに交換してもらえるため、レンジフードを交換したい時は相談してみましょう。
弊社、街の修理屋さんでは、全国でレンジフードのモーターや本体の交換作業を承っております。
「そろそろ交換した方がいいかな」「交換の仕方が分からない!」とお困りの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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