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【ジー、カラカラ、カンカン】蛍光灯の異音の原因と対処法!

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蛍光灯のジージーという音がうるさいなどのトラブルでお困りではありませんか?
照明器具や安定器を交換したいなど、配線を伴う作業をするには『電気工事士』の資格が必要になります。
資格を持たずに配線の修理をすると法令で処罰される事もあるので業者をご利用ください。
業者をご利用する際、『見積もりがどれくらいなのか知りたい』『どこに頼めばいいかわからない』等不安があれば弊社にご相談ください。またLEDへの交換もできますのでお気軽にご相談下さい。

「蛍光灯から、ジージーと音が鳴っている。うるさいから早めに解決したい!」というお悩みを持つ方は多いでしょう。いつも使用する蛍光灯から異音がしたら気になりますよね。故障などのトラブルであれば、点灯しなくなる前に対処したいところです。

蛍光灯の異音は、『カラカラ』『コロコロ』『ジージー』『カンカン』『ブーン』など、音のタイプ別に原因と対処法があります。

早く対処法が知りたい方は、『ジージー』『カラカラ』など音のタイプ別に目次から原因と対処法の内容へ遷移できますのでそちらから確認して下さい。

蛍光灯について

蛍光灯の仕組み

蛍光灯は、電圧が加わる電極から電極に電子が流れてその電子がガラス管の中にある水銀原子にぶつかることによって紫外線を発生させます。この紫外線が蛍光物質と反応して、可視光線として光を生み出しているのです。

蛍光灯の中には、不活性ガスと水銀ガスが入っていて管の内面には紫外線に反応して発行する蛍光物質が塗布されています。蛍光灯の内部の塗布された蛍光物質によって、たくさんの色温度を作り出せるので、家庭用や業務用でも幅広く使われています。

安定器の役割について

蛍光灯内部に設置されている安定器

蛍光灯などの放電ランプは放電現象を利用した光源、放電現象を行うのに、電源を直接繋いでしまうと電流が急激に増えてしまいランプが壊れてしまいます。そこで安定器は電流が増え続けるのを防ぐために必要な装置、電流を一定の値に『安定』させる役割があります。

また、安定器の寿命自体は10~15年です。それを過ぎてしまうと照明器具や安定器の劣化に繋がっていきます。蛍光灯ではなく、安定器から音が発生している場合もあります。

安定器は、蛍光灯の発光を安定させるために必要なものです。電線を巻いた構造をしており、磁力が発生する際に電線が振動します。

この振動や、それによる音を軽減させる役割を担っているのが「コンデンサー」です。このコンデンサーが故障すると、振動や音を抑えることができなくなり、「ブーン」や「ジー」といった音が鳴るようになります。

コンデンサーが故障している場合は、新しいコンデンサーに交換をする必要があります。

蛍光灯を交換しても異音は直らないこともある

蛍光灯を取り付ける様子
蛍光灯を取り付ける様子

蛍光灯に原因があるだけじゃない

誰しも蛍光灯の異音を聞いたら、蛍光灯に原因があると感じて交換するはずです。また蛍光灯のどこに原因があるか気になるでしょう。

蛍光灯を交換しても異音は直らないことがあります。蛍光灯に不具合があるとしたら、その異音の鳴り方によって異音を対処するにも自分ではできないこともあるのです。異音くらい直せるだろうと考える方もいるでしょうが、実際には蛍光灯自体ではなく、内部の問題で電気の専門業者にお願いしないと直らない場合があります。

最悪の場合は、故障に気が付かないまま使い続けてしまうと漏電から火災が起こる可能性もあります

ではその蛍光灯以外での原因とは何か、またそれは自分で対処できる範囲なのかをくわしく見ていきましょう。

蛍光灯の異音の原因と対処法

蛍光灯の内部

『ジージー』『ブーン』と異音がする

蛍光灯でよくあるジージーという異音は、主に部品が劣化しているのが原因で、その蛍光灯でいう部品とは『安定器』という部分です。安定器は、電源とランプを繋いでおく大切な役割がある部品です。

その安定器の中には、『コンデンサー』があります。このコンデンサーは金属でできていて、長い期間使い続けていると、劣化が進むことで『ジージー』という音を鳴らすことがあります。安定器は蛍光灯の内部の部品ですので、結局蛍光灯を変えても直らないということになります。

異音を止めるためには、交換作業が必要となります。配線が関わる工事を行うので電気工事士の資格が必要です。資格を持っていない一般の方では対処できないため、必ず業者に依頼をするようにして下さい。

なお、コンデンサーを交換しても安定器から音がする場合は、安定器にも問題がある可能性があるため、この場合は交換工事をしなければなりません。『街の修理屋さん』では修理や交換も対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。

『コロコロ』『カラカラ』と異音がする

蛍光灯の新品を買うと、中から『コロコロ』や『カラカラ』といった音が聞こえます。蛍光灯の内部にある水銀が鳴らしている音です。蛍光灯が光を放つには、『アーク放電』と呼びます。アーク放電を行うには、水銀蒸気がある状態で発光するのに水銀が必要になります。

その水銀自体は内部に固定されているものなのですが、ふとした時に外れてしまうことがあります。ですが、蛍光灯の動作には影響が無いので安心です。中の水銀も使うたびに気化するので、音は無くなります。

『カンカン』と異音がする

『カンカン』と異音が鳴る主な原因としては二つあります。一つは蛍光灯の回路で使われている『バイメタル』が原因です。バイメタルは蛍光灯の内部にあります。特定の温度になると、曲がるように作られている金属でスイッチを入れることで放電します。その放電の熱でバイメタルが曲がるような仕組みです。曲がった状態から、冷えることで元に戻ろうとするときにバイメタルが『カンカン』と鳴ります。これはバイメタルが出している音なので動作事態に問題はありません。

グローランプを交換する様子

もう一つの原因としては、安定器やグローランプが故障している場合です。蛍光灯に問題が見られない場合は、安定器やグローランプの故障の可能性があります。グローランプは、蛍光灯に電気を流すための部品です。蛍光灯と同じように、グローランプも消耗品のため、当然寿命があります。

寿命が近づくと、故障して異音が発生するだけでなく、蛍光灯の点灯が不安定になります。照明のスイッチを入れてからグローランプが点灯するまでに時間がかかったり、照明が正常に点灯しなくなったりすることがあります

安定器やグローランプの故障が原因の場合は、新しいものに交換してください。何年も使用している蛍光灯の照明器具であれば、不具合がさらに起こる可能性があります。この場合は、交換作業が必要になります。電気の専門業者に依頼して交換してもらいましょう。

グローランプには寿命があるため、できれば蛍光灯を買い換える際に一緒に交換しておきましょう。ただし、劣化して古くなった照明器具の場合、グローランプや蛍光灯を交換しても異音などの問題が起こることもあります。照明器具が古いのであれば、これを機に照明器具ごと交換しておくこともよいでしょう。

異音がうるさいなら交換を検討しよう

型式の古い安定器をそのまま使っている方も中にはいらっしゃるでしょう。昭和52年3月以降の型式の古い蛍光灯の内部にPCB(ポリ塩化ビフェニル)安定器を使用している場合は、廃棄物によるPCBを含む油が漏洩する事故が起きており、健康被害などの恐れがあるため早めの交換が必要です。

また、音のタイプ別に原因がさまざまありますが、蛍光灯内部の故障に関わるものは資格を持った電気の専門業者などにお願いしないと修理や交換ができないものになります。『街の修理屋さん』でも資格を持った専門の作業員が迅速かつ丁寧に対応致しますのでお気軽にご相談下さい。

それでも異音が鳴る場合どうすれば良いか

LED照明に交換した後の様子

LED照明に交換すれば異音がほとんど鳴らない

蛍光灯の異音が気になってしまう方は、LED照明に交換するのもありでしょう。LED照明に交換すると、気になる異音がほとんど起きません。交換しないまま、異音が起こることで原因を探したり対処法を調べて自分で対処しようとしてもなかなか解決しないことも少なくありません。

実際に蛍光灯を交換しただけでは直らない異音があるのも事実です。異音に悩むようでしたら、LED照明に交換した方がメリットもたくさんあるのでおすすめです。

LED照明に交換するのはメリットがある

  • 異音がほとんどなくなる
  • 交換する回数が少なくなり長持ち
  • 電気代が安く済む
  • 色や素材など種類が豊富にある

LED照明に交換すると、その分異音がほとんどなくなります。毎回交換する必要がないので比較的長持ちになるため、その分電気代も安く済みます。

今はLED照明が主流になりつつあるので、種類も豊富にあります。自分の家に合うLED照明もきっとあるはずです。

ただし工事不要のLED照明には注意が必要

工事不要のLED照明が一般的に流通しています。電気屋さんで気軽に購入して、既設の照明器具にLED照明を取り付けられるのが工事不要の良さでもあります。

ですが、工事不要のLED照明は余計に消費電力がかかってきます。LED照明を取り付けたのになぜ、消費電力がかかってしまうかというと、その工事不要のLED照明を使うために既設の安定器をそのままにして取り付けることでLED照明分だけでなく安定器分も消費電力がかかるのが原因です。

また、その既設の安定器が先に寿命を迎えて結果的に既設の安定器が壊れるとLED照明が正常でも不点灯になり、結果的に交換するために交換工事が必要になってきます。

結果として、最初から配線工事を行って工事が必要なタイプのLED照明にすれば、安全にかつ省エネになるということです。省エネ効果が高いLED照明にするのであれば、既設の安定器を取り除いて配線工事(バイパス工事)を専門の業者に依頼をして、工事が必要なタイプのLED照明を取り付けてもらいましょう。

そのまま使うと二次被害に繋がる可能性も

LED照明に交換するのもアリ
  • 音が気になってストレスになる
  • 劣化した安定器を使い続けて火災
  • 蛍光灯が落下して内部の水銀や蛍光体が飛散

蛍光灯の異音がしたままでいると音が気になってストレスにもなり精神的にも体力的にも支障をきたす可能性があります。また、劣化した安定器をそのままにしていると火災の恐れや落下して蛍光灯が割れることで中の水銀や蛍光体が飛散する可能性もあります。蛍光灯の破損から放出されるレベルの水銀は人体への影響はほとんどありません。

そういった二次被害を避けるためにも、蛍光灯の異音をそのままにせず、交換をしたほうがおすすめです。

蛍光灯の異音がするので調査してほしい方や、LED蛍光灯を取り付けたいからLED照明器具に交換したい方などのお困りごとに対応しております。

蛍光灯の異音や他の電気工事でのトラブルでも、お困りの方がいらっしゃいましたら『街の修理屋さん』では資格を持った作業員が丁寧かつ迅速に対応致しますので、一度お気軽にご相談下さい。


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