エアコンの選び方にはコツがある!夏を快適にする方法教えます
エアコンは1台購入すると長く使用する電化製品なので、慎重に選びたいものですよね。
ですが、「新しくエアコンを買いたいけど、どれを選べばいいのかわからない…」と言う人も多いのではないでしょうか?
また、エアコンは購入して終わりではなく、設置工事も必要なうえに、月々の電気代にも関わるため、部屋にあった機種を選ぶ必要があります。
そこで今回は、以下の内容について詳しく解説します。
- エアコンの選び方
- 部屋に合わないエアコンを選んだときのデメリット
どの部屋にはどのようなエアコンが合うのかを知り、夏を快適に過ごしましょう!
エアコンを選ぶときの8つのポイント
エアコンを選ぶときは、次の8つのポイントをチェックしましょう。
- 部屋の広さ
- 節電効果
- 予算(費用)
- 見た目(デザイン)
- 本体の大きさ
- 換気や空気清浄など特殊機能
- 電源電圧
- フィルター掃除機能有無
このようにさまざまな角度から検討することで、ライフスタイルに合わせて賢く選ぶことができます。
それぞれを詳しく解説していきます。
また、「エアコンの仕組みや、室内機の設置ルールも知りたい」という人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
1.部屋の広さ
エアコンを選ぶとき、まず最初にチェックしたいのが部屋の広さです。
一般的に、エアコンは少し余裕のある状態で稼働させる方が効率がよいとされています。
エアコンのカタログには適正な部屋のサイズとして「11~17畳(18~28㎡)」のような書き方がされていることが多いです。
これは、単にこの範囲内に当てはまる部屋の広さならよいと言うことではありません。
木造住宅か鉄筋コンクリート造りかによって、同じエアコンでも最適な畳数が違うため、このような書き方になっているのです。
正しい読み方としては、「木造なら11畳、鉄筋コンクリートなら17畳」の造りの部屋に適していることになります。
2.省エネ性能
新しいエアコンを購入するときは、「省エネ性能」がどのくらいあるかもチェックしましょう。
エアコンの省エネ性能の目安は「省エネ基準達成率」「エネルギー消費効率」などがありますが、複数台比較する場合は、省エネラベリング性能を示す星マークで判断するのが簡単です。
「省エネラベリング性能」とは、資源エネルギー庁によって定められた星1〜5の5段階で評価され、星マークが多いエアコンほど省エネ性能が高くなります。
3.エアコン設置の予算
エアコンは部屋の適用畳数によって値段が変わります。
また、同じ畳数のエアコンでも、機能や販売方法によって値段が変わるため、予算に合わせたエアコンを購入しましょう。
さらにエアコン購入時に忘れてはいけないのが設置費用です。
一般的なエアコン取り付け相場は9,000〜20,000円ほどですが、専用コンセントがない場合や、現在ついているエアコンを取り外す場合は追加料金がかかります。
出来るだけ少ない予算でエアコンを設置したい人は、作業工事費用をおさえるとよいでしょう。
4.エアコン本体のデザイン
今まで、エアコンといえば白いデザインのものが一般的でしたが、今ではカラーバリエーションの豊富な機種や、スタイリッシュな見た目のものが各メーカーから販売されています。
特にデザイン性の高さで人気のあるエアコンは以下の通りです。
- ダイキン「ルームエアコン risora(リソラ)」
- ダイキン「マルチエアコン UXシリーズ」
- 三菱電機「デザインエアコン 霧ヶ峰 FLシリーズ」
なかでも、 「risora(リソラ)」と「霧ヶ峰 FLシリーズ」はグッドデザイン賞を受賞しており、インテリアにこだわりたい人におすすめです。
5.室内機・室外機の大きさ
エアコンを購入するときは、室内機と室外機の設置場所を確保する必要があります。
一般的にエアコン室内機は、天井まで7cm以上、左右の壁から5cm以上、下は10cmほどのスペースが必要です。
カーテンレールや窓の高さとかぶり、せっかく購入したエアコンが設置できなかった・・とならないように、あらかじめ本体の大きさと設置スペースを確認しておきましょう。
また、室外機の設置スペースとして、前側に25cm以上、左右と後ろ面5cm以上の余裕が必要です。
6.換気や空気清浄などの機能が必要かどうか
最近のエアコンには冷暖房や除湿以外にも、便利な機能が搭載されたエアコンが販売されています。
たとえば、空気清浄機能が搭載されているエアコンは、花粉やPM2.5などをフィルターでキャッチし、冷暖房とともに部屋の空気を綺麗にしてくれます。
ほかにも、人がいなくなると自動で運転停止してくれる「人感センサー」や室内の温度を感知して運転切替してくれる「温度センサー」なども有名な特殊機能です。
また、最近ではスマホのアプリで外出先から運転操作できたり、部屋の見守りができる機種もあるので、必要に応じた機能が搭載されているエアコンを選びましょう。
7.電源や電圧があっているかどうか
エアコンには、100Vと200V仕様のものがあります。ほかの電化製品よりもエアコンは使用電力が大きく、たくさん電流が流れます。
そのため、電力が足りなくなってブレーカーが落ちたり、最悪の場合にはコンセントが熱をもち火災につながる恐れもあります。
必ず、エアコンの電源プラグとコンセントの形が合うもの、電圧に対応しているものを選ばなければいけません。
エアコンとコンセントの電圧が違う時は、電圧を変換するための工事が必要になります。
8.フィルター掃除機能の有無
エアコン掃除は手間も時間もかかるため、なかなか手をつけない人も多いと思います。
フィルター掃除機能つきのエアコンなら、フィルターを自動で掃除しれくれるので、カビや臭いの発生をおさえる効果に期待できます。
エアコンは空気中のホコリなどの汚れにより、性能が低下することもありますが、常にフィルターを綺麗にしておくことで性能が維持され、省エネにつながります。
ただし、フィルター掃除機能つきのエアコンは、本体の価格が高い傾向にあるので、予算に合わせて検討するとよいでしょう。
部屋に合わないエアコンを選ぶデメリット
ここでは部屋の広さに合わないサイズのエアコンを選んだ時のデメリットについて紹介します。
多くの場合、部屋に合わないサイズを選ぶことで、思うような冷暖房の効果が感じられず、余計な電気代がかかってしまいます。
部屋の広さより小さいサイズ・大きいサイズ、それぞれのデメリットについて解説します。
部屋の広さより小さいサイズのエアコン
部屋の広さよりも小さいサイズのエアコンを設置すると、冷暖房の効果が出ず、フルパワーで運転させることが多くなります。
その結果、電気の消費量が増えて電気代が上がったり、エアコンに余分な負荷がかかることで寿命が短くなる可能性もあります。
部屋の広さよりも大きいサイズ
「部屋の広さよりも大きいサイズのエアコンなら、すぐに冷えたり温まったりしてよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、部屋の広さよりも大きいサイズのエアコンは、冷暖房の効きがよすぎて、設定温度よりも過剰に暑くなったり寒くなったりします。
また、適正サイズに比べるとフルパワー時の消費電力が大きくなるため、電気代がかさんでしまいます。
確かに大きいサイズのエアコンなら、室温の変化をすぐに感じられますが、冷えすぎなどにより体調面に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
エアコンは部屋のサイズに合わせた機種を選ぼう!
今回紹介したように、エアコンは部屋のサイズや必要な機能の有無で選ぶことが必要です。
せっかく省エネエアコンを購入しても、部屋のサイズが合わずに無駄に電気代がかかっていては元も子もありません。
また、エアコンの新設、買い替えの際には、室内機と室外機の設置工事が必要になります。
街の修理屋さんでは、エアコンの新規設置・交換・取り外しをおこなっています。
「エアコンを購入した電気屋さんの設置工事費が高かった」という人や「ネットでエアコン本体のみ購入した」という人は、ぜひご相談ください。
エアコン設置や交換料金は5,500円からで、お見積もりは無料です。
即日対応も可能で、電話やメールは年中無休で受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。