【インターホンの修理】壊れたインターホンの修理についてや修理費用などを解説
インターホンは、来客時に通話や映像で外にいる相手を確認するための、重要な住宅機器です。
また近年では、防犯意識の高まりから、映像モニターだけでなく、録画や録音ができるものも登場しています。
そんな、防犯機器としても欠かせないインターホンですが、万が一故障してしまったら、不便なだけでなく、防犯性も発揮されなくなってしまいます。
今回は、インターホンの故障が疑われる際の確認、対処方法や、修理についてご紹介します。
インターホン不具合
インターホンの不具合にはさまざまな症状があります。
その中でも多いとされているのが、
- 親機 (屋内) と子機 (屋外) での会話がしづらい、またはできない
- ボタンを押しても呼び鈴 (チャイム) が鳴らない
- ボタンを押していないのに勝手に呼び鈴が鳴る
- モニターの映像が乱れる、または映らない
といった症状です。
どの不具合も、インターホンを使用する上ではとても不便です。さらに、防犯対策としてのインターホンの役割を果たさなくなってしまいます。
故障しているのだとしたら、早急に修理や交換をしたいものです。
しかし、修理依頼や交換を検討される前に、確認するべきポイントがいくつかあります。
「実は故障ではなかった…」「故障ではなかったが、業者の自分でもできそうな簡単な調査にお金を出すことになってしまった…」といった後悔を避けるためにも、これから紹介するポイントをぜひご確認ください。
修理の前に確認するべきポイント
インターホンの不具合が起きる原因は、実は故障ではない場合があります。
上述したような不具合の症状が起こる、故障以外の原因として、
- インターホンの寿命
- 電源プラグや電池などの電源が抜けている、または切れている
- 通話や呼び出し音などの音量設定が適切でない
といったことが挙げられます。
インターホンの寿命
インターホンも機械なので、年月が経てば不具合が出たりや故障しやすくなったりします。
一般的に、インターホンの寿命は、
- 家庭用で10年
- マンションなどの集合住宅用、オートロック連動式のもので15年
などとされています。
不具合が出ているインターホンが取り付けられてから10年、あるいは15年を超えているようでしたら、寿命を迎えたと考えていいでしょう。
この場合は、修理ではなく交換をおすすめします。
親機 (屋内機) の確認
インターホンの親機とは、屋内に設置してある方のことを指します。
インターホンの中には、電池によって動作しているものもあります。
なので、この電池が切れてしまっていたら、インターホンの機能が使えなくなってしまします。
また、電池タイプ以外にも、電源プラグに直接繋げているタイプも多いです。
この場合は、電源プラグが抜けてしまっていないかを確認してみましょう。
稀に、通話や呼び出し音の音量設定が変わってしまい、マイクやスピーカーの音量が小さくなってしまっている場合があります。
電池や電源プラグの確認だけでなく、親機の設定なども確認、見直してみましょう。
子機 (屋外機) の確認
インターホンの子機は、屋外に設置されているため、親機よりも環境的な影響を強く受けます。
もちろん故障する可能性は親機よりも高いと言えるでしょう。
まずは、親機と同様に乾電池式のものなのか、電源コード式のものなのかを確認して、電池切れやプラグが抜けていないかなどを確認しましょう。
インターホン故障の修理
上記の確認すべきポイントで紹介した点を確認しても、インターホンの不具合が解消されない場合は、修理、または交換が必要になります。
ここからはインターホンの修理について、
- 修理依頼はどこにするのか
- 修理費用の相場について
- 修理が難しい場合
- インターホン修理は自分でもできるのか
など、4つのポイントを解説していきます。
修理依頼はどこにするのか
インターホンの故障の場合、修理を依頼する選択肢として、
- 故障したインターホンのメーカー
- 近くの電気屋
- 民間の修理業者
の3つが挙げられます。
それぞれの特徴などを解説していきます。
インターホンのメーカー
まず、修理の1つ目の選択肢としては、故障したインターホンのメーカーに直接修理を依頼する方法です。
この場合は、修理に使われる部品などもメーカー純正のものであるため、安心感があります。
また、故障したインターホンが保証期間中の場合、修理、または交換を無料で行ってくれることもあります。
ただし、どんな家電においても、メーカーが修理用の部品を保管しておく期間は決まっています。
この期間のことを、補修用性能部品の保有期間と言います。
インターホンの場合、製品の生産終了後の約7年間は補修用性能部品を保管することになっています。
前述の通り、インターホンの寿命は10年程度なので、メーカーに修理依頼をした際には既に修理用の部品を保管しておらず、修理不可となってしまう可能性があります。
近くの電気屋
2つ目の選択肢は、自宅近くの電気屋 (電化製品を扱うお店) や実際にインターホンを購入した電気屋に修理を依頼する方法です。
電気屋は、さまざまなメーカーの、さまざまな機種の電化製品を取り扱っているため、メーカーに負けないくらいの知識と技術を持っています。
また、実際にインターホンを購入した電気屋の場合、メーカーと同じく保証期間がある場合があります。
保証期間中の故障であれば、修理や交換が割引、または無料になる場合があります。
民間の修理業者
3つ目は、民間の修理業者に依頼する方法です。
修理業者は、” 修理 ” というだけあって、電化製品などの修理や取り扱いには、とても詳しいです。
大小多くの数が存在しており、それぞれの良さや強み、〇〇専門などさまざまな形態の業者があります。
また、メーカーや電気屋では難しい、即日対応をしてくれる業者も多く、インターホンやその他の電化製品の故障修理の場合、この選択肢を選ぶ人が多いです。
しかし、悪徳な修理業者なども多く存在しており、業者選びは難しいことも事実です。
安心して修理業者に依頼するためにも、以下の4つの点を基準にして、業者を探すことが必要です。
- 電気工事士資格を持っている
- ホームページなどに作業内容や料金設定を明確に記載している
- 修理・交換施工後の保証期間などを設けている
- 工事の相談、見積もりを無料でしてくれる
最低でも、上記4つの点をクリアしている業者なら、安心、安全に利用することが可能だと言えます。
修理費用の相場について
インターホンの修理費用は、故障したインターホンが取り付けられてから何年経過しているか、故障の度合い、保証期間の有無などで異なります。
修理の内訳としては、
- 出張料
- 作業費
- 部品代 (交換の場合は本体代)
という場合がほとんどです。
修理内容によっては、これらにプラスして配線工事費などが含まれることもあります。
前述の通り、メーカーや電気屋などの保証期間中の故障でしたら、無料、または通常料金より大幅な割引をして修理、交換をしてくれることがほとんどです。
しかし、保証期間を過ぎてからの修理になると、費用相場はおよそ15,000円~となっています。
業者に修理依頼をした場合、修理費用の相場は、5,000円~15,000円ほどとメーカーなどに比べて安くなっています。
メーカーと業者の料金の違いは、修理などに使用する部品費が関係しています。
メーカーや電気屋は、修理に使う部品など定価で販売しているため、修理費用が高くなってしまいます。
民間の修理業者は、修理に必要な部品を割引で用意していることが多いので、修理費費用も安くなっています。
修理が難しい場合
ここまでインターホンの修理、修理費用などについて紹介しましたが、状況によっては修理が困難の場合があり、調査段階で修理不可となってしまうことがあります。
修理が困難な場合として、
- インターホン本体の寿命が原因の故障
- 故障箇所が多く、修理では直せない
- メーカーなどの修理や部品交換に必要なパーツの保存期間が過ぎている
などが挙げられます。
こういった場合は、修理ではなく本体交換をすることになり、交換費用として交換作業費やインターホン本体代金がかかります。
交換するインターホンの代金にもよりますが、修理をした場合とほぼ同じ料金で交換することができます。
インターホン修理は自分でもできるのか
インターホンというと、そこまで大きな機械ではないし、自分でも修理や交換ができそうなイメージをお持ちになられた方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、インターホンの修理や交換は、基本的に自力ではできないと言えます。
インターホン修理では、親機 (屋内機) と子機 (屋外機) を繋いでいる配線を作業することがほとんどです。
こうした電気配線を工事作業するためには、「電気工事士」の資格が必要です。
資格や知識などがない人が作業した場合、感電のリスクや最悪、漏電が起きる原因となり火災事故に発展する可能性もあります。
インターホン修理は、メーカーや修理業者などの、資格を持ったプロにお任せしましょう。
まとめ
今回は、インターホンの修理について解説しました。
不具合が出た場合には、今回紹介した、
- 取り付けてから何年経過しているか
- 子機や親機の電源、音量設定などは正常か
などを確認して、もしも、修理が必要になった場合は、メーカーや修理業者などに修理依頼をしましょう。
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料金は作業費税込み5,500円からで、その他の作業料金は以下の通りです。
測定器調査 | 3,300円 |
分解調査 | 3,300円~ |
調整 | 3,300円~ |
結線 | 3,300円~ |
開口作業費 | 5,500円~ |
本体取付け | 6,600円~ |
本体取外し | 3,300円~ |
コーキング作業費 | 3,300円~ |
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