アシダカグモの子供もゴキブリを食べる?こわい見た目と裏腹な実態を徹底解説!
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もし、小さなアシダカグモを見かけたのなら、その場所でアシダカグモが繁殖している可能性が高いです。すると、アシダカグモが繁殖できるほどのエサを確保できる場所ということになります。
そして、アシダカグモのエサとして有名なのが、みなさんの大嫌いなゴキブリです。つまり、そこにはゴキブリがたくさんいる可能性があります。
また、アシダカグモは他の害虫もエサにしています。
- ハエ
- ガ
- ハサミムシ
そのため、アシダカグモを見つけても駆除せず、一緒に生活する方もいるくらいです。さらに、インターネットで売買されるほどですから、人気が高いと言って良いでしょう。
しかし、虫が苦手な方はもちろん、家の中にクモがいるのを放っておけない方もいると思います。そこで、アシダカグモの特徴を確認した上で、駆除するか検討してみてはいかがでしょうか?
この記事では、アシダカグモの生態や駆除する上での注意点などを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
アシダカグモとは
まずは、アシダカグモの特徴から解説していきます。
- 色:全体的に灰褐色
- 大きさ:大人の手のひらほど
- 寿命:5年前後
- 家の中に生息している
- 糸で巣を作らず徘徊する
- 関東より南に分布し、西日本に多い
アシダカグモは糸で巣を作らずに自分で移動し、エサを待ち伏せして襲います。アシダカグモの体長は2cm前後ですが、足を含めると10cmを超えるため実際に目にすると驚くでしょう。
北海道や東北では確認されておらず、局地的に生息している可能性はありますが寒さに弱いのかもしれません。アシダカグモは子供の時から、生きている虫を捕まえてエサにしています。
アシダカグモが出るのは6〜8月
アシダカグモが活発に行動するのは、6〜8月の暖かい時期です。この時期は、エサとなるゴキブリなどの虫も多く発生します。
そのため、アシダカグモもよく見かけるようになると考えられます。
アシダカグモがいるとゴキブリ全滅?
「アシダカグモが2〜3匹いる家は、ゴキブリが全滅する」と言われています。アシダカグモはエサを捕まえて食べている最中でも、他の虫がいると襲うという習性があります。
ということは、アシダカグモがいると多くの虫を捕まえてくれるため、害虫対策になります。ちなみに、エサになる虫がいなくなると、アシダカグモは他の場所へ移動します。
屋内に生息している?
アシダカグモを家の中で見かけることが多い場合は、その場所に生息していると考えられます。また、「同じ場所でよく見かける」という声も多いです。
アシダカグモは屋外でも活動していますが、エサとなるゴキブリなどを追って家の中へ入ってきます。
アシダカグモが働くのは夜
アシダカグモは、夜になるとエサを捕まえるために動き始めます。天井や壁などで足を広げて待ち伏せをし、接近してきた虫を捕まえます。
逆に、昼間は壁の隙間などに隠れています。アシダカグモは活動する時間や、行動する場所がゴキブリと似ているため天敵と言われています。
小さいのはアシダカグモの子供
生まれたばかりのアシダカグモは、5mmほどの大きさしかありません。その後、約2年の間に脱皮を10回程度繰り返して大きくなります。
アシダカグモは10〜15cmほどまで成長するので、小さい場合は子供ということになります。ただ、子供であってもゴキブリなどの害虫を捕まえてくれるので、見つけたら喜ぶ方もいらっしゃるでしょう。
小さくても大きくても見た目はコワイ!でも実態は?
アシダカグモは体も大きく、見た目もインパクトがあります。ただ臆病な性格なので、基本的に自分より大きい生き物を襲うことはなく逃げていきます。
- 毒を持たない
- 糸で巣を作らない
- 食品に集まらない
など、アシダカグモには害が無いと言っても良いでしょう。ただし、無理に捕まえたりすると咬まれることもあるので気を付けてください。
小さなアシダカグモの場合でも、自分より小さな幼虫のゴキブリなどを捕食してくれます。すると、ゴキブリが繁殖しづらくなり数が減っていきます。
実は人気者な『アシダカ軍曹』
アシダカグモを見つけても、そのまま放っておく方は意外と多く、中にはペットとして飼う方もいるほど人気があります。
クモが苦手な方にとってはグロテスクな見た目ですが、中にはキュートな顔立ちに見える方もいらっしゃるようです。
家の害虫を捕まえてくれるため、『アシダカ軍曹』と呼ばれています。アシダカグモはエサを食べるために消化液を注入しますが、強い殺菌成分があるため病原菌などを運ぶ可能性は低いです。
また、自分の手足の手入れも消化液で行います。このような特徴が人気を呼び、インターネットでは1匹1000円~で販売されていたりします。
アシダカグモの子供が沢山いる?
アシダカグモは1回の産卵で平均300個ほどの卵を産みます。その卵を糸で包んで(卵嚢:らんのう)持ち歩くのも、アシダカグモの特徴です。
生まれる直前になると卵嚢を壁に固定し、その後子供が外へと出てきます。生まれたばかりの子供は卵嚢の周りにいますが、何か刺激が加わると一斉に逃げ出します。
これが、『蜘蛛の子を散らす』の語源と言われています。
アシダカグモの駆除に注意
虫が苦手な方は「アシダカグモを駆除したい!」と思うでしょう。いくら害が無いとはいえ見た目のインパクトが強く、動き回ることを考えると不安に思う気持ちはよく分かります。
ただ、駆除をする前に少し検討しましょう。なぜなら、アシダカグモを駆除することで、敵がいなくなったゴキブリなどが増える可能性があるからです。
もしかしたら、そのアシダカグモは家の中の害虫を捕まえてくれていたのかもしれません。
アシダカグモとゴキブリは一緒にいる
アシダカグモが子供を産むということは、エサがたくさんある環境ということが考えられます。逆に、エサが無くなればアシダカグモもいなくなる可能性が高いです。
つまり、自分でゴキブリなどの害虫を駆除すれば、どちらも家の中から追い出すことができます。
ゴキブリ駆除と掃除でエサをなくす
ゴキブリを駆除するためには、さまざまな方法を組み合わせます。
- 殺虫スプレー
- ベイト剤
- 燻煙剤
これらの駆除剤を使って、まず家の中の害虫を退治しましょう。その後、外から侵入されないように隙間を埋めます。また、害虫の発生を防ぐために掃除をすることも重要です。
ゴキブリ駆除の方法に関しては、別の記事で解説しています。
今すぐクモもゴキブリも駆除したい!
ここまで、アシダカグモの生態や駆除する上での注意点などを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
アシダカグモは家の中の害虫を捕食してくれるので、心強い味方と言えます。また、人間にとっては害が無く、家を汚すようなこともしません。そのため、人気があるのも理解できます。
しかし、見た目は大きいクモですから、「同じ家の中で暮らすのはちょっと…」と思う方の気持ちもよく分かります。ただし、アシダカグモを駆除すると、ゴキブリなどの害虫が増えてしまうかもしれません。
ですから、ゴキブリなどの駆除をしっかりと行うことが最も重要と言えます。もし、自分でゴキブリの駆除をするのが不安な方は、専門業者に依頼することもできます。
害虫駆除のプロなら確実に退治した後に、侵入経路を特定し対処します。すると、ゴキブリなどの害虫とアシダカグモのどちらも追い出すことができ、安心して生活できます。
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