ダニ退治は全部屋同時に!家中まるごと虫退治のための場所別防ダニ対策

なんだかかゆいけど、蚊にさされたような痕はない……

そんな時、犯人はダニかもしれません。

1日の疲れを癒すベッドの布団や、くつろぐためのソファー、足元をふんわり包むカーペットに洋服、クッション、ぬいぐるみ……ダニは、布でできたものになら何にでも発生してしまうんです。

そこで今回は、家中のダニを一斉に退治してしまうための方法をお教えしますね。

室内のダニは4種類

ダニは世界で沢山の種類が観測されています。生態も種類によって変わり、屋内に生息するものから屋外に生息するもの、布に発生するものから小麦粉などの粉類付近に発生するものまで様々です。

今回はダニの中でも屋内、そして布団など布でできたものに発生するものや人を刺すものについて解説しますね。

家の中で発生するダニはイエダニ、コナダニ、ツメダニ、ヒョウヒダニの4種類です。

このうち、小麦粉などの食品に発生するのがコナダニです。

コナダニ以外のダニについて解説しますね。

ヒョウヒダニとは

ヒョウヒダニとは、チリダニとも呼ばれる屋内で発生しやすいダニです。ホコリや人のフケとアカ、汗などを食べます。

布団や枕などのベッドの上、カーペット、ソファー、絨毯などに発生します。人が直接触れる布製のものには大体発生すると考えて良いでしょう。

布団にダニが発生した時や、ソファーなどどこかでダニが発生した時は、大抵このヒョウヒダニです。

気温20度以上で湿度60%以上の高温多湿を好むため、屋内ではほぼ1年中見られます。

このヒョウヒダニは人を刺すことはありませんが、糞や死骸などがアレルゲンとなるので注意が必要です。

ツメダニとは

ツメダニとは、梅雨や初夏、秋など高温多湿の時期に増えるダニです。コナダニやヒョウヒダニ、チャタテムシなど他のダニや小さな虫を食べます。

人のフケなどは食べませんが、これらを食べるヒョウヒダニを食べるため、ヒョウヒダニと同じカーペットなどに発生したり、チャタテムシのいる畳に発生したりします。

ツメダニは人を刺して体液を吸います。吸われた箇所は後から痒くなります。そのため、例えば「昼寝から目覚めたら痒い……ダニがいたのかな?」と思ったとき、発生しているのはツメダニの可能性が高いです。

イエダニとは

ネズミや鳥など、他の野生動物に寄生して血を吸うダニです。

ネズミについてくるため、ネズミが発生している家にはイエダニがいると考えて良いでしょう。

イエダニはネズミだけでなく人も吸血します。ネズミの巣から夜に出てきて、人間を刺し吸血します。春頃から秋口にかけて発生するため、暖かい時期は注意が必要です。

刺されると激しい痒みが生じるうえに、各種病原菌やリケッチア、ウイルスを媒介するため危険度の高い虫です。

家の中でダニ退治

家の中でダニが発生した場合、どこで発生しているのか特定するのが難しいこともあります。

ダニが発生しやすい高温多湿の時期は、屋内でも薄着になります。かゆみが生じてもソファーが原因なのか、カーペットなのか、布団やベッドのマットレスなのか、判断がつきづらいですよね。

さらに、ダニは爪が鋭く動きが早い特徴があります。例えば布団にダニが発生した時、布団を洗って干してもダニは生きたまま布団の中に潜んでいるんです。

なぜなら、ダニの爪は鋭く洗濯機の水流程度なら堪えてしまうので水に流されません。布団を干した時も、日に当たった瞬間に布団の裏側の温度が低い場所へ逃げ込んでしまいます。少しの対策では、ダニは死滅しないんです。

だからこそ、ダニは種類と発生場所に応じて退治を進める必要があるんですよ。

布団の場合

布団に発生するダニは、人の皮脂などを狙ってやってくるヒョウヒダニと、ヒョウヒダニを食べるツメダニです。

これらのダニは鋭い爪で繊維の隙間に潜り込むので、少し衝撃を与える程度では生き残ります。退治の際は徹底的にやりましょう。

まず、ダニを殺虫する成分を含んだ燻煙剤やスプレーなどを用いて布団のダニを死滅させます。時間があるなら、ダニ取りシートなどを用いても良いでしょう。

次に、布団を洗濯機で丸洗いします。この時注意したいのが、布団の材質です。種類によっては水洗いができないので、洗っても問題ないか確認のうえ洗濯しましょう。洗えないタイプの布団なら、ダニの死骸やフンを掃除機や布団クリーナーで吸っても良いです。業者に布団クリーニングを依頼しても良いでしょう。

自宅の洗濯機に布団が入らない場合は、コインランドリーを利用しても良いでしょう。コインランドリーの場合、布団を洗えるサイズの洗濯機のほか、布団用乾燥機も完備していることが多いです。布団乾燥機ならば、逃げ場がないほどの高温になるためダニを残らず退治することもできます。

布団乾燥機を使用しない場合は、天日干しで布団を干すことになります。この時注意したいのが、生き残ったダニがいた場合普通に干してもダニは死にません。なぜなら、ダニは布団の陰側に逃げ込んでしまうためです。残らず退治するためには、布団内に温度の低い場所、つまりダニの逃げ場を無くすことが重要です。

布団を干す際に、黒い不織布で布団を覆って全体の温度を一気に上げるなどの対処をしましょう。

クッションや枕の場合

クッションや枕のように洗濯機に入る小さいサイズのものは、丸洗いして乾燥機にかけましょう。

ここで発生するダニも布団と同じく、ヒョウヒダニやツメダニです。

退治方法も布団と似た流れです。

①燻煙剤やスプレーでダニを殺虫する

②洗濯機で丸洗いする

③乾燥機にかける

乾燥機が無い場合はコインランドリーを利用するか、天日干しで乾かしましょう。その際、温度の低い場所と高い場所があると低い方へとダニが逃げるので注意してください。

ぬいぐるみの場合

ハグすることでストレス軽減効果があるぬいぐるみですが、人が素手で触れる以上はダニが発生します。寝具同様、こちらもヒョウヒダニやツメダニです。

丸洗い可能なぬいぐるみなら、洗って乾燥させると良いでしょう。

テディベアなど、お顔立ちが繊細で毛並みの滑らかなタイプのぬいぐるみは丁寧な手洗いが必要です。

  1. 燻煙剤やスプレーでダニを殺虫する
  2. ぬいぐるみ表面をブラッシングして毛並みを整える
  3. 洗面器などにぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かす
  4. 洗剤を溶かしたぬるま湯にぬいぐるみを浸し、押し洗い
  5. 数回水を変えながら洗う。泡が出なくなったら完了
  6. 洗面器にぬるま湯を張り直し柔軟剤を溶かす
  7. 柔軟剤入り湯に数分ぬいぐるみを浸す
  8. 軽く洗い流す
  9. 優しく押して簡単に脱水し、バスタオルにくるむ
  10. バスタオルの上から洗濯ネットに入れ洗濯機で1分程度脱水
  11. 軽くドライヤーをかけてブラッシング
  12. 湿気の少ない場所で陰干し
  13. 乾燥したらブラッシングで毛並みを整えて完了

結構手間がかかるので、ぬいぐるみ専門のクリーニング業者に依頼しても良いかもしれません。

ソファーやマットレスの場合

ベッドのマットレスやソファーはサイズが大きいので丸洗いはできません。しかし、人が上で横になる以上はヒョウヒダニやツメダニが発生します。

こちらは、燻煙剤やスプレーで殺虫したり、布団乾燥機などでダニを死滅させると良いでしょう。ダニを死滅させた後は、布団クリーナーや掃除機で死骸を吸い取り退治完了です。

カーペットの場合

カーペットは床にある以上、ヒョウヒダニやツメダニのほか、イエダニもひそんでいる可能性があります。ここは燻煙剤やスプレー等を使用するか、スチームアイロンの高温をあててダニを死滅させましょう。カーペットが大きい場合、スチームアイロンをあてても温度の低い方へ逃げる可能性があります。燻煙剤などの殺虫剤の方が、より確実にダニを退治できるのでおすすめですよ。

ダニを死滅させた後は、必ず掃除機などで死骸を吸い取りましょう。

畳の場合

畳の場合、畳の表面と畳の内側と両方の対処が必要になります。

ダニは生きているうえに動きが素早いので、表面のダニだけ退治しても内側に逃げ込んでしまいます。そのため、ダニが逃げ込めないように畳に差し込んで使用するタイプの殺虫剤や、燻煙剤を使用すると良いでしょう。ダニを死滅させた後は掃除機などで死骸を吸い取りましょう。

洋服の場合

服にダニがついている場合、スプレータイプの殺虫剤のほかスチームアイロンを全体にあてるのも有効な手段です。最初にダニを死滅させてから洗濯し、乾燥機にかけるか天日干しにしましょう。

防ダニグッズを活用

ダニを退治した後は、再発生しないよう予防することが重要です。

ダニ用のスプレーを使用したり、こまめな掃除でダニを予防しましょう。

ダニ取りグッズ

ぬいぐるみやクッション、布団の下にダニ取りシートを敷いておくと良いでしょう。

ダニ取りシートは、シート内にダニをおびき寄せることで他の場所に発生させない機能があります。ゴキブリでいうところのごきぶりホイホイや、コバエでいうところのコバエポットなどに近い感覚でしょうか。

ダニは目に見えないので捕まっているのかわかりづらいですが、ダニ取りシートを敷くだけでダニ被害が激減することもあるんですよ。

ダニ用スプレー

ダニ用のスプレーには、退治するものから退治と予防をするものまで様々です。

予防効果のあるスプレーなら、ダニ退治後にスプレーをかけることで、次のダニ発生をおさえることができます。

こまめな掃除

ダニ退治後には必ず死骸を掃除機で吸い取りましょう。退治の際以外も、こまめに掃除洗濯することでダニの餌を減らし、発生をおさえることができます。

ダニ退治は家中まるごと

ダニ退治を行う際は、どこか1か所ではなく家中一気に行いましょう

ダニは小さく目に見えない上に動きが早いです。布団に発生したダニを退治したら、そこにいたダニがマットレスやカーペット、洋服など他の場所へ移動して生き延びることもよくあります。

燻煙剤など使用する場合は他の部屋も同時に焚きましょう

せっかく退治しても、他の場所へ一時避難していたダニが戻ってきてしまう可能性があります。

一気に退治するには業者へ依頼

家中まるごと退治するには時間も手間もかかります。仕事が忙しい方や、家が広い場合などはなかなか難しいですよね。

そんな時は、業者へ依頼しても良いかもしれません。

意外かもしれませんが、実は害虫駆除業者はダニ退治も行っているんですよ。

街の修理屋さんでも、ダニ退治は税込み7,700円から即日対応で承っております。

ダニでお困りの方は、ぜひご相談くださいね。

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