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アナグマ駆除方法5選!よく似た動物との見分け方も教えます

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自宅の周りで動物の気配を感じたことはありませんか?他にも、「畑で育てた野菜が食べられていた!」という経験がある方もおられるでしょう。

実は、人が生活している周辺には、野生の動物も生息しています。その中でも、被害に遭う可能性が高く、見分けることが難しい動物がいます。

  • タヌキ
  • アナグマ
  • アライグマ
  • ハクビシン

今回は、この中の『アナグマ』について説明していきます。さらに、それぞれの特徴を覚えておくと、ある程度は見分けることができるようになります。

また、生態を知っておくことで、自宅や畑に近付かないように対策をすることも可能です。

この記事では、アナグマの生態や似ている動物、アナグマの駆除方法にくわえて、アナグマと間違えられやすいアライグマの被害についても紹介しています。ぜひ参考にしてください。

アナグマの生態について

アナグマとは、昔から本州・四国・九州の里山に生息する、タヌキに似ている動物です。日本に生息しているのは、『ニホンアナグマ』の1種類のみとなります。

タヌキとアナグマは、あわせて「ムジナ」と呼ばれていることもあり、現在でも地域ごとに呼び方が異なるため注意しましょう。

アナグマという名前の通り、地中に穴を掘って巣を作ります。巣には出入り口が複数あり、家族で生活していることもあります。また、アナグマが使わなくなった巣を、他の動物たちが使うこともあります。

穴を掘ることは得意ですが、木に登ることはできません。基本的に夜行性で、昼間は巣の中にいることが多いです。

また、寒い地域では12月〜4月頃まで冬眠(浅い眠り)しますが、暖かい地域では冬でも活動することがあります。

アナグマの特徴

続いて、アナグマの特徴を簡単に説明します。

  • 体長:50〜70cm程度
  • 目の上下に黒い模様がある
  • 色:灰色や黒が混ざった茶色
  • 手・足・腹部は黒い
  • 手足は太くて短い

アナグマの寿命は、約10〜15年と言われており、基本的に何でも食べます。

  • 地中にいる虫・昆虫
  • カエル・トカゲなどの小動物
  • いちご・スイカなどの果物

そのため、近くにアナグマが生息していると、農作物が食べられたり、畑を掘り起こされたりする被害に悩まされます。

アナグマと似ている動物との違い

ここからは、アナグマと似ている動物について、もう少し詳しく見ていきます。ただ、どれも個体差があるため、判断が難しい場合もあります。

また、どの動物も大きさや色が似ていて、基本的に夜行性のため、見分けられるポイントを覚えておきましょう。

タヌキ

タヌキは、北海道に生息する「エゾタヌキ」と、本州・四国・九州に生息する「ホンドタヌキ」の2種類がいます。

タヌキは、道路に飛び出して交通事故に遭うことが多いため、「動物注意」の標識の図として使われています。

アナグマと見分けるための、タヌキの特徴をまとめてみました。

  • 目の高さから頬にかけて、横に広がる黒い模様がある
  • 肩から前足にかけて黒い
  • 尾の周りに黒い毛が生えている

タヌキは木登りが苦手なため、アナグマと同じようなものを食べています。

アライグマ

アライグマは、タヌキとよく似ていますが外来種で、現在では全国的に生息しています。手先が器用なため、木に登ることができます。

見た目のかわいい印象とは異なり、気性が荒く感染症を媒介するので、もし見かけたとしても近付かないでください。

アナグマと見分けるための、アライグマの特徴をまとめてみました。

  • 目の周りの黒い模様が横に繋がっている
  • 尾に縞模様がある
  • 手足が白い

アライグマは特定外来生物に指定されており、自治体などで個体数が増えないような対策を行っています。

ハクビシン

ハクビシンはネコのような体型をしていて、木に登ることが得意なため、果物や野菜を好んで食べています。また、住宅の屋根裏に住み着くこともあります。

日本では、北海道から九州まで断続的に生息が確認されています。ちなみに、在来種と外来種のどちらであるかは確定していません。

アナグマと見分けるための、ハクビシンの特徴をまとめてみました。

  • 頭から鼻先まで白い線のような模様がある
  • 鼻がピンク色
  • 尾が細長い

ハクビシンについては、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

アナグマを駆除する方法

まず、アナグマを見つけたとしても、自分で捕まえてはいけません。なぜなら、『鳥獣保護法』によって禁止されているからです。

アナグマを捕まえたり、駆除するためには『狩猟免許』と『自治体への手続き』が必要です。さらに、地域・期間・方法なども定められており、自治体によってもルールが違います。

つまり、自分でアナグマ対策をするなら、『侵入させないようにする』しか方法がないということです。

そこで、誰でもできるアナグマ対策を5つご紹介します。

侵入防止柵

アナグマが侵入できないように、ワイヤーメッシュやトタン板などで囲う方法です。網を使う場合は、動物が通り抜けられない大きさのものを選びます。

また、穴を掘っても通れないように、30cm程度は地面に埋め込んでおきましょう。なお、柵の高さが50cm程度だと、乗り越えられてしまう可能性があります。

電気柵

侵入を防ぐための柵に電気を流す方法です。対象の動物の大きさに合わせて、電線の高さを調節します。

電気柵を使う場合は設備を用意する他に、使い方やルールを確認してください。また、定期的な点検やメンテナンスも必要になります。

アナグマ対策で低い位置に設置する場合、草が電線に触れると漏電するので、しっかり除草してください。

忌避剤(きひざい)

忌避剤とは、対象の動物が嫌いな匂いを使って、近付かないようにするもので、さまざまなタイプがあります。

アナグマ用の駆除剤では、天敵であるオオカミの尿を使ったものがあります。使い方は、小さな容器に小分けにして、吊るしておくだけです。

音や光が出る装置

動物の動きをセンサーが感知すると、さまざまな方法で撃退する装置を設置する方法です。

  • 威嚇音
  • ライトの点滅
  • 高周波

ソーラーパネルで充電できるタイプなら、地面に刺すだけで設置できます。ただ、センサーが動物の動きを感知しなければいけないため、対策できる範囲は限られてしまいます。

エサを置かない

主に、自宅の周りに有効な対策です。野菜や果物、生ゴミなどはアナグマを寄せ付ける原因になってしまうため、外に置かないように気を付けましょう。

また、屋外にゴミ箱を置いておく場合は、開けられないようにフタ付きのものを選びましょう。

アライグマの被害

アナグマとよく似ているアライグマですが、どんなにぬいぐるみのような見た目をしていてもあくまでも生き物です。糞尿の排泄もあれば、体にノミダニなどの虫、寄生虫や病原菌も持っています。

ここでは、アナグマと間違えられやすい、野生のアライグマが家に住み着いてしまった場合の被害について解説しますね。なお、駆除方法はアナグマと同じ方法で問題ありません。

狂犬病など病気を持っている

アライグマは、狂犬病に感染してもすぐには絶命せず、長生きします。つまり、狂犬病ウイルスを持ったまま生き続けるため、感染を広げる感染源となるのです。

犬などのペットがいる場合、家に入り込んだアライグマが原因でペットが狂犬病に罹患する可能性があります。また、狂犬病は人獣共通感染症です。ペットだけでなく、人間も感染の危険があります。

マダニやノミ

野生動物のアライグマは、外で生きる以上外の虫が毛皮についていると考えた方が良いでしょう。たぬきやハクビシン、ネズミや鳩などの野鳥類と同様に、マダニなどのダニ類、ノミ類がついているものです。

特にマダニやツツガムシは、感染すると重篤な症状を引き起こす厄介な虫です。野生動物が家に入り込むということは、こうした虫の被害リスクも上がるのだということを覚えておきましょう。

ためふんによるフン害

アライグマは、ためふんと言って同じ所に糞尿をする性質があります。山林の中ではそれも問題ありませんが、お家の屋根裏に住み着いたアライグマの場合は大問題です。

アライグマにとってそこは我が家になるので、屋根裏だろうが何だろうが構わずフンをします。そのフンが一ヶ所に大量に溜まるのです。

その結果、フンをされた場所は酷い悪臭と糞尿の色が沁みつきます。病原菌やウイルス、寄生虫の類のほか、フンを餌にゴキブリなどの害虫も寄ってきます。さらに、長期間水分と重みにさらされた屋根裏の木はやがて腐食します。結果、屋根が落下したり壁が腐食したりといった被害に及びます。

作物などが荒らされる

アライグマは雑食です。肉や果物や野菜、何でも食べます。そのため、畑の作物が荒らされたり、家庭菜園やガーデニングが荒らされたり、食べられたりする被害があります。

また、大切に飼っていたペットや家畜が食べられてしまう被害もあります。猫くらいのサイズなら簡単に襲われて食べられてしまうので気を付けましょう。

捕獲機もこじあける

アライグマを捕まえようと設置した捕獲機も、あっさりこじ開けられてしまう事があります。アライグマは5本の指と長い爪を持ち、手先が器用で頭も良い動物です。

そのため、簡単なつくりの捕獲機の場合は、トラップの餌だけ食べて捕獲機はこじ開けて逃げる事もあるのです。

アナグマや似ている動物の対策が難しい場合は専門業者に依頼しよう

ここまで、アナグマの生態や駆除方法アライグマの被害について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

基本的に、野生の動物を捕まえることは『鳥獣保護法』で禁止されています。ですから、自分でアナグマ対策をするには、侵入させない方法を選ぶしかありません。

アナグマの侵入を確実に防ぐなら、しっかりと柵で囲う方法がおすすめですが、自宅や畑の周りに設置するのは大変です。そんな時は、害虫駆除の専門業者にアナグマや似ている動物への対策を依頼しましょう。

『街の修理屋さん』では、害虫(害獣)駆除を7,700円~で承っており、対策後はきれいに清掃除菌もいたします。

【お見積もり】は無料で行いますので、野生動物にお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。


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