うるさいセミ対策5選!意外な生態と困った実態を解説します
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梅雨も明け、夏本番となりました。
夏といえば、セミ。
夏の風物詩でありますが、近くで鳴かれるとうるさく、また虫なので怖い、苦手…という人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんなセミの生態や対策、被害、駆除についてお話します。
セミとは?
日本でよく見られるセミの種類
・アブラゼミ
体長36〜38mm。
頭部は黒く、茶色い羽根をしていて、数がとても多くお馴染みのセミです。
ジジジジジジ…大きな鳴き声をしていて、他のセミと比べ、夜間に鳴いているのがよく観察されています。
・ミンミンゼミ
頭部は緑と黒のまだらで、羽根は透明になっています。
体長33〜36mm。
その名の通り、ミーンミンミン…と鳴きます。
・クマゼミ
関東から沖縄に生息しています。
暖かい場所を好むので、昔は西の方の地域に多く生息しましたが、温暖化の影響か、近年では関東でも見られるようになってきました。
体長60〜70mmと大型で、透明な羽根を持ちます。
午前中、甲高い鳴き声でシャアシャア…と鳴きます。
・ニイニイゼミ
体長20〜24mm。
都市部から平地の森林に生息しています。
幼虫は湿気を多く含んだ土壌が必要なため、乾燥する公園などでは数が少ないのが特徴です。
また、抜け殻は泥をかぶっていることが多く、他のセミの抜け殻との区別が付きやすいです。
チーー…ジーー…と繰り返し鳴きます。
セミは一週間しか生きられないの?
これまでセミは幼虫の間は土の中で7年。
外に出て成虫になって約1週間で死んでしまうと言われてきました。
ところが2000年代から研究が進み、成虫になってから1ヶ月ほど生きると考えられるようになりました。
それでは、なぜ長年、1週間で死んでしまうと思われていたのでしょうか。
それは、セミの成虫の飼育がとても困難で、捕まえて飼育を始めてもすぐに死んでしまうからです。
2019年には、岡山の高校生が独自にセミの調査をしたところ、アブラゼミが最長32日、ツクツクボウシは最長26日、クマゼミは最長15日生存していたことを確認したというので驚きです。
セミ爆弾!?セミの生死の見分け方
セミ爆弾、またはセミファイナルという言葉を聞いたことはありますか?
落ちているセミ、死んでいるのかと思いきや、近づいた時に突然暴れて飛ぶアレです。
本当にビックリしますよね。
特に夜道を歩いている時など、暗くてセミが落ちているのに気づかず、突然足元で暴れ出された時には、心臓バクバクになります。
それでは、どこでセミの生死を見分けるかというと、脚です。
地面でひっくり返っているセミの脚を見てみてください。
脚が閉じていると死んでいる確率が高く、反対に脚が開いていると生きている可能性が高いのです。
また、ほとんどの殺虫剤はセミには効かないようです。
どんなセミ対策があるの?
木酢液を散布する
昔から作物の害虫対策や虫除けなどに使用されてきたものです。
家の玄関や網戸、壁や庭木など、セミに来て欲しくない場所に満遍なく撒くと効果的です。
500円〜1000円と安価なので手軽に試すことができます。
ただし、独特な匂いがするので、苦手な人は注意が必要です。
蛍光灯をLEDに変える
セミに限らず、夜間、虫が電灯に集まっているのはよく見られます。
それは、電気から紫外線が発生しているからなのです。
LEDには紫外線がほとんど発生しないので、寄ってこなくなります。
庭木を剪定する
お洒落で人気のあるシマトネリコ。
このシマトネリコ、セミにも人気なようです。
セミが鈴なりにとまっていているのがよく見られます。
選定して、スッキリさせた分、セミが減ることが期待できます。
アロマオイルを使う
シトロネラというアロマオイルを使う方法です。
無水エタノール5ml、シトロネラエッセンシャルオイル10滴、精製水50ml
これらをスプレー用のボトルに入れ混ぜるだけ。
木酢液と同じように、セミにきて欲しくない場所にスプレーします。
ハチノックを使う
先ほど、ほとんどの殺虫剤は効かないとお話ししましたが、一つだけセミにも効果的なのが、このハチノックです。
ハチノックはその名の通り、ハチ用の殺虫剤です。
それもスズメバチ用。
480ml入りが一本3000円ほどしますが、試してみる価値はあるでしょう。
セミ被害、どんなものがあるの?
まず挙げらるのが騒音です。
夏の風物詩でもあるセミですが、近くで大量のセミに鳴かれてはかないません。
暑さも余計に暑く感じてしまうし、早朝から鳴かれて寝不足になることもあるでしょう。
また、近年はクマゼミが光ファイバーのケーブルを木と間違えて卵を産み付けてしまい、インターネットや電話の通信障害が起こるという被害も増えています。
セミの駆除はプロの業者に依頼しよう
大量にセミが発生してしまうと、自力での駆除は困難となります。
行政に頼んでも駆除はしてもらえません。
害虫駆除会社や、便利屋などでセミの駆除を行ってもらえます。
『街の修理屋さん』では、セミの駆除を7,700円〜行っています。
家に入ってきてしまった1匹だけを追い出して欲しい。
死骸の処理だけを依頼したい。
などにも対応しています。
お電話1本で依頼が可能で、お見積もりは無料です。
セミだけではなく、イタチやゴキブリなどの害獣、害虫にも対応しています。
お困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。