小さなイエヒメアリは駆除も大変!なんでも食べる茶色のアリには要注意

家の中で「茶色っぽい小さなアリ」を見かけたことはありませんか?もし心当たりがあるなら、早めに駆除することをおすすめします。

また、駆除しても繰り返し発生する場合は、他の場所にも複数の巣があると考えられます。

イエヒメアリは、次第に巣が増えていくという特徴があるため、一時的に駆除しても、他の巣から同じ場所へ戻ってくることもあるからです。

あまり知られていませんが、イエヒメアリには駆除が難しい厄介な特徴があります。そこで、イエヒメアリの生態を知り、有効な対策を行いましょう。

この記事では、イエヒメアリの特徴や駆除の方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

イエヒメアリの生態について

イエヒメアリは、もともと熱帯に生息していたと考えられていて、交易が盛んになるにつれ、船によって世界中に広がったようです。

日本の場合、沖縄には以前から生息していたようですが、本州では1930年に大阪で発見された記録があります。

また、現在では北海道でもイエヒメアリが確認され、全国各地に生息しているようです。

イエヒメアリは寒さに弱いため、建物の中に巣を作ります。

イエヒメアリの外見

次に、イエヒメアリの特徴について解説します。まず、イエヒメアリの外見についてまとめました。

  • 体長:2mm程度
  • 色:黄〜茶色(少し赤っぽくも見える)
  • 腹部は外側に向かって黒くなっていく
  • 光沢感がない

一言でまとめると「少し小さな茶色っぽいアリ」です。

イエヒメアリのエサ

イエヒメアリは雑食性で、例えば下記のようなものを食べます。

  • パン類・穀物
  • お菓子
  • 乾物・保存食
  • 調味料

また、衣類などをかじり、穴をあけることもあります。

イエヒメアリの巣について

イエヒメアリの巣に決まった構造はなく、ひとつの場所に固まっているだけです。そのため、狭い隙間ならどこでも巣を作ることができます。

  • 壁の割れ目
  • 家具の隙間
  • 電化製品の中
  • コンセントの中
  • ダンボール

また、イエヒメアリの巣には複数の女王アリがいるため、繁殖力が高いという特徴があります。

巣が大きくなったり危険を感じると、近場に新しく巣を作るため、イエヒメアリが生息する範囲は次第に広がっていきます。

イエヒメアリを駆除する方法

次に、イエヒメアリを駆除する方法について解説していきます。イエヒメアリの駆除には、基本的に毒餌(ベイト剤)を使います。

なぜなら、巣に残っているアリにも殺虫効果があるからです。

なお、殺虫スプレーを使ってアリを駆除しようとすると、バラバラに逃げてしまうため、逆に生息範囲が広がってしまう可能性があります。

また、燻煙剤ではイエヒメアリの巣がある隙間の奥まで、煙や霧が届かないという問題があります。

ベイト剤を使う時の注意点

ベイト剤には、顆粒液体(ジェル状)の2種類があります。イエヒメアリは小さいため、顆粒のベイト剤は持ち運べないかもしれません。

その場合はベイト剤をすりつぶして、イエヒメアリが持てる大きさにしてください。

また、イエヒメアリに限った話ではありませんが、それぞれエサの好みがあり、巣へ持ち帰らない可能性もあります。

もし、イエヒメアリが興味を示さない場合は、ベイト剤の注意事項を確認した上で、ツナ缶やシロップなどを加える方法も試してみましょう。

イエヒメアリの駆除が難しい理由

ここまでの解説でお気付きかもしれませんが、イエヒメアリが広い範囲に巣を作ってしまうと、完全に駆除することは難しいです。

その理由について、もう一度まとめておきます。

  • 小さな隙間に巣を作る
  • 近くに新しい巣が増えていく
  • 巣の場所を特定するのが難しい
  • 複数の女王アリがいて繁殖力が高い
  • 殺虫スプレーや燻煙剤は駆除効果が低い

そこで、アリの駆除に有効なベイト剤を使うわけですが、イエヒメアリの巣の場所を把握することが難しいため、行動範囲に設置できているかわかりません。

もし、ベイト剤の効果でイエヒメアリを駆除したにもかかわらず、しばらくして再度見かけるようであれば、他の場所に巣を作っている可能性が高いです。

特に、集合住宅ビルの場合は、建物の範囲が広く隙間も多いため、完全に駆除することが大変なのは想像できるでしょう。

実際に、イエヒメアリが大量発生したことにより、不動産売買契約に関するトラブルが起こり、訴訟にまで発展した例もあります。

できるだけ発生させない対策も必要

イエヒメアリにベイト剤を使った後は、エサとなる食品などをしっかり片付けておきましょう。

できるだけ密封容器に入れておき、食べかすなどが落ちていないように、こまめに掃除をしてください。

もし、食品に群がっている場面を見かけないのに、家の中でイエヒメアリが活動している場合は、害虫駆除もあわせて行うことをおすすめします。

イエヒメアリは虫も食べるため、燻煙剤などを使って、家の隅々まで害虫を駆除してください。

なお、アリの駆除については別の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

イエヒメアリの駆除はプロに依頼しよう

ここまで、イエヒメアリの特徴や駆除の方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

もしイエヒメアリを見かけたら、早めにベイト剤を使って駆除してください。もし、再びイエヒメアリが戻ってくるようであれば、専門業者に駆除を依頼した方が良いでしょう。

害虫駆除のプロは、家の中を調査した上でイエヒメアリの巣を見つけ、通り道にベイト剤を仕掛けるため駆除効果が高いです。

また、他の害虫もあわせて駆除したり、外からの侵入を防ぐ対策を行うことも可能です。

『街の修理屋さん』では、イエヒメアリの駆除を7,700円~で承っております。お見積もりは無料で、害虫を駆除した後の死骸の掃除まで行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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