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蛍光灯をLEDに交換する方法【5つの手順で完了する】

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「蛍光灯をLEDに交換したい。けれど、分からないことだらけなので、交換方法や工事の有無など、具体的に知りたいな…」という方は多いでしょう。同じ照明器具でも、蛍光灯よりLEDの方が省エネ性が高いなどのメリットが多いです。しかし、いざLEDに交換しようにも手順が分からないですよね?

そこで今回は、以下の内容について解説します。

  • 蛍光灯をLEDに交換する利点
  • 蛍光灯をLEDに交換するデメリット
  • 蛍光灯をLEDに交換する前に確認すべきポイント
  • 蛍光灯をLEDに交換する方法

ご自宅やオフィスの照明器具を蛍光灯からLEDに交換したいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は確保されているので、ぜひ参考にして、照明トラブルの解決に役立ててくださいね。

蛍光灯をLEDに交換する利点

蛍光灯をledに交換するメリット

電気代が安くなる

LEDは、蛍光灯と比較すると電気代が安いという特徴があります。
蛍光灯は、蛍光管の内側に塗ってある蛍光塗料に、紫外線を当てることで光を発生させています。ところが、この方法は効率が悪いということをご存知でしょうか。
光っている蛍光灯を触ると、蛍光灯が熱くなっていることが分かります。これは、光を発生させるために流している電流が、熱に変換されやすいのが原因です。蛍光灯に流す電流のうち光に変換されるのは二割で、残りの電流はすべて熱に変換されています。そのため、蛍光灯の発光は、効率の悪い方法を取っているのです。

一方、LEDは内部に入っている半導体に一定の電圧をかけて、衝突させることで直接光を生み出しています。この方法は蛍光灯と比べて効率が良く、熱として消費される電気が少なくなります。そのため、蛍光灯をLEDに変えることで電気代が安くなります。

蛍光灯の交換を行う作業員

虫が集まりづらくなる

蛍光灯を夜間につけていると、虫が寄ってきたという経験はないでしょうか。
蛍光灯に集まる虫は、蛍光灯から発せられる紫外線に吸い寄せられ集まります。蛍光灯は、管の中にある水銀に電流を流して紫外線を発生させ、蛍光灯の中に塗ってある蛍光塗料を紫外線で光らせることで発光します。
このときに蛍光塗料を光らせるために出ている紫外線を虫が感知します。虫は紫外線に反応して寄ってくる性質があるため、蛍光灯には虫が集まります。

一方、LEDは光を作る時に紫外線を発生させません。そのため、紫外線に反応して寄ってくる虫が集まりづらく、虫を寄せ付けにくい特徴があります。
夜間に窓を開けているとすぐに虫が入ってきてしまう、とお悩みの方は、蛍光灯をLEDに交換すると良いでしょう。

交換頻度が減り手間が省ける

蛍光灯をLED照明に替えれば、交換頻度が減って手間が省けるという大きな利点が得られます。
一般的な蛍光灯の寿命は約6,000~12,000時間(半年~1年程度)です。蛍光灯が切れるたびに交換の必要があり、手間がかかる印象があります。

一方、LED照明の寿命は約40,000~50,000時間と長寿命なので、1日8~12時間点灯させても10年以上は交換の必要がありません。そのため、蛍光灯の交換が負担に感じているのであれば、LEDへの交換をおすすめします。

LEDシーリングライトであれば、天井に引掛けシーリングと呼ばれる配線器具が取り付けられている場合、ライトの交換は資格がなくとも可能です。

蛍光灯をLEDに交換するデメリット

初期費用が高い

LEDは省エネルギーで寿命が長いため、長期的には経済的ですが、初期費用が蛍光灯や電球に比べて高くなることがあります。また、従来の蛍光灯をLED照明に交換するには、基本的に工事が必要です。この工事はバイパス工事と呼ばれ、蛍光灯の安定器(電流を一定値まで抑制する装置)を外す作業を指します。

バイパス工事は電気工事士の資格がないとできないため、業者に依頼する必要があります。その際の費用は5,000円程度が相場となり、LED照明の本体価格とは別に予算を考えなければなりません。

最近では、バイパス工事を省くため、直管型LEDと呼ばれる工事不要タイプのLED照明も発売されています。

熱が発生する

高出力のLEDは熱を発生するため、過度な発熱がLEDの寿命や性能に影響を及ぼす可能性があります。蛍光灯に比べれば熱の発生量は少ないですが、LED自体が熱に弱い性質を持っているため、十分な冷却対策が必要です。

一般家庭での使用であれば影響は少ないと思いますが、LED照明が常に熱にさらされる環境では、長寿命のメリットが十分に得られない可能性があります。こうしたデメリットへの対策として、断熱材施行器具に対応したLEDも発売されています。

色温度を選択する必要がある

LED照明の色温度を選ぶ際に個人の好みや用途に合った選択をしないと、違和感を感じることがあるかもしれません。
色温度とは、光源から発せられる光の色を表現する単位のことです。

一般的にオフィスや家庭で使用される昼白色の蛍光灯は、太陽光に近い自然な光が再現されており、若干青白い印象です。それと比較すると、LEDの電球色は白熱電球の色に近く赤っぽい印象のため、これまで蛍光灯を使用していた場所には不向きといえます。

LED照明を選ぶ際は、現在お使いの蛍光灯の色温度に合わせるのが無難でしょう。

透過性が低い

電球のカバー部分が透明になったクリア電球は、フィラメントが外から見えるため、光が独特の輝きを放ちます。使い方によってはおしゃれな雰囲気になり、インテリアとして活用できます。

特にフィラメントが透けるような照明効果を求める場合、LEDは発光部が小さいため、透過性が低い場合があります。とはいえ、白熱電球は現在主流ではありませんから、透過性の高いLED照明を選ぶのをおすすめします。クリアLED電球と呼ばれるものや、エジソン電球と呼ばれるものを選ぶことでデメリットは回避できるでしょう。

蛍光灯をLEDに交換する前に確認すべきポイント

照明器具を蛍光灯からLEDに交換する場合、実際に交換する前に確認すべきポイントがいくつかあります。ここでご紹介する項目は、LED蛍光灯にもLEDシーリングライトにも共通することなので、しっかりチェックしてください。

形状・サイズ

まず、取り付けるLEDの形状やサイズが、現在の照明器具に適合するか確認します。LEDには丸型蛍光灯や直管型蛍光灯など様々な形状やサイズがあるため、照明器具に合ったものを選ぶ必要があります。

蛍光灯の「形」は大きさを表しており、パッケージに記載があります。丸型蛍光灯の20形は外径205㎜、30形は外径225㎜というように、サイズによって形の書き方が違います。直管型蛍光灯の場合、40形は長さが1198㎜、110形は2367㎜というような書かれ方をします。

LED照明のサイズを間違えないためにも、事前に照明器具の大きさを計っておきましょう。

始動方式

バイパス工事不要タイプの蛍光灯は、始動方式を合わせる必要があります。照明器具にグロー球が付いている場合はインバーター形、グロー球がついていないかHfマークがある場合はラビットスタート形、というように見分けます。

ルーメン(明るさ)

同じ照明器具でも、ルーメン(明るさ)の数値によって照度が異なります。ルーメンは「lm」の単位で表され、一般的には部屋の広さや用途に応じて選択されます。例えば、直付けのLEDシーリングライトの場合、以下のようにルーメンを決めます。

  • ~4.5畳⇒2,200~3,200lm
  • ~6畳⇒2,700~3,700lm
  • ~8畳⇒3,300~4,300lm
  • ~10畳⇒3,900~4,900lm
  • ~12畳⇒4,500~5,500lm

実際に家電量販店などでLED照明を購入する時は、従来の蛍光灯に対応した「~W相当」のような記載を参考にしても良いでしょう。

色温度(ケルビン)

温かみのある暖色の光がよいのか、それとも爽やかな青色の光がよいのか、どちらの光を好むかで適切な色温度が異なります。オフィスや仕事部屋に取り付ける照明器具であれば、暖色の色よりも青色の光の方が適しています。色温度の種類とケルビン(K)の数値、使用用途は以下を参考にしてください。

  • 電球色 2600~3250K⇒寝室や玄関
  • 温白色 3250~3800K⇒洗面所や子ども部屋
  • 昼白色 4600~5500K⇒リビングやダイニング
  • 昼光色 5700~7100K⇒オフィスや仕事部屋

オフィスや仕事部屋に取り付ける蛍光灯の場合、昼光色が向いています。

配光角度(光の広がり)

LED照明の配光角度とは、光の広がりを意味します。数値が高いほど広範囲に光が広がりますが、配光角度が大きいと光の印象が柔らかくなります。例えば、LEDシーリングライトは、部屋全体など広範囲を照らすのに用いられるため、十分な配光角度が必要です。

反対に配光角度が狭いLED照明を使うと、空間にメリハリが生まれるため、ダウンライトなど一方向に光を当てたい場合に適しています。

蛍光灯をLEDに交換する方法

長寿命で明るく、しかも電気代も安いLED。しかし、自分で交換するのは難しそうで気が引けてしまう……と思っていませんか?
LED照明の中には従来の蛍光灯と同じように簡単に取り換えができるタイプのものが増えています
そのため、今まで通り蛍光灯を交換するように、手軽にLEDに交換できます

ここでは、蛍光灯からLEDに照明器具を変えたいという方のために、簡単にLEDを取り付けるための注意点や手順について解説します。

蛍光灯をledに交換する方法

カバーと蛍光灯を外す

まず、安全のためにブレーカーを落とし、照明の電源を切っておきましょう。
照明が消えたら、照明のカバーを外していきます。シーリングライトタイプのカバーの場合、左右どちらかにひねって回すとカバーが外れます。
カバーが外れたら、次は中に入っている蛍光灯を外します。爪で引っかかっているので、爪から外して取り出しましょう。このとき、蛍光灯が熱を持っていることがあるので、念のため軍手などをはめておくと安心です。

本体と電源部分を外す

蛍光灯を外したら、次に本体部分を外します。本体部分とは、今まで蛍光灯を支えていたライトの土台となる部分のことです。
本体の取り外し方は照明の型により異なります。取扱説明書などを見ながら取り外していきましょう。

蛍光灯の本体と電源部分を外す
外した状態のシーリングライトと蛍光灯

本体を取り外したら、次は電源部分についているコネクタを外していきます。こちらも引っ張っただけで抜ける簡単なものから、ボタンを押しながら外すと取れるものまで色々ありますので、現在使用している製品の取扱説明書に従って外すようにしてください。

LED専用アダプタを付ける

照明器具が全て外れたら、新しくLED照明を接続するためのアダプタを取り付けます。このアダプタが電源に取り付けられないと、LED照明を取り付けることができません。取り付けができるかどうか事前に確認しておきましょう。こちらも電源部分と同じように、購入した製品の取扱説明書を見ながら接続してください。

アダプタの装着がうまくいかない時や、取り付けできるか判断できない場合は業者に依頼しましょう。簡単な点検で設置が可能か、工事が必要になるか判断ができます。

本体を付け、コネクタを接続させる

アダプタの装着が終わったら、本体を取り付けます。シーリングライトの場合は、外したときと同じように回しながらはめ込むようにすると取り付けることができます。

本体を付け、コネクタを接続させる

本体の設置が終わったら、コネクタと接続します。コネクタがしっかり接続されていないと接触不良などのトラブルの原因となります。しっかりと接続するようにしてください。

カバーを装着して完成

最後に照明のカバーを装着して、電源を入れて動作確認をします。しっかりと照明が動作するのを確認したら取り付け作業は終了です。

次にLED蛍光灯を交換するのは10年後

次にled蛍光灯を交換するのは10年後

長寿命というメリットがあるLEDですが、照明器具をLEDに交換した場合、次に交換するのはいつでしょうか。
LEDの平均寿命は40,000~50,000時間と言われています。40,000~50,000時間と言われると実感が湧きませんが、一日8時間使用すると計算しても10年以上は使えるほど寿命が長いです。一度LEDに交換すれば、当分の間は交換が不要なので、非常に便利です。

ただし、安定器がある場合の蛍光灯は、安定器が劣化しているとLEDの寿命に影響することがあるので注意が必要です。安定器を外しLEDに適した配線にするにはバイパス工事が必要ですが、これには電気工事士の資格が必要です。
バイパス工事なしでLEDを使用すると、節電効果が低いなどデメリットもあるため、工事の依頼も視野に入れると良いでしょう。

街の修理屋さんでは、LEDの取り付けや照明の交換作業などの照明器具のお困りごとに関する相談を随時受け付けています。蛍光灯をLED照明に交換したいけど手順がわからない、コネクタの形式が合わなくてLEDに交換できないなど、照明に関するお困りごとがありましたら、ぜひご相談ください。

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