テレビのリモコンが壊れた時のチェックポイント!原因と対処法を解説
「テレビを見ようとしてリモコンのボタンを押したけどつかない!」
そんなとき、真っ先に「テレビが壊れたのかも」と思ってしまいますよね。
けれど、リモコンを押してもテレビが反応しない時、壊れているのはテレビではないかもしれません。
リモコンが壊れてしまっている可能性もありますが……実は、それだけじゃないんです。
そこで今回は、そんなテレビのリモコンが反応しない時にチェックすべきポイントをご紹介しますね。
リモコンが壊れてしまったときの対処方法も教えますよ!
チェックポイント
まずチェックすべきは、そもそもリモコンの問題なのか他の問題なのかです。
リモコンの問題ならリモコンを、テレビ本体など他の問題なら別のアプローチが必要になります。
最初にチェックするのは、問題がどこで起きているかということなのです。
リモコンの電池
まずはリモコンの電池を見てみましょう。残り少なくなっていたり、切れていたりしませんか?
新しい電池がある場合は、新しい電池に交換しても良いでしょう。
電池交換したら途端に直ることも多いんですよ。
リモコンボタン
電池ではなく、リモコン本体の基盤やボタンに不具合が起きていることもあります。その場合は、リモコン自体を交換することで解決します。
ただし、リモコン本体が故障してしまっている場合は大抵ボタンの一部分のみ効かなくなっているものです。
どのボタンを押してもテレビが全く反応しない時などは、リモコンの問題ではないかもしれません。
リモコンのボタンを押したとき、リモコンが反応しているか見るにはスマートフォンなどのカメラ越しにリモコンのセンサー部分を見てみましょう。
ボタンを押すとセンサーが赤く光っているならリモコンは問題なく動いています。
逆に、ボタンを押しても一切光らない場合はリモコン故障の可能性があります。
テレビ本体
リモコンが全然反応しないからといって、問題がリモコンにあるとは限りません。
テレビ本体のセンサーの感度が悪かったり、本体のケーブルが抜けていたりする可能性もあります。
リモコンが一切反応しないときなどは、テレビ本体は問題ないか確認しましょう。
アンテナの問題
リモコンをどんなに押しても表示されないときなど、アンテナ側から電波がうまく受信できていない可能性もあります。
リモコンもケーブル類もテレビ本体も問題ない場合、アンテナに何か不具合が起きているかもしれません。
アンテナトラブルについては、あまり詳しくない人が見ても診断がむずかしいため業者に点検を依頼しましょう。
もしかしたら、アンテナ本体ではなくアンテナからテレビコンセントに繋がる壁の内側の配線側の問題かもしれません。
そうした配線のトラブルなども、業者の点検なら確認ができますよ。
原因と対処
リモコンが効かないとき、原因が電池切れなら電池交換だけで解決します。
では、他の場合はどうでしょうか?
たとえばボタンがうまく反応しないだけなら、リモコンを分解して少し掃除すればすぐに反応するようになる場合もあります。
基盤が故障している場合は、掃除しても直りはしないのでリモコン自体の交換が必要です。
テレビ本体や、ケーブル差込口、コンセントなど周辺機器や壁コンセント側の問題では、個人での対処はほとんどできないことが多いです。電気工事の業者に点検や修理を依頼しましょう。
アンテナのトラブルの場合も同様に、電気工事の業者に依頼しましょう。
交換するリモコンの種類
テレビのリモコンには、純正リモコンと汎用リモコンがあります。
純正リモコン
純正リモコンとは、その名の通りテレビのメーカーが出している純正品のリモコンです。テレビ購入時にセットになっているものですね。こちらは、メーカーに連絡すれば取り寄せることが可能です。
ただし、古いテレビの場合は純正品のリモコンが生産終了していることもあります。そんな時は汎用リモコンを使用しましょう。
汎用リモコン
汎用リモコンとは、純正リモコンとは異なりどんなテレビでも使用できる汎用型のリモコンです。
メーカー取り寄せではなくインターネット通販や、家電量販店などでこうにゅうできます。
必要になったときすぐに購入できるため手軽です。
ただし、機種によって使えないこともあるので、購入前に対応機種は確認しましょう。
また、スマートフォンのアプリが汎用リモコンの代わりになることもあります。
リモコンアプリの場合は、リモコン本体すら不要になるので、ミニマリストや手軽に色々な家電を操作したい人に向いていますよ。
注意点は、リモコンアプリもまた対応機種ではない場合や、Wi-Fiなどインターネット接続ができないタイプのテレビを操作することはできません。
こちらも対応機種を確認してからアプリインストールしてくださいね。
何をしてもうまく映らない時は…
リモコンの電池や、リモコン本体を交換しても改善しない時。
ケーブルの抜き差しなど試しても結果が変わらなかった時。
ケーブルなど交換できるものは交換しても改善しなかった時。
そんな時は、原因はリモコン以外にあると考えた方が良いでしょう。
テレビ本体が原因の場合は、テレビ側の故障トラブルも考えられます。
昔のブラウン管テレビは叩いて直す! という方もいらっしゃったかもしれませんが、今の薄型テレビは叩いても直りません。むしろ悪化する可能性があるので家電には優しくしましょうね。
アンテナや周辺機器に問題があった場合、個人で対処するのは難しいでしょう。
特に、BSCSのパラボラアンテナは角度が1度変わるだけでも電波が受信できなくなるくらいに繊細です。電波の状態を終始確認しながら微調整しないとうまく受信ができません。不用意に触る前に業者に連絡しましょう。
原因がどこにあるのか見当もつかない場合も、業者に連絡すると良いですよ。
もしかしたら、アンテナやテレビ、コンセントなど複数のトラブルが起きている可能性もあります。
個人ですべて対処するのは難しいうえ、コンセントについては電気工事士の資格がないと触ることはできません。
そのため、どこに原因があるか分からないときも、業者に相談してくださいね。
もちろん、街の修理屋さんでもご相談承っております。お気軽にお問い合わせくださいね。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。