東芝の照明リモコンが効かなくなった!よくある電気トラブルの原因と対処
東芝の照明と言えば、シーリングライトやキッチンライト、ブラケットライトやダウンライトのほか、玄関周りを照らす門柱灯やエクステリアライトなど、様々な照明を取り扱っております。
「家の照明は全部東芝!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな東芝の照明、長くつかっていれば当然トラブルも起こるものです。
そこで今回は、リモコンが効かないなどよくあるトラブルについて解説しますね。
東芝の照明
東芝の照明の歴史は1890年代から始まります。竹を炭化させたフィラメントを使用した炭素電球が最初の照明でした。そこからコイルフィラメントの電球、蛍光ランプ、電子安定器(インバータ)を使用した蛍光灯、蛍光ランプ、ハロゲン電球と照明はどんどん進化していきました。
蛍光ランプの登場は1940年、そこからインバータが進化し蛍光ランプ自体も小さいものや細いもの、さらに明るく使いやすいものが登場していきました。
長く続いた蛍光ランプの歴史は、2007年にLEDが登場してから止まります。以降は様々な色味のLEDライトが登場しました。LEDはどんどん薄型に、かつ高性能なものが登場しています。人の動きを検知して照明オンオフができるもの、カメラ付きで映像録画ができるもの、ネットワーク接続可能なものなど様々な機能付き照明が続々と登場しています。
130年という長い歴史を持つ東芝の照明。蓄積されたノウハウは、これからの発展にも寄与することでしょう。これから先、どんな素敵な照明や便利な照明が登場するのか楽しみですね。
リモコンが効かない?よくあるトラブル
歴史が長い分、不具合も多くはない東芝の照明ですが、それでも全くトラブルが起こらないわけではありません。
長く使っていれば経年劣化によるトラブルも起こりますし、耐用年数を超えれば寿命による故障もあります。
また、設置ミスや使用環境によるトラブルもあります。
ここではリモコンのほか、よくあるトラブルについて解説しますね。
リモコンが効かない
「リモコンを押しても反応しない」
「リモコンによるオンオフができないのでつけっぱなしになってしまう」
そんな経験はありませんか?
昔ながらのペンダントライトではなくシーリングライトを使う人にとって、リモコンは需要ですよね。
最近のLEDシーリングライトには「おやすみ」「電気を消して」など特定コマンドを声に出せば反応して照明をオフしてくれるタイプもあります。
しかし、まだまだシーリングライトのリモコンは現役です。
「うちはずっとリモコンタイプのシーリングライトを使ってる!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな照明のリモコン、突然効かない状況になれば困ってしまいますよね。
部屋の出入り口にあるスイッチでオンオフができても、それまでリモコンを活用していたならわざわざドアまで移動するのはおっくうです。
お部屋によっては、照明の壁スイッチが最初から無い場合もあります。壁スイッチなど代用になるものが無いなら、早急に対処しなければならないですよね。
電池交換
リモコンが効かない理由の多くは電池切れです。
シーリングライトなど照明購入時に付属していた電池をそのまま使用し、早々に電池が切れてしまったということもあります。
照明に限った話ではありませんが、購入時に付属する電池はあまり残量の少ないものが多いんですよ。
「リモコンなら常に通電してるわけじゃないし、多分しばらくは持つだろう」
と考える方もいらっしゃいますが、電池はいつ切れるか分からないものです。早めに予備の電池は用意しておきましょう。
また、電池残量に問題が無くても向きを逆に入れてしまっていたり、いつの間にか液漏れしているというパターンもあります。
液漏れの場合、中の電池を外したあとに漏れ出たものをすべて取り除き、綺麗に掃除すれば再び使えることもあります。
リモコン交換
リモコンそのものが故障している場合は、リモコンごと交換した方が早くトラブル解消しますよ。
リモコンは東芝の純正品を取り寄せても良いですが、汎用リモコンを購入して使うこともできます。
対応機種であれば、スマートフォンにリモコンアプリをインストールし、物理的なリモコンが必要なくなることもあります。
ただし、寝る前はスマートフォンの画面を見たくないという方もいらっしゃるでしょう。
スマホアプリは便利ですが、すべてをスマホで完結させるのも、スマホの電池など消費してしまいますし一長一短ですよね。
ただし、メーカー純正品のリモコンなどを取り寄せた場合は届くまで数日要します。
「新しいリモコンが届くまでの間、一時的にスマホアプリでしのぐ」という使い方もできますよ。
照明交換
リモコンの故障かと思いきや、リモコンを交換しても直らないということもあります。
その場合、原因は照明本体が故障しているか、照明のセンサー受信部の不具合も原因として考えられます。
照明そのものが故障している場合は、照明の修理もできますが、交換してしまうのもひとつの手段です。
その他の原因
照明本体やリモコン本体の問題ではなく、照明に繋がる配線や、照明を取り付けている引っ掛けシーリングやローゼットに不具合が生じていることもあります。
この場合、照明やリモコンを交換しても症状は改善しません。
電気工事の業者に点検修理を依頼しましょう。
また、その他のトラブルについては下記関連記事をご参照ください。
原因不明のときは電気工事業者に相談
「リモコンが効かないだけなら大したことじゃないし、わざわざ業者を呼ぶほどでもないかな……」
と考える方は多くいらっしゃいます。時々反応が悪いだけならそのままでも良いと放置される方も多いです。
けれど、照明が上手く点灯しない・消灯しないというのはストレスになりますよね。
しかも、リモコンが効かない理由は上で挙げたような電池・リモコン本体・照明本体だけが原因とは限りません。
設置部分である引っ掛けシーリングやローゼットに不具合が生じている可能性もあれば、電気が通る天井の配線に問題が隠れていることもあります。
引っ掛けシーリングやローゼットに不具合が生じている場合も、天井の配線にトラブルが起きている場合も、どちらも対処には電気工事士の資格が必要になります。資格の無い人は触ってはいけません。感電やショートなどの事故に繋がる可能性があります。必ず電気工事士の資格を持つ電気工事の業者に対応を依頼してくださいね。
もちろん、街の修理屋さんでも照明の点検修理は承っております。お見積もりは無料で、修理などの対応は5,500円から請け負っておりますよ。お気軽にご相談くださいね。
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