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パナソニックの換気扇取り付け方法を解説!最新人気機種もあわせて紹介します

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バスルームやトイレ、キッチンなど、住宅にはいろいろな場所に換気扇が設置されています。そのなかでもキッチンまわりの換気扇は、コンロで熱せられた油分を含んだ蒸気や煙を外へ排気するため、調理時には無くてはならない設備と言えそうです。

そんなキッチンまわりの換気扇やレンジフードのファンが故障して換気ができないと、調理のニオイがいつまでも部屋にこもってしまい、とても不快でしょう。新品に交換するなどして早急に対処したいところですが、換気扇はご自身での交換も可能なのでしょうか?レンジフードはどうでしょう?

パナソニックの換気扇やレンジフードの設置手順、さらに最新の人気モデルを紹介をさせていただきます。

パナソニックの換気扇、レンジフードの特徴

換気とは「外の新鮮な空気を給気し、室内の汚れた空気を排気する」ことです。パナソニックでは、バス、トイレ、キッチンの他にもリビングや寝室、洗面所など、あらゆる場所に適した換気扇が用意されています。まずは、一般的な換気扇から。

フィルター付換気扇 FY-25PH5(引きひも式)、FY-25EH5(電気式)

パナソニック公式ページより

一般用および台所用の換気扇であり、2006年に発売されてから長く造られている製品です。ひもを引くことでシャッターに連動して排気ファンが回るタイプの他に、壁スイッチのON/OFF操作により電気式のシャッターに連動して排気ファンが回るタイプがあります。

パナソニックのレンジフードの特徴

エコナビ機能

レンジフード前面に配置された「エコナビスイッチ」を押すことで、レンジフードが調理状況をセンサーで判断し、自動で必要な換気風量を選択して省エネ運転を開始します。これにより、手動操作運転に比べて電気代を約35%節約できます。

DCモーターとLED照明を採用

従来品はACモーターを使用していましたが、最新モデルは省エネ性能にも優れたDCモーターを搭載しています。これにより、ファンの電気代を約62%節約します。

回転するモーターには、DCモーターとACモーターがあります。ACモーターは交流電源の周波数を変えないと回転速度を変えられないのでコントロールが難しいのですが、DCモーターは直流電源の電圧を変えるだけ容易に回転速度をコントロールできます。調理センサーより必要な風量(ファンの回転速度)を選択するようなレンジフードには、DCモーターが最適と言えるでしょう。さらに照明にもLEDを採用しており、より省エネ性能に貢献しています。

HGC4シリーズ スマートスクエアフード FY-□HGC4-S

2014年に発売されたスタイリッシュなモデルです。上記のエコナビ、DCモーターは搭載していませんが、美しいフォルムでキッチンが引き締まります。排気を集めるフード部を3.5mmと薄型化し、さらに整流板をフラット化することで拭き掃除がしやすくなりました。

パナソニック公式ページより

フィルターやファンの羽根はワンタッチで外せるので、お手軽にお掃除できます。さらにファンの羽根には油がこびりつきにくい加工がされており、高速で回転することで生まれる遠心力で油汚れを吹き飛ばします。これにより、羽根のお手入れは3年に1回程度行えば問題ないです。もちろん、フィルターも同じような加工がされているので、水洗いで簡単に汚れを落とすことができます。

DWシリーズ FY-□□DWD4-S

2018年に発売された、上記の特徴に洗浄機能をプラスした、フラット形レンジフードです。

ファンフィルターを自動で洗浄する機能を搭載しています。本体前面に設置された「洗浄ランプ」が点灯することでファンフィルターの洗浄時期を教えてくれます。

洗浄には40~45℃のお湯を使用します。給湯トレイにお湯を入れてセットし「洗浄ボタン」を押すと、約10分ほどで集めた油を自動で洗浄してくれます。排水トレイに溜まった、汚れた水を捨てるだけで洗浄完了です。さらに、このお手入れは約2ヶ月に1回ですむので、お手間をとらせません。

DEシリーズ FY-□□DED3-S

2020年に発売された、上記の特徴を搭載したフラット形レンジフードです。構成上はHGC4シリーズ(スマートスクエアフード)にエコナビ、DCモーターを追加して省エネ機能を強化したモデルとなっています。DEシリーズとHGC4シリーズの外観は異なります。

パナソニックの換気扇、レンジフードの設置手順

換気扇の設置手順

1.まずコンセントから電源が供給されている換気扇なら、電源プラグを抜いてから作業しましょう。換気扇内部や隠ぺい部で電源ケーブルが接続されている場合は、分電盤のブレーカーを落とすか、壁のスイッチを切ってから作業を始めます。

2.古い換気扇を外します。化粧パネルを外し、ネジをゆるめれば簡単に外れます。電源ケーブルが接続されている場合は、それも外しておきます。

3.新しい換気扇を取り付けます。電源ケーブルを接続する必要がある場合は、本体を取り付ける前に接続しておきます。

4.取説を見ながら、本体を取り付けます。取り付け後、コンセントに電源プラグをさして動作を確認しましょう。

レンジフードの設置手順

1.まず分電盤のブレーカーを落とすか、壁のスイッチを切って電源を落とします。

2.フィルターなど外れやすいところから外していき、電源ケーブルの接続状態を確認しましょう。

3.電源は、隠ぺい部であってもコンセントをもうけて接続している場合が多いです。直接接続されている場合は、端子から外しておきます。

4.排気ダクトも外します。新しく設置するレンジフードにもよりますが、排気ダクトにフレキシブルダクトが使われていたなら長さを調整することで、そのまま使用することも可能でしょう。

5.電源ケーブルと排気ダクトが外れたので、レンジフード本体を外します。

6.取説を見ながら、レンジフードを取り付けます。パナソニックのレンジフードは、原寸大の台紙がついているので取り付けネジの位置を把握しやすいです。台紙の上からネジを打って位置を確定しておきましょう。また、ネジを打つ壁側の材質が「木(もく)」であれば問題ないですが、石膏ボードの場合はボードアンカーなどを使用しないと重さに耐えられないこともあります。注意しましょう。

7.レンジフード本体を取り付けたら、排気ダクトをつなぎます。フレキシブルダクトとアルミテープを利用すれば簡単につなぐことができます。

8.電源ケーブルを接続します。パナソニックのレンジフードのファンは、電源プラグがついていることが多いので、電源ケーブル側に埋め込みコンセントを接続することで簡単に施工できそうです。アース線も忘れず接続するようにしましょう。試運転をして問題なければ、作業完了です。

換気扇・レンジフードの取付・交換の注意点

換気扇やレンジフードの交換作業もご自身できそうだ、と感じた人も多いと思いますが、「電線を接続する作業」は電気工事士の資格が必要です。ユニットバスの換気扇などは天井埋込型である場合が多く、電源ケーブルの被覆をむいて差し込むだけで簡単に接続できますが、電気工事の資格がないとできないことになっています。

同様にレンジフードのファンの電源を接続する作業も、電気工事士の資格が必要です。パナソニックのレンジフードは電源プラグがついている場合が多いので、用意した埋込みコンセントに電源ケーブルを差し込むことで電源の接続作業は完了しますが、電気工事士の資格がないとできないことになっています。信頼できる専門の業者さんに依頼するようにしてください。

資格が必要な作業があるので、換気扇・レンジフードの交換は業者に依頼しよう

露出した100Vのコンセントから電源を供給する換気扇は、ご自身での交換も十分可能でしょう。ただ、「電線を接続する作業」は電気工事士の資格がないとできないことになっています。ケーブルを加工して電源を接続する必要がある場合は、専門の業者さんに依頼するようにしましょう。

レンジフードの交換の場合も、排気ダクトのサイズ選定や、ダクトの切断と接続の作業まであり、専門の工具をそろえたり、アルミテープやビスなどの材料をそろえる必要もあります。レンジフード自体を取り付ける際も、落ちないように十分な強度を保つため、ボードアンカーなど細かな材料が必要になってくることも考えられます。資格がないとできない作業も発生するので、是非、専門の業者さんに依頼してすばやく交換してもらいましょう。


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