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エアコンで洗濯物を乾かそうとしている人必見!おすすめの除湿方法を教えます

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いつも使っているエアコンで洗濯物をカラッと乾かせたら、とても便利ですよね。今回は、エアコンを使った部屋干しの方法や除湿機能について紹介します。

エアコンを使った部屋干しのメリット・デメリット

まず、エアコンを使った部屋干しにはどのようなメリット・デメリットがあるのかを詳しく解説します。

メリット

部屋干しの洗濯物にエアコンを使う最大のメリットは、早く乾かせることです。そもそも部屋干しの洗濯物は乾きにくいものですが、その理由は室内の湿度が上がり、空気中の水分量が増えることで洗濯物に付着している水分が蒸発しにくいからです。

そこでエアコンを使って室内の湿度を下げたり、風を送ることで洗濯物を早く乾かせるのです。また、部屋干しした洗濯物が臭くなることがありますが、これは乾くまでに時間がかかることで雑菌が繁殖してしまうからです。

エアコンを使うことで雑菌が繁殖する前に乾かせるので、衣類の生乾き臭を防ぐこともできます。とくに梅雨のようにジメジメした時期は不快感を感じやすいため、エアコンを使って洗濯物を乾かしつつ、カラッと快適な空気にできるのもメリットです。

デメリット

逆に、エアコンを使うことのデメリットは電気代がかかることです。消費電力によって電気代は大きく異なるため一概には言えませんが、たとえばパナソニックのエアコンの電気代は、冷房運転時1時間あたり最小2円〜最大33円かかります。

(参考:【エアコン】エアコンの電気代

衣類を乾かすためには2〜3時間程度かかるため、最大33円で計算すると1ヶ月で約3,000円の電気代が発生します。

また、エアコン以外で部屋干しの洗濯物を乾かせるものには、

  • 洗濯機についている乾燥機能
  • 衣類乾燥除湿機
  • 浴室乾燥機

などがあります。

例として、パナソニックから出ている製品のそれぞれの電気代を表にまとめてみました。

(※機種や使用状況によって異なるため、目安としてご覧ください)

エアコン2円〜33円/ 1時間
洗濯機についている乾燥機能(洗濯込み)17円〜69円/ 1回
衣類乾燥除湿機2円〜22円/ 1時間
浴室乾燥機約34円/ 1時間

(参考:【エアコン】エアコンの電気代【衣類乾燥除湿機】電気代のめやす浴室乾燥機の電気代は意外と高い?気になる電気代と節約方法を紹介!

ほかの電化製品と比較してみると、エアコンだけが突出して電気代が高いというわけではなさそうです。

一見、衣類乾燥除湿機の電気代が安くみえますが、最安値は脱臭や除菌のみのコースを使った場合となり、衣類乾燥をおこないたい場合は約6円〜18円/1時間かかります。

また、一般的な浴室乾燥機は消費電力が1,200W〜1,400Wとなっており、これはドライヤーの強と同程度の電力となります。

濡れた状態の洗濯物を乾かすためには2〜3時間必要ですから、ドライヤーの強を3時間付けっ放しにしておくのと同じことになります。

浴室乾燥機は浴室しか機能しませんが、エアコンであれば「部屋を温める・冷やす・除湿する」という目的も同時におこなえるため、トータルで見るとお得になるケースもあります。

エアコンを使用した洗濯物の乾かし方

ここからは、エアコンを使用した洗濯物の乾かし方を紹介します。

除湿(ドライ)機能は27℃に設定

梅雨時期や夏は室内に湿気がたまりやすい季節のため、エアコンの除湿(ドライ)機能を使って部屋の湿度を下げましょう。設定温度は夏場で27℃が最適といわれています。

濡れた洗濯物は、繊維についている水分が蒸発することで乾燥します。そこで、部屋に放出された湿気を回収して屋外に排出するエアコンの除湿機能を使うことで、洗濯物を早く乾かすことができます。

洗濯物同士の間隔を広くとる

洗濯物を干す時は、1着1着の間隔を広くとりましょう。洗濯物同士が近いと風の通りが悪くなり、乾きにくくなります。

10〜15cm程度離して干すことで風通しがよくなり、より早く乾きます。また、パーカーやズボンなどの厚手のものは、エアコンの近くに干すことで風が当たりやすくなります。

バスタオルのように面積が大きい洗濯物は、広く風が当たるように折りたたまずに伸ばした状態で干しましょう。

部屋干し後は空気を入れ替える

部屋干し後の室内は湿気の溜まった空気が充満しているため、カビやダニが繁殖しやすい状態になっています。

洗濯物が乾いたら、10分ほど窓をあけて空気を入れ替えましょう。その際は、2ヶ所以上の窓を開けると効率よく換気ができます。

フィルターは定期的に掃除する

部屋干しの洗濯物を乾かすかどうかに関わらず、フィルターは定期的に掃除しましょう。エアコンフィルターは空気の通り道のため、チリやほこりが溜まりやすいパーツです。

チリやほこりが溜まったエアコンを使っていると、カビの胞子やダニの死骸などが混じった空気を吸うことになり、アレルギーを発症する可能性もあるので注意が必要です。

また、カビの臭いが部屋に充満することで、洗濯物にも付着する可能性があります。

扇風機の効果

扇風機を使うことで、エアコンの風をより効果的に洗濯物に当てることができます。扇風機の風によって湿った空気が速く移動し、洗濯物の表面から水分が蒸発しやすくなります。また、風による換気効果もあり、湿気がこもりにくくなります。

サーキュレーターの効果

サーキュレーターは広範囲に風を循環させることができるため、エアコンの風をより均一に洗濯物全体に行き渡らせることができます。風の循環によって洗濯物の乾燥が均一に進み、乾きやすさが向上します。

部屋干しに効果的なエアコンの機能

部屋干しをすると、どうしてもジメジメする室内。効率よく洗濯物を乾かすためのエアコンの機能について詳しく解説します。

除湿(ドライ)機能

エアコンの除湿機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類あり、それぞれ仕組みが異なります。目的に合わせて使い分けると良いでしょう。

  • 弱冷房除湿・・湿度も温度も同時に下がる
  • 再熱除湿・・湿度は下がるが温度は下げない

弱冷房除湿は室内の水分を屋外に排出し、冷たい空気を送り出すことで室内を冷やして行きます。一方で、再熱除湿は空気を一旦冷やして除湿したのち、下がりすぎた空気を温めて室内に送り出します。

そのため、気温が低い時期や部屋を冷やしたくないときなどは、再熱除湿を利用すると快適に過ごせます。ただし再熱除湿は一度冷やした空気を温めるため、電気代が高くなるので注意しましょう。

暖房機能

気温によっては除湿を使うと寒くなってしまいます。そのため、冬のように外気温が低い場合は、暖房機能を使って洗濯物を乾かしましょう。

部屋の温度を高めることで空気が含める水蒸気量が多くなり、洗濯物が乾きやすくなります。ただし、温度や湿度によっては暖房機能だけでは洗濯物が乾きづらいこともあります。

その場合はエアコンと併用してサーキュレーターや扇風機を使うと、ムラなく早く乾かすことができますよ。このときの設定温度は20℃前後を目安にしましょう。

部屋干しモード

エアコンの機種によっては、部屋干しモードが搭載されているものもあります。部屋干しモードは、洗濯物を効率よく乾かすための機能で、除湿・冷房・暖房を自動で判断して設定してくれます。

ただし、部屋干しモードは洗濯物を乾かすことに特化した機能のため、室内を快適にする目的はありません。そのため、基本的には人がいない間におこないます。

メーカーによって「ランドリーモード」「衣類乾燥モード」など名称は異なりますが、機能の内容はほぼ同じです。なかには洗濯物に臭いがつかないように、プラズマクラスターやナノイーなど、空気浄化機能が備わっているものもあります。

適切な換気を行う

エアコンで部屋干しをすると、湿気が部屋の中にこもることがあります。乾燥が不十分な状態が続くと、カビやムレの原因となる可能性があります。部屋干し後は十分な換気を行い、湿気を外に出すようにしましょう。窓を開けて風を通したり、換気扇を利用したりすることで効果的な換気ができます。

温度や湿度の管理

エアコンで部屋干しをする場合、室内の温度や湿度の管理が重要です。高温多湿な環境では乾燥が遅く、カビや臭いの発生のリスクが高まります。エアコンの設定温度や湿度を適切に調整し、快適な環境を保つようにしましょう。

衣類の確認

部屋干しした衣類は、しっかりと乾いているかを確認しましょう。特に厚手の衣類や内側が乾きにくい箇所は、乾燥が不十分な場合があります。湿ったままの衣類をしまうと、カビや臭いの原因になることがありますので、乾燥が完了していることを確認してから片付けましょう。

除湿機能を使って洗濯物を乾かすなら、定期的にエアコンクリーニングを!

エアコンの除湿機能を使って洗濯物を乾かすなら、定期的にエアコンクリーニングしましょう。

エアコンを使って洗濯物を乾かす際、エアコン内部には大量の水分が吸い込まれます。さらにエアコン内部に蓄積したチリやホコリが水分を含むと、カビ・ダニの温床になってしまいます。

さらに汚れが溜まったままエアコンを使うと、吸い込む空気の量を増やすために電気代が高くなります。逆に言えば、エアコンクリーニングをすることで清潔さをキープしつつ、電気代をおさえることができるのです。

エアコン本体を清潔な状態にキープし、無駄な出費をおさえるためにも、エアコンクリーニングは定期的におこないましょう。

『街の修理屋さん』では、エアコンクリーニングを税込5,500円〜で承っています。見積もりやご相談は無料でおこなっているので、ぜひお気軽にご相談ください。


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