パナソニックインターホン(VL-MV38、VL-V522L)取付
「VL-MV38」
「VL-V522L」
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どの住宅にも必要な設備といえば、インターホンです。
新築の際やインターホンが故障した時は取り付けや交換を必要とします。
インターホンには、訪問者が誰かを確認し、家の内外で会話(通話)を行う重要な役割があります。
古い製品ですと、玄関の外からチャイムを鳴らし、玄関先で通話するタイプのものが主流でしたが、最近はカメラ付きのものや録画機能のあるものが普及しています。防犯性を考えても、カメラ付きインターホンの方がメリットが大きいです。
この記事では、古いインターホンをカメラ付きのテレビドアホンに交換取付けを行う方法を、実際の事例【Panasonic VL-MV38、VL-522L】で解説します。
新しいインターホンの取り付けをお願いしたい
戸建て住宅にお住まいのお客様から、「新しいインターホンの取り付けをお願いしたい」というご依頼をいただきました。
お客様がご使用中のインターホンはELPA製のかなり古いタイプの商品です。
通話機能や室内モニターなどはなく、玄関子機のボタンを押して、室内の親機からチャイムを鳴らすというシンプルなインターホンでした。
通話機能がないため、チャイムが鳴った時に玄関ドアを開けなければならないのが面倒だとのことです。
配達と間違えてうっかり出てしまい、セールスや勧誘に応対しなければならなくなったこともあるそうです。
通話機能や室内モニターは、セールスや勧誘対策に非常に有効かと思います。
防犯上のことからも、カメラ付きであればなお良いと仰られていました。
お客様のご都合の良い日時をお伺いし、専門スタッフが現場で取付作業させていただくことになりました。
インターホン【Panasonic VL-MV38、VL-522L】の取り付け工事を実施
お客様のご自宅にお伺いしたスタッフが現地で取り付け工事を実施しました。
ここでは、パナソニックのインターホンVL-SV38XL(親機VL-MV38、玄関子機VL-522L)の取り付け工事の手順を例に、インターホン交換の方法をご紹介します。
テレビドアホン【Panasonic VL-MV38、VL-522L】の取り付け手順
1.古いインターホンを取り外す
まず、既存のインターホンを取り外す作業から開始します。事前に、ドライバーと絶縁テープを用意し、分電盤のブレーカーを落としておきましょう。
ドライバーで家の外に取り付けられている玄関子機を取り外し、取り付け枠も取り外します。
玄関子機を取り外すと、壁穴から通信ケーブル(配線)が露出した状態になります。
2.インターホン(子機)を取り付ける
インターホン用の付属品(壁掛用ネジ)を用意します。取り付け枠のネジを緩めて本体から外し、通信ケーブルを通す形で壁にネジで固定します。
取り付け枠を設置したら、玄関子機【VL-522L】の取り付けを行います。本体裏側にあるネジを緩め、通信ケーブルを差し込みます。ネジカバーを閉め、子機を取り付け枠に固定します。玄関にある子機は雨水や埃が入りやすいため、しっかりと取り付けることが大切です。
3.古い親機を取り外す
次に、既存の親機を取り外します。まずは取付け金具のネジをドライバーで緩めて取り外します。取り付け金具を外して壁から通信ケーブル(配線)が出た状態になればOKです。
4.新しい親機を取り付ける
付属のネジを用意し、子機の時と同じ手順で、付属の壁掛金具を壁に固定します。
親機【VL-MV38】の裏側にあるネジを外し、カバーを取り外します。そして、電源線の被覆を剥き、接続端子にしっかりと差し込みます。カバーを元に戻したら、配線材を連結部分に接続します。
配線工事が終わったら、壁掛金具に親機本体を取り付けます。この時、金具のツメを本体の溝に合わせ、本体を引っ掛けるようにするのがポイントです。
5.動作確認を行う
作業が終わったら、インターホン(玄関子機)と親機が問題なく動作するかの確認を行います。
最初に、インターホンの呼出ボタンを押し、親機でチャイムが鳴ること、モニターに映像が映ることを確認します。
次に、親機の通話ボタンを押し、子機と通話できることを確認し、録画機能や各種設定なども確認します。
お客様にもご確認いただき、特に問題がなかったので、今回の取り付け工事は完了となりました。
Panasonic VL-MV38、VL-522Lの特徴
- 訪問者を静止画で録画できる住宅用テレビドアホンタイプ
- 3.5型のカラー液晶ディスプレイ付きで玄関周辺を確認できる
- 内臓メモリーで最大50件まで録画可能
- モニター親機の奥行きは約23.5mmとスリムなデザイン
- LEDライト搭載で夜間でもカラーで映像が見られる
- カメラ玄関子機は防雨構造になっており防水性有
- 火災警報器やガス警報器と連動、非常ボタンから呼出可能
自分で取り付けが可能なインターホンとできないインターホンの違い
インターホンの設置を業者に頼むと費用がかかるため、自分で取り付けを行いたいと考える方もいらっしゃることでしょう。実際のところ、DIYで取り付けが可能なインターホンもありますが、機種によってはDIYできないものもあります。
ここでは、自分で取り付けが可能なインターホンとできないインターホンの違いをご説明します。
電源プラグ式インターホン・乾電池式インターホン
資格がない人が自分で取り付けできるのは、電源プラグ式インターホン・乾電池式インターホンの2種類です。
電源プラグ式インターホンとは、いわゆる「ワイヤレスインターホン」のことで、電源プラグをコンセントに差し込んで使用するタイプのものです。
電源プラグ付きコードが付いていれば、この機種になります。配線工事が必要ないため、製品の取扱説明書に従い、機器の取り付けを行うことができます。
乾電池式インターホンとは、乾電池を使用したインターホンです。
玄関子機と親機をチャイムコードで接続し、子機の電池ケースに電池を入れ、本体を取り付ける手順になります。チャイムコードは無資格でも接続できますが、100Vタイプの機種の場合、電気工事士の資格が必要です。
電源直結式インターホン
電源直結式インターホンとは、電源プラグ付きコードや乾電池を使用せず、壁の中からVVFケーブルで電源を取るインターホンです。
VVFケーブルには100Vの電流が通っているため、このタイプのインターホンを取り付けるには電気工事士の資格が必要となります。
電源プラグ付きコードや電池ボックスがない場合、電源直結式インターホンである可能性が高いため、修理や交換、新規取付けは資格を持った専門業者に依頼するようにしてください。
インターホンの取り付けでお困りの際は『街の修理屋さん』へご相談ください
今回は、Panasonicのモニター付きドアホン【VL-MV38、VL-522L】の施工事例を参考に、インターホンの取り付け方法をご紹介しました。
こちらのインターホンは電源直結式インターホンですので、電気工事士の資格が必要です。無資格で配線工事を行うことは違法となるため注意してください。
工事に失敗すると、製品が使用できないどころか、感電や発熱のリスクが生じるため作業は業者に依頼しましょう。
インターホンを新しく取り付ける、交換するのであれば、防犯性の高いモニター付きの機種をおすすめします。最近では、スマホから来客応対できる製品などもあり、非常に便利です。
インターホンの取り付けでお困りのお客様は、インターホン工事実績が豊富な『街の修理屋さん』にご相談ください。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。