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ダイキン エアコン(F25ZTES-W)交換 AN22RES-W

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「F25ZTES-W」
の施工実績有り!

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エアコンの暖房が効かない、部屋が暖かくならないなどのトラブルが生じた時は、エアコン本体に何らかの不具合が生じている可能性があります。
ですが、必ずしもエアコンが故障しているとも限らないため、修理や交換を考える前にいくつかチェックしておきたいことがあります。

  • 設定温度は適切か?
  • 室内機の近くに大きな家具が置いていないか?
  • (暖房運転が止まる場合)霜取り運転ではないか?
  • 室内機のフィルターが汚れていないか?

これらの確認事項に当てはまらない場合、エアコンの故障を疑いましょう。
この記事では、エアコンの経年劣化により新品エアコンに交換した事例をご紹介します。

エアコンの調子が悪く急に暖まらなくなった

今回ご依頼いただいたのは、ダイキンのルームエアコン「AN22RES-W」をご使用になられているお客様です。
「エアコンがこの冬から調子が悪く、ここ2~3日で急に暖かくならなくなった」との内容でお問い合わせいただきました。

設定温度を上げたり室内機のフィルターを掃除しても改善しないとのこと。室内機の設置状況にも特に問題はありませんでした。

また、エアコンは外気温が低いと熱交換器に付着した霜を取り除くための「霜取り運転」を行うことがあり、最大10分程度運転が止まります。
しかし、どうやら霜取り運転でもなさそうとのことなので、エアコンの交換を前提として点検させていただくことになりました。

現地調査にてエアコンの経年劣化を確認

お客様のご自宅にお伺いし、ご使用中のエアコンの状態を点検させていただきました。

2014年製ですので、製造から約9年経過していることが分かります。エアコンの電源を入れて暖房運転にしてみたところ、風量が弱く温まらない状況で、エアコン内部にも汚れが蓄積しているのが確認できました。

複合的な要因で不具合が生じている可能性があり、全体的に経年劣化が見られたため、担当者からお客様に本体の交換をご提案させていただきました。

ダイキンのエアコンを「F25ZTES-W」に交換取り付け

後日、エアコン交換工事のためにお客様のご自宅に訪問しました。ここでは、ダイキンのルームエアコン「AN22RES-W」を「F25ZTES-W」に交換する方法と手順を、実際の工事内容に従って解説します。

ダイキンのエアコン「AN22RES-W」を「F25ZTES-W」に交換する作業手順

1.ポンプダウンを行う

始めに、室内機や配管パイプ等を循環する冷媒ガスを室外機に回収する「ポンプダウン」を行います。

室外機カバーのネジをプラスドライバーで外してカバーを外したら、2ヵ所のバルブキャップをモンキーレンチで緩めます。
強制冷房運転を行い、六角レンチを使って細い配管のバルブを閉めます。室内機の冷媒ガスの回収が終わるまで2~3分待ちます。

太い配管のバルブを閉めたらエアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
バルブキャップを軽く取り付け、配管パイプのナットを2ヵ所取り外し、プシュっと音がしたらポンプダウン完了です。

2.既存のエアコンの取り外し

室外機の3本の電源コードを黒・白・赤の順に切断します。(接続部分から10㎝程度離れたグレーの部分をカットします。)
設置用の台座を取り外したら、室外機を撤去します。

続いて室内機の取り外しです。壁の配管穴パテを取り除き、室内機を上に持ち上げるようにして浮かせ、配管や電源コード、ドレンホースを本体から1㎝以上離したところで切断します。
室内機と据付金具を壁から取り外したら、まとめて撤去します。

3.室内機の取り付け

エアコン商品に付属する据付金具とネジを用意し、電動ドリルで壁に取り付けます。据付金具は背板とも呼ばれ、配管穴よりも高く、エアコン専用コンセントに届く位置に設置するのが基本です。また、壁が石膏ボードの場合、強度を保つためにボードアンカーという特殊なネジを取り付けます。

室内機の端子台に電源コードを接続し、配管とドレンホースをテープでまとめて配管穴に通したら、室内機を取り付けます。壁の配管穴はパテで埋めておきます。

4.室外機の設置

台座を取り付けた室外機を地面に設置します。配管パイプ切断後、バリ取りとフレア加工を行い、スパナやトルクレンチで室内側、室外側ともに接続します。この時、フレア加工(先端をラッパ状にする作業)が正確に行われていれば、バルブと配管がしっかりと接続できるでしょう。

5.真空引きを行う

冷媒を解放する前に、配管内の空気や水分を空にする「真空引き」という作業を行います。真空引きでは、真空ポンプ・ゲージマニホールド(圧力計)・チャージングホースの3点が必要です。
真空引きの施工は以下の手順で進めます。

  1. ゲージマニホールドのLow側と3方弁のサービスポート、ゲージマニホールドの真ん中と真空ポンプを接続する
  2. 2方弁と3方弁のバルブを全開にして真空ポンプを運転させる
  3. 3方弁のナットを少し緩めてエアが入るのを確認し、再度締める
  4. 真空引きを15分程度行い、連成計が-0.1MPaになったらハンドルLoを全閉にし、針が戻らないことを確認する
  5. 真空ポンプの運転を停止し、2方弁と3方弁のバルブを反時計回りに回して全開にする
  6. チャージングホースを外し、弁棒用キャップを締め付ける

6.リークテストを行う

ガス漏れがないか、念のためにガス漏れ検知器を用いて検査します。ガス漏れがある場合は反応しますが、問題がなければ反応しません。

7.エアコンの動作チェックを行う

交換前
交換後

すべての作業が終了したら、エアコンの動作チェックを行います。

電源プラグをエアコン専用コンセントに差し込み、リモコンで電源を入れます。
冷暖房機能やその他の機能の確認や初期設定などを行い、異常がなければ作業完了です。

ダイキンルームエアコン「F25ZTES-W」の機能と特徴

空調機メーカーのダイキン製ルームエアコン、人気のEシリーズの2022年モデルです。「F25ZTES-W」の機能と特徴をご紹介します。

  • 結露水を利用して熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」
  • エアコン内部のカビやニオイの原因菌を抑制する「ストリーマ内部クリーン」
  • 浮遊ウイルスを抑制する「ストリーマ空気清浄」
  • 熱交換器が汚れにくい「クリアコート熱交換器」
  • 冬は-15℃まで、夏は50℃まで対応可能な「タフネス暖房・冷房」
  • 運転開始後の暖まりを早める「ヒートブースト制御」

エアコンの寿命の目安や直前に起きる予兆とは?

エアコンの寿命は、一般的に10~15年が目安といわれています。

ほとんどのエアコンは、購入から10年以内であれば修理で対応することが可能です。内部のパーツのみをメーカーに注文し、パーツ交換で修理できる場合が多いです。

しかしながら、大半のメーカーは製造から10年程度で修理用パーツの製造を中止してしまいます。そのため、10年を経過したエアコンは部品修理できない可能性が高く、交換する必要があります。

エアコンが寿命で故障する時の直線に起きる予兆をご紹介します。

  • 室内機から水漏れする
  • エアコンから異音がする
  • エアコンから異臭がする
  • リモコンが正常なのに反応しない
  • 冷房や暖房が効かない

これらの症状がみられたら、一度業者に点検してもらうことをおすすめします。

エアコン取り付け工事は専門業者にご依頼ください

今回は、ダイキンのエアコン「AN22RES-W」を「F25ZTES-W」に交換する方法と手順を解説しました。
最新のエアコンに取り替えたため、冷暖房効率が上がり、消費電力が抑えられ、今後は電気料金も安くなることでしょう。

工事費用を抑えたいからといって、ご自分でエアコン工事を行うことは避けてください。エアコンの設置工事はプロでなければ難しい作業が多い上、配線工事やコンセントの増設・移設など電気工事士の資格が必要なものもあります。

『街の修理屋さん』には、工事対応の実績豊富なスタッフが多数在籍しています。エアコン取り付け工事でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。


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