エアコンのドレンホースに虫が入った際の対処法を解説する!
「エアコンのドレンホースに虫が入ってしまった。どうやって対処するべきか知りたいな…」という方は、多いと思います。エアコンは年中使用する家電ではないので、対処法など分からないですよね。素人が触って壊れたら、本末転倒ですし、、
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- エアコンのドレンホースに虫が入った際の対処法
- エアコンのドレンホースに虫が入らないための防止策
- エアコンの貫通穴から侵入してくる虫と対策方法
- 内壁と外壁から侵入してくる虫と対策方法
街の修理屋さんでは、全国様々な場所での工事実績があります。企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンの取付に役立ててくださいね。
エアコンのドレンホースに虫が入る理由
ドレンホースとは、エアコンの室内機(ドレンパン)で発生した結露水(ドレンといいます)を、室外に排出するためのホースのことを言います。特にエアコンがフルに稼働している夏場には、ドレンホースから水が流れ出ている様子を見たことがある人も多いでしょう。
ドレンホースに虫が入ってしまうのは偶然ではなく、ドレンホースの内部が虫にとってとても快適な環境だからなのです。エアコンの内部には様々な機械部品が密集していて熱を発しており、熱交換器という機械が稼働することで水滴がつきます。
そのため、ドレンホースにはエアコンから出された高温多湿の空気が充満しているうえに暗く、虫が好む環境を見事に再現してしまっているのです。ドレンホースは通常むき出しの状態で野外に設置されているため、虫たちからすれば「自由に出入りができる快適なトンネル」のような状態になっています。
そしてドレンホースンの内径は1.4cm~1.6cm程度の大きさであるため、小さめの虫であれば容易に入り込むこと可能です。虫が冬を越す場所として、ドレンホースを利用するようなことも考えられるでしょう。
虫が入り込んでしまうと不快なだけでなく水漏れの原因となり、そのままエアコン内部に住みついてしまうことで漏電の危険性もあるため、しっかりとした虫対策が必要です。
エアコンのドレンホースに虫が入った際の対処法
エアコンのドレンホースに虫が入った場合には何らかの方法で対処・駆除する必要があります。もっともシンプルな方法が、手袋などをして手で取り出すことです。そしてエアコンのフィルターを取り出して、エアコン用中性洗剤などできれいにしておきましょう。また、虫が好むエアコン内の湿った環境を解消するため、エアコンの送風機能を使って内部を乾燥させる方法もあります。
ただし、この方法で100%虫がいなくなるかといえばそうではなく、あくまでも虫が好む状況を少しでも解消するための対処法に過ぎません。ドレンホースに入り込んだ虫を駆除するにはやはり、手袋などをして取り出すのが最善策ではあるでしょう。
もし自分でするのが難しいと感じるのであれば、エアコンクリーニングを業者に依頼して、エアコン内部の点検と一緒におこなってもらうのがおすすめです。
エアコンのドレンホースに虫が入らないための防止策
虫がドレンホース内に入った場合は何とかして駆除しなくてはいけませんが、何よりもドレンホース内に入らないようにしてしまいたいですよね。ドレンホース内に虫がいると考えるだけでも不快な気持ちになりますし、いちいち駆除をしていては面倒です。
そこでドレンホースに虫が入らないようにする、「防虫キャップ」というグッズがあるためおすすめできます。防虫キャップはドレンホースの先端に取り付けることで侵入路をふさいでくれるため、虫が入り込む可能性を大きく減らすことが可能です。
ドレンホースの先端にギュッと差し込むだけですので誰でも簡単に取り付けができ、現在では100円ショップなどでも売っているため気軽に利用することができます。ただし、通常の防虫キャップは内径1.4cm~1.6cmの一般的なドレンホースの大きさに対応しており、それ以外の大きさだった場合取り付けができません。
また、防虫キャップを付けることで確かに虫の侵入確率を減らすことはできるものの、防虫キャップにも縦約2mm×横約5mm程度の大きさでフィルターの穴があいています。そのため、小さな虫の侵入までは完ぺきに防ぎきることは難しいでしょう。
また、ドレンホース内部のホコリやごみをキレイにしないまま防虫キャップを取り付けてしまうと外に水が流れなくなってしまい、室内側に水漏れする可能性もあります。
ドレンホース以外から侵入してくる虫と対策方法
エアコン周りでは、ドレンホース以外にもエアコンの貫通穴からむ虫が侵入してくることがあります。エアコンの貫通穴とは室外機と室内機を結ぶパイプや配管のことで、細さな隙間ができやすいため虫がそこを通って室内に侵入することがあります。
小さな昆虫類
小型の虫や蚊、蜘蛛などがエアコンの貫通穴を通って室内に入り込むことがあります。これらの虫はサイズが小さいので、貫通穴の隙間を利用して入り込みやすいです。
シロアリ
シロアリは木材を食べる昆虫であり、エアコンの貫通穴から建物内に入り込んで木材を食害することがあります。エアコンを設置している近くでは、特に湿気の溜まりやすい窓枠などが狙われやすいので、貫通穴やエアコン内部に潜んでいないかを確認しておきましょう。
蟻
シロアリ以外の蟻も小さな隙間を利用してエアコンの貫通穴から侵入することがあります。特に食べ物が近くにある場合は、蟻が集まってきやすいので、見つけたらどこから来てどこへ行くのかを観察しておきましょう。
エアコンの貫通穴から侵入する虫の対策方法
エアコンの貫通穴から虫を入れないようにするには、隙間を作らないことが大切です。「エアコンパテ」と呼ばれるエアコン用の隙間を埋めるパテを使って貫通穴の周囲を密閉することで、虫対策になります。
なお、エアコンを取り外した後に貫通穴が塞がれていない場合は、壁から虫やネズミなどが侵入しやすくなります。穴を埋めるための筒を取り付ける必要があるので、エアコン修理などをおこなう専門業者に相談してみてください。
壁の隙間から侵入してくる虫と対策方法
次に、壁の隙間から侵入してくる虫と対策方法を紹介します。エアコンやドレンホースに続いて、壁から侵入してくる虫対策もしっかりしておきましょう。
ゴキブリ
ゴキブリは非常に頑丈な昆虫であり、とくにサイズが小さい間はちょっとした隙間から侵入することができます。ゴキブリは暗くて温かく、湿度が高い場所を好むため、内壁と外壁の隙間や排水管、配管などを利用して建物内に入り込みやすい虫の1つです。
蟻
蟻も小さな隙間を利用して建物内に入り込むことがあります。人が気づかないような小さな隙間でも、蟻が通れるサイズであれば行列を作って侵入してきます。食べ物や水が近くにある場合はとくに集まりやすいため、食べ物を出しっぱなしにしないことも大切です。
蜘蛛
ふと気づいたら、蜘蛛の巣ができていた!という経験がある方も多いと思います。体のサイズが小さな蜘蛛は、非常に小さな隙間からも入り込むことができます。また、蜘蛛は他の虫を捕まえて食べるため、虫が多い場所を好んで生息するという特徴があります。
シロアリ
「アリ」という名前がついていますが、その特徴は蟻とは全く異なります。シロアリは腐った木材や湿気た木材を食べる昆虫であり、建物の内部に侵入して木材を食害することがあります。特に木造建築ではシロアリによる被害を受けやすいため、注意が必要です。
内壁と外壁の隙間から侵入する虫の対策方法
内壁と外壁の隙間からの虫を侵入を防ぐには、テープやシーリング剤、シリコンなどを使って隙間を埋めましょう。そのためには定期的に家の内外を点検して、虫の侵入口となっている隙間を発見する必要があります。また、材質によって使える方法は異なるので、適切に補修することも大切です。
ただし、賃貸の場合は退去時に現状復帰しなければならないケースもあるので、まずは管理会社か大家さんに相談してみましょう。
エアコンのドレンホースに虫が入ったら交換するのもアリ
エアコンのドレンホースに虫が入り込んでしまったら、不潔なので思い切ってドレンホースごと交換してしまうものアリです。ドレンホースに入った虫の駆除は簡単なことではありませんし、何より不快ですよね。
防虫キャップを付けるために、ゴミやホコリを掃除するのも結構な手間です。その点、ドレンホースを新しいものに交換してしまえば、細かなことに悩まず簡単にエアコン周りを清潔にすることができるでしょう。
弊社、街の修理屋さんではエアコン取付やドレンホースの交換の依頼をお受けしています。年中無休で対応しており、夜間のトラブルでも安心です。エアコン取付やドレンホースの交換、エアコンクリーニングは、5,500円より承っております。作業前に無料でお見積もりを行うので、興味のある方は電話・メールでお問い合わせくださいね。
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