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ブレーカーが上がらない原因は漏電だけじゃない!停電対処方法と長持ちのコツ

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突然の停電、困りますよね。特に、夜も遅い時間に電気が消えると真っ暗な上に「このまま電気がつかなかったらどうしよう」と不安にもなります。

そこで今回は、ブレーカーに関する下記内容について解説します。

  • 停電について
  • ブレーカーが上がらないとき
  • やってはいけない行動

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、電気のトラブル解消に役立ててくださいね。

電気が消えたとき

電機が消えた時

「バチッ」と音がして、急に電気が消えると何が起きたのか不安ですよね。

ただの停電と分かっていても、突然暗くなると怖いものです。

けれど、まずは落ち着いて状況の把握につとめましょう。

どこまで停電しているのか?

停電しているのは地域一帯なのか、自分の家だけなのか、判断する必要があります。

落雷などにより、自宅のある地域一帯が停電することもあります。その場合は、電気が復旧するまで待ちましょう。自宅内でできることはありません。また、一時的な停電の場合は数分程度で復旧します。

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ブレーカーを確認

自宅のみが停電していることを確認したら、まずはブレーカーをチェックしましょう。

ブレーカーが落ちていれば、何らかの要因でブレーカーが落ちてしまった事が停電原因と思われます。

なお、ブレーカーには種類があります。落ちるブレーカーにより原因は異なります。

アンペアブレーカーとアンペアブレーカーが落ちた場合は、電気の使い過ぎが原因です。

漏電ブレーカーの場合は、漏電が原因です。

それぞれのブレーカーが落ちる理由や対処法はこちらです。

安全ブレーカー(遮断器)

安全ブレーカーは、電気回路内の異常を検知して電力供給を遮断する役割を持ちます。主に過負荷や短絡などの異常状態を検知し、電気の過剰流入や火災のリスクを防ぐために働きます。安全ブレーカーは定められた設定電流を超えた場合に作動し、電力供給を一時的に遮断します。

アンペアブレーカー(遮断器)

アンペアブレーカーは、電気回路内の電流を制限する役割を持ちます。主に電力の使用量を監視し、過負荷になった場合に電力供給を遮断します。アンペアブレーカーは設定されたアンペア数値を超えた電流が流れると作動し、電力供給を遮断します。過負荷による火災や機器の故障を防ぐために重要な役割を果たします。

漏電ブレーカー(接地漏洩遮断器)

漏電ブレーカーは、電気回路内の漏電を検知して電力供給を遮断する役割を持ちます。漏電とは、電気回路から電流が逃げる現象のことを指します。漏電ブレーカーは漏電の発生を検知し、電気回路と接地の間に生じる電流の不均衡を感知して遮断します。これにより、感電や火災の危険を防ぎます。

安全ブレーカーが落ちた場合

電気の使用量が増えている可能性があるため、使用中の電気機器の数や負荷を減らしてみてください。

安全ブレーカーが何度も落ちる場合は、電気設備の点検や修理を専門家に依頼することを検討してください。

アンペアブレーカーが落ちた場合

電力の使用量が設定されたアンペア数値を超えている可能性があるため、同時に使用している電気機器の数や負荷を調整してください。

アンペアブレーカーが何度も落ちる場合は、電気設備の点検や修理を専門家に依頼することを検討してください。

漏電ブレーカーが落ちた場合

漏電が発生している可能性があるため、一度全ての電気機器を切ってからブレーカーを元に戻し、順次電気機器を再度接続してください。

特定の電気機器を接続すると漏電ブレーカーが落ちる場合は、その電気機器に異常がある可能性があるため、修理や交換を検討してください。

漏電ブレーカーが何度も落ちる場合は、電気設備の点検や修理を専門家に依頼することを検討してください。

ブレーカーが上がらない!

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落ちたブレーカーを上げようとしたが上がらない時や、上げてもすぐに落ちるときは下記内容を確認しましょう。

スイッチが上がらない

物理的にスイッチのつまみが上がらない場合です。この場合は、一度スイッチを下まで押し切ってください。「カチッ」と音がするまで一旦下げたら、今度は上がるようになります。

電気を使いすぎた

もっともポピュラーな停電原因です。アンペアブレーカーや安全ブレーカーがさがっているときは、電気の使い過ぎが原因であることがほとんどです。

安全ブレーカーの場合は、部屋ごとの電気資料量の合計です。そのため、使っていた電化製品を別の部屋で使用することで解決します。

1個だけ下がっている安全ブレーカーのスイッチ
1個だけ下がっている安全ブレーカーのスイッチ

アンペアブレーカーの場合は、電力会社との契約アンペアを超えることでブレーカーが落ちます。そのため、消費電力の大きい家電はタイミングをずらして使いましょう

ブレーカーが落ちる原因となった電化製品のコンセントを抜いてからブレーカーを上げれば、電気はすぐに復旧します。

漏電

漏電ブレーカーが落ちているときは、漏電が原因だと考えられます。漏電とは、電気が決められたルートから外れて漏れ出ることです。漏電ブレーカーはこの漏電を検知した時に反応します。

漏電の際は、アンペアブレーカーや安全ブレーカーのように、急にブレーカーを上げても問題は解決しません。すぐにまた落ちてしまいます。漏電原因を特定して対処しましょう。

落雷

自宅や自宅付近に雷が落ちることで、一時的に漏電ブレーカーが落ちて停電することがあります。これは、急に流れた強い電気を地面に逃がすための処置であるため、ブレーカーの異常ではありません。落雷が止んだ後に、再度ブレーカーを上げることで復旧します。

やってはいけないNG行動

やってはいけないNG行動

漏電ブレーカーが落ちた時など、漏電の原因を突き止めないことには電気を復旧させることができません。電気がつかないまま過ごすのはストレスがかかります。しかし、だからといって無理やり漏電ブレーカーを上げても解決しません。下記は、なかなかブレーカーが上がらないことが原因で起こしがちな行動ですが、絶対にしてはいけません。

ブレーカーを固定

ブレーカーが上がらないからと、テープで固定したり、下がらないようにスイッチにものをかませる人もおりますが、絶対にやめましょう。

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正しいルートを流れていない電流をそのままにして、電気を流し続けると、ブレーカーの中でオーバーヒートを起こします。オーバーヒートが続くと火花を発生させ、最悪の場合火災の原因となります。どうしてもブレーカーが上がらない時は無理に上げようとせず、業者に相談してください。

何度も上げ下げ

頻繁にブレーカーのスイッチを上げ下げすることは、何度も電流を流したり止めたりすることになります。ブレーカーそのものへ負担をかけ、内部でオーバーヒートを起こす原因にもなります。火花が飛ぶこともありますので、ブレーカーの上げ下げは最小限にとどめましょう。

ブレーカー異常

ブレーカーそのものが故障しているときは、異臭などの変化が見えることもあります。明らかな異常が見て取れる場合は、極力触らずに業者へ連絡しましょう。

点検のためカバーを外したブレーカー
点検のためカバーを外したブレーカー

うねり音がする

ブレーカーが落ちる少し前にうねり音が生じることもあります。これは、電流がゆがむことでブレーカー内部にある金属部分が震え、音が鳴っている状態です。ブレーカーの故障ではありません。このうねり音は、契約アンペアの約80%以上の電流が流れることで鳴ります。そのため、うねり音が鳴った時は使用中の電化製品を見直していくつか電源を切るかコンセントを抜きましょう。

ニオイがする

ブレーカーの内部で熱が発生し、焼けるような焦げ臭いにおいが生じることがあります。

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これは、分電盤が古くなることによる劣化が原因のため、分電盤ごと交換することで解決します。このまま使用していると火災などの原因にもなりますので、早めに交換を依頼しましょう。分電盤の交換には電気工事士の資格が必要になりますので、必ず業者に依頼しましょう。

街の修理屋さんでは分電盤を含めたブレーカーの点検や修理も即日対応でお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日にお近くの作業員が向かいます。年中無休で対応しておりますので、平日はお仕事が忙しい方も休日にご連絡が可能です。漏電遮断器やブレーカーの調査は、税込み5,500円より承っております。お見積り・ご相談も無料で対応しております。興味のある方はお電話やメールでお問い合わせくださいね。お待ちしております。

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