エアコンの専用コンセントの増設方法や費用を解説【DIYは不可能】

「エアコンのコンセントを増設したいけれど、方法や費用などよく分からないな…」という方は、多いと思います。エアコンのコンセントの増設は、何だか難しそうですよね。素人でもできるのか、依頼するといくらかかるのかなど、疑問は尽きないでしょう。

そこで今回は、以下の内容について解説します。

• エアコンには専用コンセントが必要
• エアコンの専用コンセントの増設費用

街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、エアコンのトラブルに役立ててくださいね。

エアコンには専用コンセントが必要

エアコンを使用する時、必要以上に電力を消費するので、一般的なコンセントではなく、エアコン専用のコンセントに挿す必要があります。エアコン専用のコンセントは、消費する電力が大きいことから、分電盤の中でいくつかの回路と一緒にブレーカーに繋がっているのではなく、単独で一つのブレーカーと繋がっている回路のことを表します。

エアコンを使用する時に、エアコン専用のコンセントではなく、一般的なコンセントに差し込んでしまうと、以下のような事故を引き起こしてしまう可能性があります。

また、エアコン専用のコンセントがないと新規・買い替えの時に取り付けを断られることも考えられます。

こういったことを踏まえ、ここでは専用コンセントがないことが原因で起こり得る事故の可能性の他、エアコンに必要なコンセントの形状や適応畳数も紹介します。

火災の可能性がある

一般的なコンセントに挿し込んでしまうと、コンセントに熱がこもってしまい、発火の原因になってしまう恐れがあるため、一般的なコンセントではなく、エアコン用のコンセントを使用するようにしましょう。

基本的には、天井付近にあるコンセントがエアコンのコンセントとなっておりますが、届かないからと言って延長コードを使ってエアコンのコンセントを挿すのはやめましょう。エアコンは電力の消費が大きく、延長コードが熱に耐えられなくなってしまうため、火災の原因になります。

ブレーカーが落ちやすくなる

火災の原因になる他に、電力が足りずにブレーカーが落ちてしまったり、本体が壊れる原因になります。エアコンは起動する時に大量の電気を消費します。こまめにつけたり消したりするくらいなら長時間起動していた方が電気代の節約になるでしょう。

一般のコンセントを使ってブレーカーを落としてしまうと、また起動するのに大量の電気を消費する必要があります。結果的につけたり消したりを繰り返すので、それだけ電気代がかかります。

エアコンに必要なコンセントの形状と適応畳数

エアコンに必要なコンセントの形状と適応畳数は以下の通りです。

コンセントの形状	適応畳数・穴の数
100V 15A	6～8畳　縦の穴が2つ
100V 20A	10～12畳　片方がL字
200V 15A	14畳以上　穴が3つ
200V 20A	16畳以上　様々な形の穴が3つ

エアコンの専用コンセントの増設方法

エアコンの専用コンセントがなければ、自分で作ればいいという人も中にはいますが、コンセントの増設には、配線をエアコン付近に通す作業などの電気配線工事が必要なため、電気工事士の資格が必要になります。

「自分でエアコン専用のコンセントを作ってもいいの？」と、普段DIYを行っている人からの質問にありがちですが、電気工事士の資格が必要なためDIYはできません。専門の業者に依頼する必要があります。

エアコンの専用コンセントの増設費用

エアコン専用のコンセントを増設するには専門業者に依頼する必要がありますが、費用が気になりますよね。下の図が、工事の内容と費用の相場となっております。

工事内容	費用の相場
コンセントの新設	10,000円～20,000円
差し込み口の交換	5,000円～10,000円
配線の交換	5,000円～15,000円
コンセントの電圧の切り替え	2,000円～5,000円

上記の図はあくまで目安となっておりますが、エアコンのコンセントを増設したい場合は、15,000円～30,000円かかると思っていた方が良いでしょう。エアコンの室外機を2階に取り付けると配管を伸ばす都合上、費用は上がりますが、２階にエアコン専用のコンセントを増設したい場合は費用は変わりません。

専用コンセント増設金額に関する諸注意

専用コンセント増設の費用を考える際に知っておく必要がある事項を解説します。

まずは線距離です。エアコンの設置場所から既存の電源までの距離が長いほど費用は高額になります。なぜならば、配線に必要な材料だけでなく、工事の労力も増えるためです。それに伴う人件費がかかることも念頭に置いておきましょう。

配線ルートによっても金額が変わります。 配線ルートにより工事の難易度が異なるからです。例えば、壁の内部に配線を引かなければならない、天井に配線を設置すべき場所である場合、追加の工事の他、材料が必要になります。結果、費用もかさみます。

エアコンのコンセントは増設もできる

エアコン専用のコンセントではなく、一般的なコンセントを使うと、本体の故障や発火・火災の原因になる恐れがあるので、エアコン専用のコンセントを使うようにしましょう。全ての部屋にエアコン用のコンセントが設置されているわけではなく、部屋によっては設置されていないこともあります。

2台目のエアコンを設置したいけど、エアコン用のコンセントがない場合は、増設することが可能です。２階にエアコンのコンセントを増設したい場合は費用は変わらないので、２階に住んでいる人もエアコンのコンセントを増設することができます。

エアコン専用のコンセントを増設するときは、業者に依頼して工事をすることになるため、賃貸物件に住んでいる人は大家さんか、管理会社に許可を取る必要があります。

大家さんによっては工事禁止にしている人もいるので、家を選ぶ時にエアコンのコンセントがあるのか、またエアコンのコンセントを増設したくなった時、工事を依頼しても良いのかを確認しておくと良いですね。

弊社、街の修理屋さんではコンセント増設の依頼をお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日に問題を解決します。年中無休で対応しており、夜間のトラブルでも安心です。コンセント増設は、税込み5,500円より受け承っております。作業前に無料でお見積もりを行うので、興味のある方は電話・メールでお問い合わせくださいね。

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