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エアコンのルーバーが動かない!故障原因と対処方法を徹底解説

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「エアコンのルーバーが動かない」「エアコンの風向きが変えられなくなった」…という経験はありませんか。

エアコンの風向きを調整しているのは、吹き出し口に設置されている『ルーバー』という部品です。ここが動かないと、風向きの調節ができなくなってしまいます。
しかし、実際にエアコンのルーバーが動かないトラブルが発生した時、故障原因が分からないと対処しようがありませんよね。

そこで今回は、ルーバーの下記内容について解説していきます。

  • ルーバーとはどんな部品か
  • ルーバーのトラブル
  • 故障原因の診断方法
  • 故障の対処方法
  • ルーバーの日ごろの清掃方法

この記事を読めば、エアコンルーバーが動かない時に自分でできる対処方法を知ることができますよ!

ルーバーとは

ルーバーの閉じたエアコン
ルーバーの閉じたエアコン

ルーバーとは、エアコンの吹き出し口に設置されている風向き調整板のことです。『フラップ』と呼ばれることもあります。

この板をモーターが動かすことで、エアコンから出る風に動きが生じ、風向きが変わります。ルーバーのスイングで、風に流れや動きを作り出したり、室内の空気の循環をさせることが可能です。

冷房稼働時、そのままではエアコン直下に冷たい風が直接当たって冷え過ぎることもあります。しかし、ルーバーのおかげで快適な空間を維持できるようになっています。

また、部屋全体を効率良く冷やすことができるので、電気代の節約にもなります。

ルーバーのトラブル

イメージ写真

ルーバーは、エアコン吹き出し口という外から見える場所でありながら、内部で生じた風を送り出す場所でもあります。中と外を繋ぐ場所であることから、トラブルも生じやすいです。

ここではルーバーによく起こるトラブルを解説します。

結露

ルーバーに結露が生じ、部屋にポタポタと落ちてしまうトラブルがあります。
これは冷たい風の動きが障害物により流れなくなることで起こるものです。

吹き出し口から出てきた風が、家具などにぶつかりルーバーへ戻る動きが生じると、ルーバー付近は過剰に冷却された状態になります。

空気は冷たいほど、水分を含んでいられなくなり、結露としてあらわれます。過剰に冷却されたルーバー付近も、空気に含み切れなくなった水分が結露として表れている状態です。

対策は、家具など障害物となっているものを移動させることです。単純ですが、これがいちばん早くて確実です。

ルーバーが折れた

ルーバーの破損は、ルーバーの交換や、掃除のために外そうとした際に生じることが多いトラブルです。うまく外れないからと無理やり引っ張ったところ壊してしまうようです。

こちらは、ルーバーの交換ですぐに解決します。

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ルーバーが動かない

ルーバー関連で特に多いトラブルです。
ルーバーが動かないタイミングとして、「稼働はじめか終わり」と「稼働中」の2種類に分けられます。

ひとつめについて解説します。これは、エアコンの稼働させた際に「ルーバーが開かない」もしくは、電源を切ったものの「ルーバーが閉まらない」というものです。

ふたつめは、「稼働中にルーバーがスイングしない」という状態です。これらの状態は、ルーバーそのものに不具合が生じているのか、ルーバーを動かすモーター部の方に問題があるのか、判断が必要になります。

ルーバーの故障診断

ルーバーの故障診断

エアコンのルーバーが動かない時、原因は2通り考えられます。

  • ルーバーそのものが壊れているなど問題がある
  • ルーバーを動かすモーターが壊れている

修理するためには、故障原因がどちらであるのか判断する方法があります。診断方法として下記の手順を試してみてください。試す際には、必ず電源を切ってからはじめてください。

① 電源の切れたエアコンから、ルーバーを外す
② 外した状態でエアコンの電源を入れ、稼働させる
③ 風向きを変える

この手順で、きちんと動けばモーターなどのエアコン内部は正常です。トラブルの原因は取り外したルーバー側にあります。

しかし、風向きを変えようとしても反応しない場合は、モーターなどエアコン内部の故障です。エアコン修理業者に点検と修理を依頼しましょう。

そのほかの原因

上記の方法でも故障原因が診断できない場合は、そのほかの原因が考えられます。

制御パネルの故障

エアコンのルーバーは、制御パネルからの指示に基づいて動作します。リモコンからの信号で温度の上げ下げを行ったり風の強弱を変えたりできるのも制御パネルが正常に作動しているからです。ルーバーだけでなく、モーターやコンプレッサーの動作にも関係しています。
そのため、制御パネルの故障や接触不良がある場合、電源は入ってもルーバーが正常に動かなくなることがあります。

制御パネルは寿命の他、湿気や埃などが原因で故障することがありますが、シーズンオフ時に稼働させたり、定期的に掃除したりすることで長く使用できます。

ルーバーの詰まり

ルーバーに埃や汚れが詰まっている場合、動きが制限されることがあります。これにより、ルーバーが動かなくなることがあります。定期的な掃除やメンテナンスを行うことで、詰まりを防ぐことができます。

ルーバーは取り外して掃除することも可能ですが、普段のお手入れではウエットティッシュなどで軽く拭くだけでも十分です。具体的な掃除方法は、「ルーバー故障の対処方法」の項目でご説明します。

電源の問題

エアコンの電源に問題がある場合、ルーバーの動作に影響を与えることがあります。電源ケーブルの接触不良や断線、電源コンセントの問題などが原因となる場合があります。

電源ケーブルやコンセントプラグは資格がなくても交換できますが、壁のコンセントを交換修理する場合は電気工事士の資格が必要ですので、自分で作業しないようにしましょう。

ルーバー故障の対処方法

ルーバー故障の対処方法

ルーバーが破損した際、対処方法は2種類あります。

  • ルーバーを取り寄せて交換
  • 接着剤などを用いた応急処置

おすすめは交換です。しかし、メーカー取り寄せが必要になれば、新しいルーバーが届くまで数日ほど時間がかかる場合もあります。その際は、取り寄せ部材が届くまでの間、応急処置でしのぐこともできます。

ルーバー交換

ルーバーは、インターネットなどの各種通販サイトや家電量販店で販売されています。

エアコンに最初から付属していたルーバーと同じ無地の白から、花や動物などの柄入りのものまで多種多様です。どれをお選びいただいても構いませんが、注意すべき点がひとつあります。

必ず、ご使用のエアコンと同じ機種機番のものであるか、対象機種であることを確認のうえ購入してください。

どれが対応機種なのか分からない場合は、メーカーに連絡して直接取り寄せするか、修理業者に依頼しましょう。

交換の手順

交換作業に入る前に、必ずエアコンの電源を切り、コンセントを抜きましょう。

誤って作業途中に稼働してしまうと、感電や怪我の危険があります。

① ルーバー中央の留め具を外す
② ルーバー全体をしならせて、左側を抜き取る
③ ルーバーを少しずつ動かしながら、取り外し角度にきたら右側も抜き取る

工具も力も必要ない簡単な作業ですが、コツが必要になります。

うまく外れないからと無理やり動かすと、故障の原因にもなります。外れない場合は無理に進めようとせず、修理業者を頼りましょう。

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街の修理屋さんでも、ルーバー交換は5,500円~承っております。お気軽にご連絡ください。

新しいルーバーを取り付ける際は、外すときと反対の手順で行ってください。

① ルーバー右側をはめこむ
② 左側をはめこむ
③ ルーバー中央の留め具を装着する

作業完了後はコンセントを繋ぎ、試運転しましょう。

接着剤で応急処置

接着剤で応急処置

「繁忙期だから修理業者の予約が取れなかった」「通販でルーバーを購入したが届くまで数日かかる」という場合の対処方法です。こちらはあくまで応急処置のため、長くはもちません。

用意するものは、ルーバーの素材に対応した瞬間接着剤と、固定するための紐、表面のホコリなどを拭う雑巾です。

手順は下記の通りです。一度ルーバーを取り外してから折れた部分を接着し、再びエアコンに装着し直します。交換の際と同じく、作業前にエアコンのコンセントを抜きましょう。

詳しい手順は下記の通りです。

  1. ルーバー中央の留め具を外す
  2. ルーバー左側を外す
  3. 少しずつ動かしながら、取り外し角度にきたら右側も外す
  4. ルーバー表面に付着したホコリなどを雑巾で拭う
  5. 折れた場所などの破損個所に瞬間接着剤を塗る
  6. 破損したパーツをもとの形に戻るようにつけてから、糸を巻いて補強する
  7. 接着剤が完全に乾くまで乾燥させる
  8. 乾いたことを確認したら、ルーバー右側をはめこむ
  9. ルーバー左側をはめこむ
  10. ルーバー中央の留め具を装着する

これで作業は完了です。

ルーバーの折れた箇所や程度によっては、アルミテープなどでも応急処置が可能です。

ルーバーの日ごろの清掃方法

エアコンルーバーが動かない原因が詰まりの場合、ルーバーを取り外すなどして掃除することで対処できることがあります。

ルーバーの日ごろの清掃方法は主に以下の3種類です。

拭き掃除

柔らかい布やマイクロファイバークロスを使って、ルーバーの表面の埃や汚れを取り除きます。水で湿らせた布を使用する場合、事前にエアコンの電源を切ることを忘れないように注意してください。また、再度電源を入れる時は、ルーバーが完全に乾いた状態で行いましょう。

埃の除去

掃除ブラシや掃除機の先端(細い部分)を使って、ルーバーの隙間に溜まった埃を取り除きます。ルーバーの隙間に沿ってゆっくりと掃除するのがポイント。
掃除機でホコリを吸い取る場合は、細いノズルを使って注意深く作業しましょう。

水や洗剤で洗浄

ルーバーが取り外せるタイプの機種であれば、取り外して別の場所で洗浄することもできます。取り外したルーバーは、中性洗剤やエアコン用の洗浄剤を用いて水洗いし、汚れを落としましょう。
洗剤を使用する場合は、製品ごとの使用方法に従って適切に行ってください。洗った後は、ルーバーを完全に乾いた状態に戻してから再度取り付けます。

定期的にメンテナンスを行い、ルーバー内部に溜まった汚れやカビの除去を行うことが望ましいです。エアコン専用のクリーニング剤や洗浄液を使用して、内部を清潔に保ちましょう。ただし、内部を清掃する時は、エアコンの取扱説明書やメーカーの指示に従って行ってください。

ルーバー掃除の注意点

エアコンの清掃作業を行う前に、必ずエアコンの電源を切ってから作業を行ってください。
ルーバーを取り外す場合は、正しい方法で行い、力を加えすぎないように注意が必要です。
また、水洗いを行う場合は、必ず完全に乾いた状態に戻してから再度取り付けてください。

エアコンのルーバーが動かない時は専門業者に相談を!

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ルーバーは、エアコンの稼働に必要な部品です。

しかし、無理やり取り外そうとしたり、風向きを変えるために手で直接触って動かすなどの行動次第で簡単に壊れてしまいます。
長く使用するためにも、ルーバーは丁寧に扱いましょう。

ルーバーが動かない 原因もさまざまで、ルーバー自体に問題がある場合やモーターが故障している場合などがあります。
「修理方法が分からない」「原因の特定が難しい」と思われたら、専門業者にご相談ください。

街の修理屋さんではエアコンのルーバーの交換もお受けしています。全国各地に多数の拠点があるため、ご連絡いただいた日にお近くの作業員が向かいます。年中無休で対応しておりますので、平日はお仕事が忙しい方も休日にご連絡が可能です。エアコンのルーバー交換や故障修理は、税込み5,500円より受け承っております。お見積り・ご相談も無料で対応しております。興味のある方はお電話やメールでお問い合わせくださいね。お待ちしております。

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