換気扇からキュルキュル、シュルシュルと異音が鳴る原因は?対処法と合わせて解説!
「換気扇からキュルキュル、シュルシュルという異音が聞こえるけど、何の音だろう?」と疑問に思ったことはありませんか? そのままの状態で放置しておいても大丈夫なのか、心配になってしまいますよね。
そこで今回は、下記の内容を解説させていただきます。
- 異音がキュルキュル、シュルシュル鳴る原因と対処法
- 換気扇への潤滑油の差し方
街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、トラブル解決に役立ててくださいね。
異音がキュルキュル、シュルシュル鳴っている原因って?
換気扇から異音が聞こえてくると、「故障しているかも?」と思いがちです。しかし、故障以外が原因である可能性もあります。
それって実は潤滑油不足
「キュルキュル、シュルシュル」という音が鳴る場合は、潤滑油が不足していることが原因の可能性が高いです。
換気扇のファンの軸部分には、潤滑油が塗られています。
潤滑油には、換気扇が回転しやすくなる潤滑効果や、防錆効果があります。この潤滑油が減ってくると、ファンがスムーズに回転できなくなり、「キュルキュル、シュルシュル」という音が鳴ることがあります。
潤滑油の不足が原因であれば、潤滑油を塗ることで解決します。換気扇用の潤滑油は、ホームセンターやネット通販などで購入可能です。
換気扇の異音をそのままにすると
換気扇のキュルキュル、シュルシュル音をそのままにしてしまうと、どういった被害がもたらされるのでしょうか?
思わぬ事態が起こって慌てることのないように、知っておきましょう。
以下のようにキュルキュル、シュルシュル以外にも音が鳴っている場合には換気扇に修理が必要だったり交換しないといけなかったりするので注意が必要な可能性があります。この記事ではキュルキュル、シュルシュルの異音に関して解説していきますが、その他の異音の場合はその他の自社の記事に移動します。それを踏まえて以下をご参照ください
換気扇の異音 | 原因 | 対処方法 |
---|---|---|
「ゴー」「ブウォー」「ブーン」 | 汚れが換気扇内のファンやプロペラに蓄積している | 換気扇内の油汚れや埃や塵を掃除する |
「カラカラ」「カタカタ」 | モーターの変形や破損などの劣化 | 換気扇の修理・交換を依頼する |
「キーン」 | プロペラの劣化 | 換気扇を新品に交換する |
「ジー」 | モーターがさびて劣化している | 換気扇の修理・交換を依頼する |
サビが生じてしまい修理や交換に……
潤滑油にはサビを防ぐ効果があるのですが、潤滑油が減るとその効果がなくなり、サビが生じるようになります。すると、ファンの回転が不安定になり、部品同士の摩擦によって部品が消耗してしまいます。
ここまでの事態になると、たとえ潤滑油を塗っても解決しません。部品交換か、換気扇の買い替えをしなければなりません。
そのまま放置すると、換気扇の使用中に、突然部品が外れてケガをしてしまう危険性もあります。故障してしまった場合は、早めに業者に依頼をして、修理や交換をしてもらいましょう。
ひどくなると火災や故障に
異音が鳴る換気扇を放っておくと、モーターから火花が発生することがあります。この火花が周囲の油やホコリに引火すると、火災の原因となってしまいます。
火災に繋がると大変危険ですので、定期的に換気扇のメンテナンスや掃除を行うことが大切です。
また、ファンが回りづらい状態で無理やり使うと、換気扇が故障しやすくなってしまいます。異音が発生したり、少しでも異常が見られたりする場合は、早めに対処しましょう。
換気扇への潤滑油の差し方
ここからは、換気扇への潤滑油の差し方をご紹介します。
ただし、換気扇の種類によっては外し方が違うので注意が必要です。外し方がわからない場合は、換気扇の取扱説明書や、メーカーの公式サイトなどをご確認ください。
換気扇からフィルターを取り外す
まずは、作業中にファンなどが動き出してケガをしないように、換気扇の電源を落としておきます。そして、換気扇からフィルターを取り外します。
換気扇がホコリや油などで汚れている場合は、ゴム手袋をはめると作業がしやすくなります。
ファンのネジを緩めて取り外す
次に、ファン自体のネジを緩めて外します。
ここで取り外したパーツは、後ほど再び使用します。パーツを無くさないように気を付けてください。
また、パーツに油やホコリが付着している場合は、掃除しておくことをおすすめします。換気扇をきれいな状態に保つことは、異音や故障の予防になるためです。
ただし、洗剤や水分が残ったまま換気扇を使用すると故障の恐れがあるため、水気はしっかりと拭き取るようにしてください。
外したファンの軸と軸のパーツに潤滑油を塗る
外したファンの軸と、軸のパーツ(突き出ている棒の部分)に潤滑油を塗ります。
このとき、潤滑油を塗りすぎると、換気扇を回したときに飛び散ってしまいます。潤滑油が飛び散ると、換気扇や、換気扇の周囲の汚れの原因となってしまうためご注意ください。
取り外したものを元に戻す
潤滑油を塗り終えたら、外したパーツを元に戻します。取り外したときと逆の手順で取り付けていくだけです。
最後に、換気扇の電源を入れて、動作確認を行いましょう。ファンを回しても異音が鳴らなければ、これで完了です。
それでも直らない場合は
潤滑油を塗っても異音が鳴りやまないのであれば、潤滑油の不足が原因ではない可能性が高いです。その場合は、別の方法で対処しなければなりません。
【寿命】換気扇の故障が考えられる
換気扇の寿命は一般的には目安10年といわれています。
換気扇が経年劣化などによって故障している可能性があります。故障している場合、異音以外に下記のような症状が現れることもあります。
- 換気能力が低下している
- 通常よりも音や振動が大きい
- ファンが正常に回転しない
故障しているのであれば、修理や交換をしなければなりません。
ただし、電気配線の工事を行う場合は、電気工事士の資格が必要になります。資格を持っていない方や、作業に不安がある方は、業者に依頼をしましょう。
街の修理屋さんでも電気工事を承っていますので、ぜひご相談ください。
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