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アブラムシは重曹で駆除できる?家庭菜園を脅かす小さな敵との戦い方教えます

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家庭菜園は、さまざまな野菜や果実を自分で育てて収穫する楽しみがあります。自宅の庭やベランダ、農園などで家庭菜園を初めてみたいと考えている方も多いでしょう。

作物を育てる際に重要なのは、アブラムシなどの虫の対策です。小さな虫だからといって放置しておくと、作物が病気になったり、うまく育たなかったりすることもあります。

特に、無農薬にこだわって育てるのであれば、なおさら虫の対処法を知っておく必要があります。

そこで今回は、重曹による駆除を中心に、個人でできるアブラムシの対処法をご紹介します。

家庭菜園の天敵アブラムシ

アブラムシは種類が多く、国内だけでも700種以上存在します。なかには殺虫剤が効かないものもいるので、とても厄介です。

まずは、アブラムシが植物にどのような影響を与えるのか解説します。

繁殖力が強い

アブラムシは繁殖力が強い虫です。

単為生殖を行うので、雌雄揃わなくても、1匹しかいなくても、繁殖します。そして、その1匹が30匹ほど産むことによって次々と増えてきます。

さらに、クローン体は「子が宿る状態で産まれる」という特徴があります。1週間程度で子を産むため、放置すると爆発的に増えてしまいます。

植物の発育に悪影響を及ぼす

アブラムシは植物の表面で吸汁しながら生息しています。アブラムシに吸汁された植物は、養分を吸われるため、発育不良や縮小を起こします。

病気の原因になる

アブラムシは甘露を排泄します。この甘露によってアリが引き付けられたり、菌の温床となることで植物がすす病やうどんこ病になったりします。

また、アブラムシが他の植物の病気を媒介することによって、感染が広がってしまうこともあります。

防除といえば農薬

防除をする際は、アブラムシを直接殺すものではなく、効果が長期的に持続する浸透移行性殺虫剤を使うと効果的です。植物自身が根等から薬剤成分を吸収し、体内移行するので、植物についたアブラムシに効果があります。

土に撒くタイプからスプレータイプまで、さまざまなタイプのものがあります。

参考リンク:『住友化学園芸 ベニカXファインスプレー』

おすすめは重曹スプレー

防除としておすすめなのは、重曹と水を混ぜたものを吹きかける方法です。

この方法は安価で安全ですし、うどんこ病(葉の表面に白いカビが生える病気)の対策にも効果があります。

重曹スプレーの作り方

(1)重曹小匙1杯:植物性油(サラダ油等)3分の1カップで割る
(2)水1カップに(1)を小匙2杯入れる
 ((1)は重曹スプレー原液なので希釈する)
(3)分離防止のため(2)に食器用洗剤を2、3滴入れる
(4)霧吹きに(3)を入れ、重曹スプレーが完成

使い方

アブラムシが発生している植物の茎や葉にスプレーして、放置します。すると、窒息したアブラムシが落ちてきます。

落ちたアブラムシを放置すると、他の虫を呼んでしまいます。作業時は下に新聞紙などを敷いておきましょう。

注意すること

使用した後は、必ず重曹スプレーを洗い流しましょう。また、重曹スプレーをかけすぎると葉が変色するので注意してください。

農薬を使わない別の方法

農薬を使用したくない場合、木酢液、コーヒー、牛乳、酢を利用する方法もあります。ただし、これらをスプレーする場合は、使ったら洗い流しておく必要があります。

また、ハーブやアルミホイルを利用する方法もあります。

木酢液

木酢液:水=1:200から1000で希釈し、スプレーする方法です。水がしたたるくらいかけると、効果が大きいです。

コーヒーと牛乳

(1)牛乳やコーヒーを霧吹きでスプレーする
(2)窒息したアブラムシが落ちる

という方法です。

作業後は、水で洗い流してください。特に牛乳は残ると腐敗しやすいので、必ずすべて洗い流すようにしましょう。

なお、効果のほどは疑問が残る面もあるため、あくまで「応急処置的な扱い」と考え、他の方法を優先したほうがよいでしょう。

参考リンク:『農林水産省 特定農薬(特定防除資材)に該当しないこととする資材の取扱い』

ハーブ

セージ・ミント・バジル・マリーゴールド・カモミール・チャイブなどのハーブを利用する方法です。

セージ・ミント・バジル・マリーゴールド

アブラムシの忌避効果があります。

カモミール

カモミールは、アブラムシの天敵であるテントウムシを呼びます。

チャイブ

チャイブはアブラムシの好物です。そのため、この場合は忌避ではなく、チャイブを囮にして他の植物を守る、という方法になります。

(1)酢30cc:水1リットルで割る
(2)霧吹きなどに入れてスプレーする
(3)アブラムシが落ちる

という方法です。

酢の量が多いと葉が変色してしまうため注意しましょう。また、作業後は水で洗い流す必要があります。

酢に唐辛子やニンニクを漬け込むと、さらに効果が高くなります。ただし、きちんと希釈しないと葉にダメージを与えるので注意してください。

石鹸水

(1)水500mlに油・中性洗剤を2、3滴入れて混ぜる
(2)霧吹きに入れてスプレーする
(3)窒息したアブラムシが落ちる

という方法です。

この方法の場合も、作業後に水で洗い流す必要があります。

てんとう虫

てんとう虫(ナナホシテントウムシ)は、アブラムシの天敵です。

そこで、

(1)てんとう虫の幼虫を購入
(2)散布して、発生したアブラムシを捕食させる

という方法で駆除をすることも可能です。

キラキラアルミホイル

アブラムシは光るものが苦手です。

キラキラしたものを土に撒くのもよいですが、安価で手軽なのはアルミホイルを使用する方法です。根元にアルミホイルを敷いておくと、アブラムシの予防をすることができます。

もしも大量発生した時は……

今回ご紹介した方法は、「1株だけ」など、アブラムシが小規模発生した場合の対処法です。

大量発生した場合は一気に駆除する必要があるので、高価な農薬を使用するなど、対処法が変わってきます。1匹でも取り逃がしてしまうと、再び大繁殖するので注意しなければなりません。

自分で対処するのが難しいのであれば、業者に駆除依頼するとよいでしょう。

街の修理屋さんでは、害虫駆除を税込み7,700円から承っております。即日対応可能・見積もり無料ですので、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。


※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

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