カエルって駆除できるの?駆除のコツと意外な退治方法を徹底解説
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これからの時期、よく鳴き声が聞こえてくるようになるカエル。
自宅の庭に池があるような場合は特に、泣き声がうるさかったり、大量に発生して気持ち悪い…なんて人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんなカエルの種類から駆除方法までお話します。
日本に住むカエルの種類
現在日本には、約40種類ほどのカエルがいます。
この中でもよく見られるカエルをご紹介します。
アズマヒキガエル
全長11〜14cmくらい。体は大きく丈夫です。
背面は茶褐色、全身にイボ状の突起を持ちます。
日本固有種ニホンヒキガエルの東日本亜種で、中部、関西以東に分布しています。
成体は夜間や雨の日、路上で遭遇することも多いです。
2〜3月が繁殖期で、高標高域では4月。
大型であるという点でウシガエルとよく間違えられることがあります。
ニホンアマガエル
全長2.5〜4cmくらい。背面は通常黄緑色です。
しかし、周りの環境に合わせて灰色や褐色に体色を変えます。
指先には吸盤があり、水かきの発達は悪いのが特徴です。
目から鼻先にかけて黒斑があります。
4〜7月が繁殖期。
水田では5〜6月にごく普通に見られ、夜間は大きな鳴き声を発します。
日本では北海道から九州まで広く生息しています。
トノサマカエル
全長6〜9cmくらい。背面には隆起がありますが、滑らかで緑〜褐色。
大小の暗色斑紋があります。
指先に吸盤はなく、水かきは発達しています。
背中線があり、鼓膜の上の黒線が後頭部の後の方で分岐しています。
4〜6月が繁殖期。
水田や湿地、その周辺の草地、林地でよく見かけます。
ウシガエル
全長12〜18cmくらい。とても大型です。
背面の皮膚は鮫肌状でくすんだ緑〜褐色。
指先に吸盤はなく、水かきはよく発達しています。
大正時代に食肉用として北米から持ち込まれた外来種です。
日本中に生息しており、口に入る大きさの小動物ならなんでも食べるため、生態系に対する悪影響が懸念されていて、注意が必要です。
池では高確率で生息していて、牛のような泣き声が特徴的です。
5〜8月が繁殖期。
シュレーゲルアオガエル
全長3〜5cmくらい。
背面は隆起を持ち、滑らか。
色は黄緑色〜暗緑色。
指先には吸盤があり、水かきはよく発達しています。
ニホンアマガエルとよく似ていますが、こちらの方が大型で目から鼻先にかけての黒斑がありません。
4〜5月が繁殖期。
ナゴヤダルマガエル
全長4〜7cmくらい。背面に隆起を持ちますが滑らか。
色は緑色〜褐色で大小の暗色斑紋があります。
指先に吸盤はなく、水かきが発達しています。
トノサマガエルと似ていますが、こちらは背中線のない個体が頻出しています。
鼓膜の上の黒線が分岐するかどうかで区別できます。
5〜7月が繁殖期。
虫を食べる益獣でもある
カエルは、動かない虫・死んだ虫は食べず、コオロギやダンゴムシ、ミミズ、クモなど生きた虫を食べます。
また、トノサマカエルはトカゲや小さなヘビを食べたり、ウシガエルはネズミまで食べてしまいます。
生態系を崩す脅威もある反面、益獣の一面も持ちわせているのです。
カエルによる被害は?
・毒性
カエルの皮膚には弱い毒が分泌されています。
これは攻撃をするためではなく、細菌やカビ類から身を守るためのもの。
そのため、触ったからといって危険性は少ないので安心です。
しかし、触った手で目を擦ったりすると炎症を起こしたり痛みが出る場合もあるので、すぐに手を洗うことが大切です。
・鳴き声
カエルは、オスしか鳴きません。
メスに選んでもらうため、鳴き声でアピールしています。
1匹や2匹ならいいのですが、たくさんいると鳴き声も大きく、またとめどなく聞こえてきます。
自宅の池や近所で大量発生されると、辛いものがあるかもしれません。
・見た目
カエルの姿にも色や大きさといろいろとありますが、やはり大量発生してしまうと、見た目にもあまりよく思わない人も多いかもしれません。
近くに生息していると、突然降ってきたり(跳んできたり)足の踏み場がないほどカエルがウロウロしていて、特に夜などは踏んでしまったり…
キモチワルイ、という問題もあります。
カエルの駆除方法は?
カエルの駆除を考えたとき、まず思いつくのは殺虫剤かもしれません。
しかし、カエルは虫ではないので、殺虫剤は効きません。
ただし、カエルは虫を食べるので、殺虫剤で虫を減らしてしまえば、食べるものがなくなり寄ってこなくなるという可能性もあります。
また、塩や熱湯、ハッカスプレーを撒いたり、蚊取り線香を焚いて追い出す方法もあります。
天敵である蛇を放つという策もありますが、あまり現実的ではないと言えます。
殺虫剤で虫を減らしつつ、塩やハッカスプレー、蚊取り線香で寄せつけにくくするのが取り組みやすくおすすめです。
庭に大量発生してしまったときは、プロの業者に依頼しよう
市販品にカエルの駆除剤はありません。
殺虫剤も効かないので、大量に発生してしまった場合は、個人で駆除するのは難しくなります。
諦めて共存するか、業者に依頼して駆除してもらうかの二択になりますが、カエルが苦手な人ほど、プロに頼って駆除してしまうのがいいでしょう。
『街の修理屋さん』では、カエルの駆除を7,700円〜行っています。
お電話1本で依頼が可能で、お見積もりは無料です。
カエルだけでなく、毛虫などの害虫にもお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。