チャタテムシ駆除はカビ掃除から?カサコソうごめくあの虫を徹底解説!
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知らないうちに家の中にダニが繁殖している…
そう思ったあなた、それはチャタテムシが原因かもしれません。
チャタテムシという名前を知らない方が多いかもしれませんが、実はとてもポピュラーでどこにでもいる虫なのです。
ダニのような小さな虫を見たことがある方、チャタテムシの可能性が高いですよ。
直接人間に危害を加えることはありませんが、繫殖能力が強く大量発生する危険性があります。
なぜチャタテムシが発生したのか、どう駆除をしたら良いのか、詳しくご紹介いたします。
チャタテムシの生態と特徴
チャタテムシは体長1mmほどのとても小さな虫です。
世界でも広く生息していて、2000種類以上の種類が存在しています。
日本ではその中でも10種類ほど。
淡褐色をしており、高温多湿を好むチャタテムシはカビが大好物。
カビやホコリ、人間のフケ、食べカスなどを食べて成長していきます。
ダニと間違えやすいチャタテムシですが、ダニよりも頭が大きくやわらかい印象です。
繁殖能力が非常に高く、成虫は1日に1~2個の卵を産みどんどん増えていきます。
何度も卵を産むため、卵の駆除にも気をつけなければなりません。
直接人間に害を及ぼす虫ではありませんが、あっという間に大量発生してしまうため注意しましょう。
また、チャタテムシはダニのエサになるためチャタテムシが増えるとダニまで増えてしまう可能性が。
チャタテムシやダニが原因でアレルギーを引き起こしてしまう場合もあるため気をつけましょう。
チャタテムシの被害とは
チャタテムシは直接人間に危害を加えることはありません。
では、チャタテムシは私達にどのような被害を及ぼすのでしょうか。
チャタテムシの被害には
- 食品や食材に紛れ込んだチャタテムシまで食べてしまい、チャタテムシが食べたカビによりアレルギーが発生。
- チャタテムシをエサとするダニも発生してしまい死骸やフンを吸い込んでアレルギーが発生。
- チャタテムシによって発生したダニに噛まれてしまう。
等があり、チャタテムシの発生によりアレルギーや喘息等を引き起こす可能性があるのです。
チャタテムシは小さいので気づかずに食べてしまったり、死骸を吸い込んでしまったりと知らないうちに体内に入ってしまうことがあります。
体内に入ることでアレルギーを引き起こしてしまう場合もあるため注意しましょう。
特に小さなお子様がいるご家庭は気をつけて下さい。
既にアレルギーを持っている方は喘息の症状も出てしまう可能性があるため要注意です。
チャタテムシが発生しやすい環境
通年活動しているチャタテムシですが、気温や湿度が高くなるとより活発になります。
梅雨の時期から夏にかけて発生しやすくなるので、家の窓をあけ風を通し日光を当てチャタテムシが発生しないよう対策をしましょう。
そんなチャタテムシが発生しやすい環境はこちら
- ホコリっぽい
- 湿気っぽい
- 掃除されていない
枯葉層や枯れ草に生息していますが、家の中では本や壁紙、段ボール、畳、押し入れだけでなく乾麺などの食べ物にも生息します。
湿気がたまりやすい押入れや納戸はチャタテムシにとっては最高の環境となるため湿気対策を行いましょう。
畳に生息することが多いため、和室の管理にも注意して下さい。
また、食品保管庫などは知らないうちにチャタテムシを食べてしまう危険性もあります。
チャタテムシは発生場所ごとに駆除方法が違う?
いち早く駆除をしたいと思う方も多いでしょう。
しかし、チャタテムシの駆除方法は発生場所によって異なります。
まずは、どこから発生しているのかを確認しそれに合った駆除方法を行いましょう。
発生場所ごとの駆除方法についてご紹介いたします。
押入れや納戸
湿気が多くジメジメした押入れはチャタテムシの好む環境なので大量発生しやすい場所です。
しまっている布団にフケ・かみの毛・アカがついているとそれをエサにどんどん増えてしまうため要注意。
大量に発生している場合は、一気に駆除できるくん煙剤が効果的です。
部屋全体に煙がいきわたるため、隅々まで駆除することができます。
チャタテムシの卵には効果がないため、数回利用ししっかりと駆除をしていきましょう。
小さいお子様やペットのいるご家庭、火災報知器がついている場合などは煙の少ないタイプがおすすめです。
くん煙剤を使用した後は、チャタテムシの死骸を掃除機で吸い込み掃除して下さい。
粘着ローラーでの掃除も効果的です。
少量のチャタテムシやピンポイントで駆除したい場合は殺虫スプレーも効果的なので、ぜひ使い分けてみて下さいね。
駆除後は再びチャタテムシが発生しないよう、高温多湿に注意ししっかり換気を行いましょう。
畳
チャタテムシが畳に発生している場合はエタノールを使用します。
エタノールはカビの発生を抑えてくれるためとても効果的です。
畳のカビが原因でチャタテムシが発生していることが多いため、エタノールでしっかりとカビを拭き取っていきましょう。
カビを拭き取る前に、畳のカビを落としておく必要があります。
まずは、ブラシやたわしでカビをこすり落とし掃除機で吸い取る作業から始めて下さい。
その後、畳にエタノールをまんべんなく吹きかけ、畳が乾いたら乾拭きをして終了です。
エタノール以外にも熱処理という駆除方法もありますが、畳を痛めてしまうこともあるので、プロに相談してみるのがいいでしょう。
食べ物やキッチン周辺
食べ物やキッチン周辺にはアルコールスプレーなどを使用していきましょう。
カビやホコリだけでなく、食べ物もエサになるチャタテムシはキッチンにも発生しやすいのです。
キッチンでくん煙剤や殺虫スプレーなどの薬剤を使用するのは躊躇してしまうので、アルコールスプレーで駆除していきましょう。
アルコールスプレーでキッチン周辺や食材の入っている容器を拭き取り清潔に保ちます。
消毒や殺菌効果もあるので、チャタテムシだけでなくカビの発生も抑えてくれて効果的です。
また、チャタテムシが発生しないよう開封した食べ物は密閉容器に入れて保存するようにしましょう。
アルミサッシ
梅雨の時期から夏場に発生しやすいチャタテムシですが、冬も油断できません。
冬は外と室内の温度差により結露がつき、湿気がこもってしまいます。
湿気がたまることでチャタテムシが増えてしまうため注意しましょう。
結露をそのままにしてしまうとカビが発生し、チャタテムシのエサとなってしまうのでこまめに掃除することが大切です。
結露を拭き取り、ホコリやカビが発生しないよう気をつけましょう。
ダンボールや本
チャタテムシはダンボールや本も好みます。
放置しているとそのまま繁殖してしまうため、使用しないダンボールはすぐに処分してしまいましょう。
また、本などアルコールスプレーでの駆除が難しいものは日焼けしないよう天日干しをして湿気を逃すのがおすすめです。
駆除後は予防も忘れずに
駆除しただけで満足してはいけません。
その後、再びチャタテムシが発生しないよう予防することも重要です。
カビの除去、部屋がこもらないよう定期的に換気、こまめな掃除、ダンボールは放置しないなど日ごろから気をつけていきましょう。
普段から意識し、行うことでチャタテムシの発生を防げます。
定期的にくん煙剤を使用するのも効果的なのでぜひ行ってみて下さい。
それでもチャタテムシの発生に困っているという場合はプロに依頼しましょう。
困った時はプロに依頼しよう
- チャタテムシを駆除しても駆除しても発生してしまう
- 家が広くて掃除が行き届かない
- チャタテムシ目当てでダニも大量に発生している
など、駆除に困っている方や発生場所がわからない場合はすぐにプロに相談しましょう。
場所によって駆除方法がちがうチャタテムシ。
発生に気づいた頃には手が付けられないほど繁殖しているなんてことも少なくありません。
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