コロナエアコンの故障チェック！エラーコードからわかる対処を解説します

「コロナといえば給湯器！」「コロナといえば暖房器具！」というかたも多いかもしれません。

しかし、実はコロナはエアコンも多く出しているメーカーなんですよ。

「でもコロナのエアコンって安い代わりに冷房機能しか無いんでしょ？」と思われる方もいらっしゃいますが……冷房専用エアコンだけではないんです。もちろん、今でも冷房専用エアコンは販売していますが、あくまで数多くある機種の中のひとつという位置づけです。

そこで今回は、コロナエアコンの紹介と、エラーコードからわかる故障チェックについて解説しますね。

コロナのエアコンとは

コロナの愛称で知られる株式会社コロナは、老舗家電メーカーですよね。

そのようなコロナ社が製造しているエアコンの

力を入れているポイントに関してご存知でしょうか？

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主に石油ストーブなどの暖房器具でお馴染みかと思いますが、手掛けるのは暖房器具だけではありません。エアコンなどの空調家電、美容家電、給湯器などの住宅設備機器など、様々な家電の製造と販売を行っております。

そんなコロナのエアコンは機能の充実した『Relala(リララ)シリーズ』と冷房のみに特化した『冷房専用シリーズ』、暖房に力を入れるメーカーならではの『冬暖』が有名です。

そしてコロナエアコンといえば、冷房専用とRelala(リララ)が有名です。

まず

冷房専用エアコンですが、その名の通り冷房専用のエアコンです。冷房機能のみに特化します。

暖房の機能などはないため、夏にのみ稼働する建物や、冬場の暖房にはガスストーブなど他の暖房器具を使用してエアコンの暖房機能は使用しない場合には充分でしょう。

Relalaリララシリーズは、冷房も暖房も除湿も兼ね備えます。

冬暖シリーズは、霜取り運転中も暖房が途切れません。そのため、東北地方や北海道などとくに寒い地域で活躍します。

【コロナエアコン】ランプ点滅、エラーコード

故障など、何らかの異常が起きた時にはエラーの表示が出ます。

ただし、コロナエアコンの場合は英数字でのエラーコードではなく、ランプの点滅という形で表示されます。

ここでは、点検や修理が必要な故障などのエラー表示について解説しますね。

故障の点滅表示

下記の場合は故障です。業者への点検修理依頼が必要です。

ランプの種類	状態	診断内容
運転ランプ(緑)	5回点滅	室内ファンモーター故障
運転ランプ(赤)	1回点滅
運転ランプ(赤)	2-3回点滅	インバータ故障
タイマーランプ	2回点滅	室温センサー故障
	3回点滅	室内熱交センサー故障
パワフルランプ	1回/秒光る	室外コントロールユニット故障
	5回/秒光る	インバータ故障
運転ランプ(緑) パワフルランプ	1回/秒光る	室外ファンモーター故障
運転ランプ(緑) タイマーランプ おそうじランプ	1回/秒光る	室内熱交センサー故障
運転ランプ(緑) タイマーランプ	3回点滅	外気温センサ故障
運転ランプ(緑) タイマーランプ	3回点滅	外気温センサ故障
	2回点滅	室外熱交換センサ故障
	4回点滅	吐出温センサ故障
	5回点滅	吸入温センサ故障
	1回/秒光る	室外熱交センサ故障
	5回/秒光る	外気温センサ故障
運転ランプ(赤) タイマーランプ	2回点滅	室外ファンモーター故障
パワフルランプ タイマーランプ	1回/秒光る	吐出温度センサー故障
	5回/秒光る	吸入温センサー故障

異常時の点滅表示

下記の場合は故障ではなく異常発生です。しかし、業者による点検修理が必要です。

ランプの種類	状態	診断内容
運転ランプ(赤)	4回点滅	室外コントロールユニット異常
タイマーランプ	4回点滅	除湿センサー異常
	1回/秒光る	吐出温度異常
	5回/秒光る	室内機-室外機間通信異常
運転ランプ(緑) パワフルランプ	5回/秒	四方弁動作不良
運転ランプ(赤) タイマーランプ	1回点滅	室外熱交異常
	1回点滅	吐出温度異常
	3回点滅	四方弁動作不良
	4回点滅	除湿弁動作不良

その他対処方法

上記以外の光り方や、そもそもエラーを示す光り方をしていない場合の対処方法です。

ちょっとした不具合であれば、フィルターやダストボックスなどの掃除により症状は改善します。

一時的な不具合であれば、運転スイッチを入れ直して再運転すれば、症状がおさまります。

それでも改善しない場合は、内部で異常やトラブル、故障など発生している可能性があります。業者に依頼して点検修理しましょう。

コロナのエアコンでトラブル事例

内部の汚れや故障は業者に依頼

室内機の奥、フィルターより先の熱交換器などが汚れている場合は、自分で無理に掃除せずに業者へ依頼しましょう。エアコンクリーニングだけであれば、7月や8月といった繁忙期を外すとスムーズに予約が取れますよ。

また、上で述べたようにエラー表示が出ている場合は故障の可能性が考えられます。そんな時は、分解したりなど下手に触らず、業者に点検修理を依頼しましょう。無理に触ろうとして壊してしまっては、余計に修理代がかかってしまうこともあります。壊れ方や機種次第では、交換パーツが手に入らず修理できなくなる可能性もあります。

「壊れたかも……」と不安な時は、すぐに業者へ電話しましょう。

もちろん、街の修理屋さんでもエアコンの点検修理やクリーニングは承っておりますよ。お見積もりは無料で、修理は5,500円からです。お気軽にご相談くださいね。