テレビのリモコンが効かない？原因と対策方法を教えます

テレビのリモコンは日々の生活に欠かせない便利なものです。遠くからでもすぐにテレビをつけられるので、見たいときに見たい番組をすぐ見られます。

しかし、今までスムーズに操作できていたテレビのリモコンが効かなくなることもあります。そんな時はどうしたらいいか困ってしまいます。わざわざテレビ本体に近づいてスイッチをオンするのは面倒です。

この記事ではテレビのリモコンが効かない原因、応急処置、直らなかった場合はどうすべきかについて解説します。

テレビのリモコンが効かない原因

テレビのリモコンが効かない原因は二通りです。リモコンに原因があるケース・テレビに原因があるケースです。それぞれ詳しく説明します。

リモコンが原因の場合

リモコンが原因で反応しない場合です。電池が切れている・電池の接触不良・ほこり・導電帯の摩耗などが考えられます。

電池が切れている

電池が切れている場合もあります。この場合は電池を入れ替えればすぐにリモコンが使えるようになります。

電池は知らず知らずのうちに消耗します。いつ切れてもいいように何本かストックしておくことをおすすめします。

また、マンガン電池よりもアルカリ電池の方が長持ちです。マンガン電池より約2倍以上長持ちする製品も販売されています。

電池が接触不良を起こしている

電池が接触不良の場合もあります。

たとえば電池の電極が錆びいていたり、リモコンの電池ボックスが汚れていたりすると、電流の流れが悪くなります。その結果、リモコンが反応しなくなるわけです。

ほこりがたまっている

リモコンは知らないうちにほこりがたまったり、汚れていたりするものです。そんなほこりや汚れは、リモコンのボタンに入る場合もありますし、基板の隙間に入ることもあります。

そんな時はリモコンの接触は悪くなり、反応が鈍くなることも考えられます。

導電帯が摩耗している

導電帯の摩耗も考えられる原因の一つです。

一つのボタンが効かないならば、導電帯の摩耗が原因と考えられます。ボタンを押した時に基盤に触れる部分が導電帯です。パソコンのキーボードもテレビのリモコンと同じしくみで基盤とボタンが反応しています。

しかし、導電帯はボタンを押す回数が多くなればなるほど摩耗します。そのため、金属と基盤が反応し合わなくなります。

したがって特定のボタンがリモコンに反応しなくなるのです。

テレビが原因の場合

テレビが原因の場合は、コンセントが刺さっていない、物が置かれている、本体の故障、赤外線受光部の故障が考えられます。

コンセントが刺さっていない

テレビのコンセントが刺さっていないというケースもあります。うっかりコンセントを抜いたのを忘れていた、移動させるためにコンセントを抜いた場合などが考えられます。

この場合はコンセントを刺せば、リモコンは復活します。

物が置かれている

テレビの前に荷物などが置かれていると、リモコンが反応しないことがあります。今一度、テレビの前を見直してみてください。物をどければすぐに反応します。

本体の故障

テレビ本体の故障も考えられます。たとえば、テレビの基盤や赤外線を受ける部分が壊れてしまった可能性も否めません。

テレビ自体が壊れているため、リモコンも反応しないというわけです。この場合はテレビの修理か買い替えが必要です。

リモコンが効かない時の応急処置

リモコンが効かない時に応急処置を施すことで直る場合もあります。汚れの確認、分解、リモコンの接点について説明します。

汚れを確認して落とす

まずはリモコンの汚れを確認してみてください。汚れた部分を布などで拭いてきれいにするとリモコンが反応することがあります。また、隙間にたまったホコリやゴミを取り除くことも大事です。

分解してみる

分解できるリモコンであれば、分解して修理することも可能です。しかし、簡単ではないので自信のない方は業者に任せた方が無難です。

たとえば、ネジの少ないリモコンならば、分解は簡単です。電池カバーの下にあるネジを外し、ドライバーでリモコンを開けます。開いたら、内部がどうなっているか見てみましょう。

内部にほこりやゴミが貯まっていたら、取り除いて下さい。それによって、リモコンの反応が戻る場合があります。

リモコンの接点を操作する

リモコンの接点を操作して回復させる方法です。以下に2つ挙げます。

• アルミを上に貼り付ける。
• 鉛筆で接点部分を擦る

この方法で接点部分の導電性が回復する可能性があります。

復旧しない場合はどうする？

上記の方法でも復旧しない場合もあります。そんな時はメーカーに修理を依頼するか、新しい物を購入することになります。

メーカーに修理を依頼

メーカーに数理を依頼する方法があります。

その場合は商品についている保証書を確認してください。そこには、無償で交換ができる期間が記載されています。保証期間内であれば、メーカーに交換してもらえます。

修理を依頼するのであれば、費用はメーカーによって異なりますが、安い値段ではありません。詳細はメーカーに問い合わせください。

新しい物を購入する

修理よりも買い替えの方が安いので、買い替えをおすすめします。

買い替えリモコンとして、メーカーや機種にとらわれずに使用できる汎用リモコンがあります。値段や機能もいろいろありますので、インターネットで調べてみてください。安い物ですと1000円以下で購入可能です。

三菱やソニーといった大手メーカーからも販売されています。ただし、対応できないメーカーもあるので、ご確認のうえお買い求めください。

電化製品のお困りごとは街の修理屋さんへ

電化製品は私たちの生活に欠かせないものですが、不具合が生じることもあります。そんな時には修理が必要です。テレビのリモコンを始め、電化製品の修理などお困りごとはいろいろあるものです。

ここではリモコンが反応しない場合の対処法を紹介しましたが、自分で対処するのは自信がない場合、時間がない場合などは、街の修理屋さんにご相談頂けると幸いです。

街の修理屋さんは年中無休で営業しております。年末年始、お盆、GWでも対応可能なので安心です。フリーダイヤルでのお電話、メールなどで承りますので、お困りの際はご連絡下さい。