【ダクトレール・ライティングレール取り付け】重要な注意点やメリットを解説!
ダクトレールを取り付ける上でのデメリット
白や黒ばかりのカラーリングが多い
壁の色や天井の色から、レールの色が白か黒のパターンのものが多いので、目立ってしまうこともあります。カラーの統一がしたい方や色を選びたい方は難しい点にはなります。白と言っても、天井の色が純白やクリーム色だと逆に浮いて見えてしまったり、取り付けても統一性がないことでインテリアとして納得できない部分にはなりそうです。
見た目が選べない
ダクトレールを取り付けると、照明器具が露出するようなデザインになります。ダウンライトのようなすっきりした見た目をこだわりたい方には妥協しないといけない点ではあるでしょう。
キッチンやダイニングに設置すると煙などで照明が汚れやすい
料理の煙などが直接かかってしまう位置にダクトレールの照明がある場合があります。掃除の際に手入れが大変なので、照明のお手入れがしやすいものを選んだ方が良いでしょう。
重さの制限があるため飾りたいものが飾れない場合もある
ダクトレールには、重さの制限が付いているためあまりにも重たいものを取り付けるとなると、制限を超えてしまいダクトレールが支えきれないということもあります。天井部分の補強をしないと難しい部分もあるため、一度ダクトレールを取り付ける際には専門業者に見てもらうのが良いでしょう。
ダクトレールの取り付けにおける注意点
ここまで、ダクトレールの取り付け方法や、ダクトレールに取り付ける照明について紹介しました。ここからは、ダクトレールの取り付け、また、ダクトレールに照明を取り付ける際に注意しておきたい点をいくつか解説します。
レール内の動線がむき出しになっているものは触れると感電の恐れがある
ダクトレール内には、電気の流れる動線がむき出しになっているものもあり、ここを触るとケガや感電の恐れもあります。ダクトレールへの取り付けを行う際は、なるべく電気を消した状態で取り付けるようにしましょう。
最大ワット数
照明を複数取り付けて、多灯照明を実現したいと思う方が多いかと思いますが、やはり際限なく取り付けることができるわけではありません。
ダクトレールには最大ワット数という、使用できる電力の上限があります。
一般的には、600W、800W、1500Wのものがあります。
例えば、800Wの最大ワット数のダクトレールに設置する照明電球が100Wだとすると、取り付けられる数は8個までとなります。
この最大ワット数を無視して照明を取り付けると、ショートしたり、故障の原因にもなります。
ダクトレールを購入、設置される際には、予めダクトレールの最大ワット数を確認しておきましょう。
照明が低くなることで圧迫感
ダクトレールから取り付ける照明が低くなることで、圧迫感を感じる可能性があります。ダクトレールから取り付ける照明の種類や長さなどを考えて配置すると良いでしょう。
照明の種類一つで部屋の印象が変わるので、自分の部屋のインテリアにも合わせるとなるとどうしても妥協できない部分ではあります。
買う際にどのくらいの長さなのか事前に購入する前に測っておくとサイズミスなどをする心配もなく安心です。
耐荷重がある
まず、気をつけなければならない点として耐荷重、ダクトレール自体の重さや吊るす照明の重さが挙げられます。
ダクトレール本体を簡易式で取り付ける際などは、取り付けるシーリングやローゼットの耐荷重を確認しましょう。
シーリングとローゼットはそれぞれ、
- シーリング = 5kgまで
- ローゼット = 10kgまで
と、耐荷重が定められています。
また、直接、または埋め込んで天井にダクトレールを取り付ける際にも、ダクトレールにも耐荷重があることを忘れてはいけません。
ダクトレールは、種類によって耐荷重は異なりますが、
- 5kg
- 10kg
- 20kg
といった重さが一般的です。
ローゼットのタイプでの10kgでのシャンデリアやプロジェクターなどの重たいものになると、重量制限だけでなくローゼットや天井に負担が行ってしまい取り付けるのが厳しい場合があるので、あまりおすすめはできません。
重たいものはなるべく取り付けない方が良いかもしれません。それでも取り付けたい場合は、天井への補強工事などを行ってからの方が良いでしょう。
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