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ツバメのヒナが落ちていたら?見つけたときにすべきこと

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ツバメといえば、毎年5月ごろに現れる渡り鳥でお馴染みですね。小さく黒っぽい頭と背中に羽、お腹の白と首の赤が特徴的な、可愛らしい鳥です。日本人には馴染みの深いツバメは、さまざまなキャラクターのモチーフになっています。

初夏にやってくるツバメは、毎年夏の訪れを感じさせてくれます。家の軒先や看板などにも作られるツバメの巣は、みると微笑ましい気持ちにさせてくれますね。

さて、毎年1度は見ると言っても過言ではないこのツバメと巣。巣立ちはまだかと見守っていたら、ツバメが巣から落ちてしまった。またツバメの巣の近くの地面で、ツバメがじっとしていた。なんてことを経験した方もいるはず。かわいいツバメがそんなことになったら、きっと心配してしまうことでしょう。

ということで、今回の記事では「スバメのヒナが落ちていたときにすべきこと」をご紹介していきます。

ヒナが地面に落ちる理由

ツバメのヒナが地面に落ちてしまう理由は、大きく分けて2つあります。

巣立ち前の飛行練習

まず一つ目の理由は、巣立ち前の飛行練習です。ツバメも生まれてすぐに空を飛べるわけではないので、孵化からある程度成長した段階で空を飛ぶ練習を始めます。そのときにうまく飛べずに、地面に落下してしまうことがよくあります。

これを知らない人間は、ツバメのヒナが地面にいると「誤って巣から落ちてしまったんだ!」と思ってしまいます。また巣から地面に落ちたことで、怪我をしているんじゃないかと心配することも。慌てて駆け寄り巣に戻してあげる人もいますが、その必要はありません。

ヒナが飛行の練習をしているときは、必ず近くに親鳥がいます。ちゃんと一人で飛べるか見守っているので、人の助けはいりません。また怪我をしているかもというところも、特に心配はありません。

ツバメの縄張り争い

次に考えられるのが、ツバメの縄張り争いです。ツバメはツガイで巣を作るのですが、ここに割って入るツバメがいます。主に割って入るのはオスなのですが、メスを奪おうとしたり、巣を乗っ取ろうとしてツガイにちょっかいを出すというもの。このとき割って入ったツバメとの喧嘩に巻き込まれ、ヒナが巣から落下してしまうことがあります。また割って入ったオスが、卵やヒナを地面に落としてしまうことも。ツガイで巣を襲って、自分の子供たちを育てようとするツバメたちもいるようです。成長したヒナであれば飛ぶともできませんが、まだ生まれて間もないヒナだと、飛ぶこともできず巣に戻れなくなてしまうことも。ヒナを育てた親鳥も、喧嘩に負けて巣を追われてしまうこともあります。

巣立ちと縄張り争いの見分け方

ツバメが地面に落ちているとき。巣立ち前の飛行訓練であれば、人間の出番はありません。ヒナと親鳥に任せて、巣立ちのときまで見守ってあげることが大切です。けれどもツバメの縄張り争いに巻き込まれている場合。これは見守っていても、そのまま衰弱してしまう可能性があります。そこで、ツバメの巣立ちと縄張り争いの見分け方をご紹介します。

ヒナの成長具合

まず巣立ちなのか争いなのかで見分けるポイントは、ヒナドリの成長具合です。巣立ち間際のヒナと孵化直後のヒナでは、見た目にずいぶんと違いがあります。まず巣立ち間際のヒナは、親鳥のように体も大きく羽の色も黒い色をしています。みなさんがツバメと認識する様な見た目になってから、ヒナは飛行練習をはじめます。

一方縄張り争いに巻き込まれやすい生まれた直後のヒナ。まだ飛行もできないヒナは、目も開いていないことがほとんど。羽も産毛が生えているといった感じで、中には羽すらほとんど生えていないこともあります。

巣の近くにいるツバメの数

ツバメはツガイで巣を作り子育てをします。ということを先にお伝えしましたが、巣の周りにツガイ以外のツバメがいると、縄張り争いが起こっている可能性があります。親鳥が2羽以上いる場合がそれです。一見すると複数のツバメで子育てしているようにもいますが、ツバメは群れを作って子育てをする習性はありません。こんな親鳥で賑わっている巣の下にヒナ外た場合は、巣から落とされた可能性大です。

ツバメのヒナが巣から落ちていたら

ツバメが巣から落ちていたら、理由はどうであれ心配なものです。親鳥の姿も見えず、地面でぴいぴい鳴いていたらついつい手を差し伸べたくなるもの。そこでここでは、ツバメの巣から落ちてしまったヒナを見つけたときにすべきことをご紹介します。

巣立ち前のヒナを見つけたら

状況的に見て、巣立ち前の飛行訓練をしているヒナを見つけたら。ここは良心をぐっと抑えて、見守ることが大事です。それはヒナの近くで、親鳥が見守っているからです。一見してヒナの周りに親がいなくても、例えば巣や近くの気、屋根の上などで親は見守っています。ここで人が割って入ると、せっかくの巣立ちの訓練が台無しに。また近くに親鳥がいない、ずっと待っても親が来ない。そんなとき、親鳥はエサを探しに行っているところかもしれません。あとでヒナのところにやってきて、エサを与えながら飛ぶ練習をさせるので、そっとしておいてあげてください。

ただそのヒナが落ちている場所が、道路の真ん中だった。また野良猫が近くにいて心配。そんなときはヒナのいる場所を、移動させてあげてください。例えば道路ではなく花壇や家の敷地内。野良猫がいる場合は木の上など。親鳥も見つけやすく、ヒナの安全な場所に移動させてあげるとよいでしょう。

縄張り争いに巻き込まれたヒナを見つけたら

どう見ても生まれたて。そして巣の近くで親たちが争っている。そんなヒナを見つけたら、保護してあげるのも手です。親が争いに負けてしまったり、巣を手放したりすると、落ちてしまったヒナを育てる親がいなくなってしまいます。

本来は縄張り争いにしろなんにしろ、ヒナをそのままにしておくのが一番です。けれども家の敷地内で衰弱死してしまったり、野良猫やカラスに襲われたとなったら寝覚の悪いものです。そういったときはまず、巣にヒナを戻してあげましょう。ツバメの親鳥が複数いる場合、人間ではどれが親か見分けがつきません。が、巣に戻すことでツバメに育ててもらえる可能性が高くなります。これはツバメは巣を奪ったとき、すだけではなく卵も育てることがあるからです。親にしろ親でないにしろ、自分の巣にいるヒナを育てる習性があります。

最悪自分で育てることも

親が近くにいない、迎えに来ない。おまけに巣も近くにない。そんなときは、人間が親代わりとなってヒナを育てていくこともできなくはありません。ツバメのヒナを家に持ち帰り、衰弱しているようであれば体を温めてあげる。また生まれて間もないヒナであれば、親鳥のようにエサを与える。また成長してきたら、空を飛ぶ練習やエサを取る練習をするなど。人が親代わりになるのは今期のいる作業ですが、ツバメの巣立ちまで付き合うのはやりがいや達成感があります。

ヒナを保護するときの注意

かわいそうなヒナを見つけたら、最悪自分で育てることもできます。ただしこれは保護目的で、ペットとして飼うことは法律で禁止されています。これはツバメに限らず、カラスなどの野鳥全般、また猪などの野生動物全部に言えることです。日本では野鳥や野生動物を保護するため、それを勝手に捕獲したり飼ったりすることは許されていません。衰弱や怪我などで困っている鳥や動物を見つけたら、保護した後に野生に返さないといけないことになっています。

育てたツバメのヒナが懐いたとしても、成長したら野生に返さないといけないわけです。また野生に返っても生きていけるように、エサの取り方や空の飛び方を教える必要があります。こうしたことを教わっていないヒナを野生に返しても、結局自分でエサも取れずに衰弱してしまうことに。これでは保護した意味もありません。ヒナを保護するときは、そうしたことも考えることが大事。かわいそうだと気軽に保護はせず、できるだけ自然のままにしておくことをおすすめします。


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