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鳩の種類は結構ある?日本にいる主な7種と特徴をご紹介

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近所の公園や電線の上など、日本中どこでも見かける野鳥の鳩。この鳩、実はたくさん種類がいるのはご存知ですか。鳩というと全部同じだと思ってしまいますが、種類によって大きさや見た目、鳴き声もさまざまです。

普段はそれほど気にしない鳩の種類と、その特徴を今回はご紹介していきます。

日本の鳩の基本

まずは日本で見かける鳩についての、基本的な情報です。日本で見られる鳩は主に7種類。そのうち6種が日本が生息域の鳩で、一つが別の場所から飛来してくる渡り鳥です。代表的なのはカワラバト(ドバト)とキジバトで、みなさんが目にするのもこの2種類がほとんどです。

鳩の寿命

鳩の寿命は平均で10年から20年といわれています。けれど都市部に生息している鳩だと、交通事故に合うことも多くあり、寿命前に死んでしまう鳩も多くいます。このことから実質的に、鳩の寿命は10年前後となっています。

鳩の行動パターン

鳩は人間と同じく昼行性で、昼間に活動して夜に睡眠を取ります。生活パターンはほぼ一緒。日の出と共に活動をはじめ、午前中に巣を出て外で活動し、夜に巣に戻って眠ります。

食事は朝一か午後一に多く取ります。ただ都市型の鳩だと、人間からエサをもらったりして食事の時間がバラつくことがあります。

鳩の食事

鳩は雑食性のため、なんでも食べます。自然界で取れる食べ物としては、主にトウモロコシや大豆などの穀物や木の実、ミミズやカタツムリ、バッタなどの昆虫も食べます。

都市型の鳩だと、地面に落ちたお菓子や、人間が与えるパンなども食べます。特に公園や駅周辺などに集まっている鳩は、こうした人間からのエサを主な食料源としていることもあります。

鳩の巣作り

鳩はさまざまなところに巣を作ります。自然界では木の上などが主ですが、都市型の鳩だと人家のベランダやエアコン室外機の下、植木鉢の中に巣を作ることもあります。またビル・マンションの屋上や高速道路の下、橋桁などにも巣を作ります。

巣は主に木の枝や藁、羽毛などを束ねて作られます。作りはカラスなどのものと比べるとやや雑で、木などを丸く束ねただけのものです。特に都市型の鳩になると、ベランダなどの土台がしっかりしたところに巣を作るため、木を下に敷いただけのような簡易的なものになる傾向にあります。

カワラバト(ドバト)

それでは次に、鳩の種類について詳しく見ていきましょう。まず紹介するのは、日本でもっともポピュラーな鳩である「カワラバト」です。カワラバトという名前ですが、日本ではドバトという名前も広く伝わっています。

カワラバトは、全長約32センチの鳩で、首が短いのが特徴。よくいう鳩胸で、胸の部分が大きく盛り上がっています。色は全体が灰色で、首のあたりに光沢のある緑から紫色のグラデーションが入っています。そのほか羽先に2本の黒い線が入っている、尻尾の先が黒いなどの特徴もあります。

鳴き声は「クークー」「クルックー」など。みなさんが鳩でイメージする鳴き声は、このカワラバトのものです。鳴き声についてはこちらの記事「鳩の鳴き声の種類や違い・騒音被害について解説」のカワラバトの鳴き声をご参照ください。

キジバト

次にご紹介するキジバトは、カワラバトと並んで日本に多く生息している鳩です。見た目がキジのメスに似ていることから、「キジ」バトという和名になりました。

キジバトということもあり、見た目は全体的に茶色(灰色に近いぶどう色)をしています。羽にはキジのメスのように、茶色と黒のウロコ模様が入っているのも特徴です。また首のあたりには、青白黒の模様が入っています。大きさはだいたい33センチで、カワラバトとはほぼ一緒です。

鳴き声は「ホーホーホッホー」というもの。特徴的でリズミカルなので、鳴いているととても目立って耳に入ってきます。キジバトの鳴き声についても、こちらの記事をご参照ください。

シラコバト

シラコバトは、関東の一部に生息している鳩です。主に埼玉県と千葉県北部、茨城県がその生息域で、そのほかの都道府県の方では見ることのない珍しい鳩です。

大きさは上記のカワラバト・キジバトと同じくらいで、全長は33センチ。全体的に灰褐色で、羽先と尻尾の先の色が黒、首の後ろに黒い模様があります。

埼玉県が主な生息域のため、県の象徴として県鳥にも指定されています。また主な生息地である越谷市の市の鳥でもあります。このことから、埼玉県のさまざまなマスコットのモチーフとして、シラコバトが使われています。

「ポッポポポー」とリズミカルになく特徴があります。シラコバトの鳴き声についても、こちらの記事をご参照ください。

アオバト

アオバトは北海道から九州という広い地域に生息している鳩です。ただ生息地が広葉樹林のため、気軽に姿を見ることはできません。

大きさは一般的な鳩と同じく33センチほど。色が特徴的で、全体的に黄緑の鮮やかな色をしています。このことから、名前にも「アオ(緑)」とついているようです。またオスとメスに違いがあり、オスは頭から胸が黄色で、羽の付け根部分が赤紫になっています。一方のメスにはこの色がなく、全体が黄緑になっています。

鳴き声は「オーオーオアオー」といったもので、ほかの鳩に比べて高いのが特徴。見た目もあって、一見して鳩とはわかりにくい鳩です。

カラスバト

こちらのカラスバトも、少々珍しい部類の鳩です。カラスバトは暖かいところを好む鳩で、日本の本州の中部から南の常緑広葉樹林に生息しています。そのため街中や人の住む場所ではあまり見かけません。また個体数も減少傾向にあるため、なかなか見られない鳩になっています。このことからも、カラスバトは国の天然記念物にも指定されています。

カラスと名前につくように、全体的に光沢のある黒い色をしています。また首の後ろに青や赤紫の光沢があります。特徴は首と尻尾の長さで、全長は40センチにもなる大きな鳩です。

カラス鳩の鳴き声は低く、「ウーウー」といったもの。見た目や鳴き声からしても、鳩とはわかりづらい鳩です。

キンバト

キンバトは、日本の中でも一番珍しい鳩です。生息域がどの鳩よりも狭く、宮古島や南西諸島などの島々にのみ生息しています。珍しい鳩のため人気も高く、野鳥やカメラ愛好家にはとても愛されているようです。生息域が狭いことから個体数も少なく、国の天然記念物にもなっている絶滅危惧種です。

「キン」バトという名前ですが、見た目は青みがかった灰色で金ではありません。背中と羽が光沢のある緑で、オスの頭には青や白をしています。大きさにも特徴があり、25センチとほかの鳩に比べても小さくなっています。

鳴き声は「ホーホー」といった風で、キジバトに少し似ています。

ベニバト

ベニバトは日本にやってくる渡り鳥で、正確には日本が生息地の鳩ではありません。毎年冬ごろに中国のほうから飛来してきます。これは中国や中央アジアで繁殖を行い、冬にインドや東南アジアに渡る習性があるからです。この移動のときに、日本にもやってくるというわけです。

ベニバトは全体的に灰色がかった赤や茶色をしていて、頭と尻尾が灰色、羽先が黒をしています。大きさが25センチくらいと、ほかの鳩に比べて小さいのも特徴です。見た目はシラコバトと似ていますが、大きさの違いで区別することができます。

鳴き声は「クークー」「ポッポ」といったように、カワラバトに似ています。


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