カメムシの卵はどこで産まれる?対処法や予防のコツを解説!
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洗濯物にカメムシが引っ付いていて匂いが移ってしまった!なんてトラブルの経験はありませんか?
知らずに潰してしまった日には大変!
部屋中にカメムシの匂いが充満して困ってしまいますよね。
そんなカメムシはできたら寄せ付けないようにしたいところです。
そこで今回は、カメムシが繁殖しないようカメムシの卵に注目していきたいと思います。
- カメムシの卵はどのようなものか
- どこに産卵されやすいのか
- 卵を見つけた場合の対処方法
などを詳しく解説していきます。
街の修理屋さんでは、全国の工事実績が15万件以上あります。国税庁や日本郵便など、有名企業からも依頼を受けた実績があります。記事の信頼性は、確保されていますよ。ぜひ参考にして、トラブル解決に役立ててくださいね。
カメムシの卵とは?
もう孵化した後のクサギカメムシの卵の殻です。
カメムシの卵は密集して植え付ける習性があるようです。
植え付けやすい場所なども決まっているようなので、詳しく見ていきましょう。
特徴は?
家庭でもよく見かけるクサギカメムシの卵は乳白色で大きさが1~1.5mmのものを何粒も密集して産み付けます。
どのカメムシも密集して産み付けるのが特徴ですが、カメムシの種類によって、卵の大きさや形、色は異なります。
一度の産卵数の目安は、アカスジキンカメムシ、ニシキキンカメムシは14個、クサギカメムシは28個、オオキンカメムシでは100から150個です。
それだけ多く産み付けられた卵から一斉に孵化するので、家の近くに卵を産み付けられてしまったら、カメムシが急増することになってしまいます。
カメムシの卵は、植物や壁にくっつけられていたり、葉の裏に何個も固まってくっついていることが多いです。
産卵の時期は?
カメムシの卵はどのように産み付けられるのかを見ていきましょう。
カメムシの産卵時期は5月下旬から8月中旬ぐらいです。
4月から5月は繁殖期。
その後に産卵をするので、5月下旬から8月中旬に産み付けられた卵は、夏ごろに孵化をします。
孵化にかかる日数は、1週間~10日程度で、卵自体は10~100個産み付けられています。
なので、気付いた時にはいきなりカメムシが大繁殖してしまっていたという事態も充分考えられてしまうのです。
カメムシが卵を産むのに選ぶ場所
カメムシはどのような場所を産卵場所に選ぶのでしょうか。
カメムシの好む環境なども見ていきましょう。
産卵に最適な場所とは?
カメムシは餌に困らないところに卵を産み付ける習性があります。
カメムシにも親心があるのでしょうか。
カメムシの餌は、主に植物なので、ベランダ菜園や果樹などの植物の葉の裏に卵を産み付けることが多いようです。
また、カメムシは白を基調として明るい色を好みます。
なので、洗濯で干したシーツなどによく引っ付いているのですね。
シーツやバスタオルに寄ってきてしまうことはよくあるので、カメムシの行動が活発化する時期は長く干し過ぎないよう気を付けた方がよさそうです。
カメムシは寒さに弱いので、太陽が当たって暖かくなっている洗濯物にくっつくのが好きです。
とまられるだけでも匂いがついて迷惑ですが、そのまま洗濯物に産卵されてしまうこともあるので、洗濯物を取り込むときは、カメムシがくっついていないか、卵がないかなどを確認してからしまうようにすると安心できます。
自宅に侵入させないよう注意
カメムシの繁殖で絶対に避けたいのが自宅内での繁殖だと思います。
そのためには、カメムシの卵を絶対に室内へと持ち込まないように気を付けていきましょう。
1番いい策は洗濯を取り込むときに卵が付着していないか確かめる方法です。
手間ではありますが、孵化までの日数が短いことを考えると、産卵期は確認してから取り込む習慣をつけた方がいいでしょう。
洗濯物に卵がいた!という場合は、払って取り除いてください。
掃除機で吸引してしまうと、掃除機の中に悪臭が充満してしまうこともあります。
万一、悪臭が衣類などについてしまったら、油をつけて洗剤や石鹸で洗って悪臭を落としていきましょう。
柑橘類のスプレーも匂い消しに効果が期待できますよ。
卵を見つけてしまったら……
カメムシの卵を見つけてしまったら焦ってしまいますよね。
卵を見つけた場合の駆除方法や、カメムシ自体を寄せ付けないようにする予防方法について見ていきたいと思います。
くっついてしまった卵は?
卵を産み付けられているのを見つけたら取り除きたいですよね。
葉の裏でも、洗濯物でも、産卵されたカメムシの卵は粘着力があり簡単には取れません。
手で剥ぎ取るのは難しいと思います。
そこで活躍するのが、定規やガムテープで剥がす方法です。
洗濯物にくっついていた場合は、ガムテープに卵をくっつけ、ゆっくりと剥がしていきながらテープを丸めるようにして捨てていきましょう。
卵は孵化する前に駆除するのが、繁殖を防ぐために大切なポイントとなります。
カメムシが近寄らないようにする
カメムシに卵を産み付けられたら駆除するのも大変ですし、面倒ですよね。
なので、理想的なのはカメムシが寄り付かないような空間作りをしていくことです。
カメムシは春や秋の終わりに近づくと、建物の隙間から内側へと浸入しようとしてきます。
寒いのが苦手なので快適な環境を求めて移動するためです。
壁や窓などの日当たりのいい場所を好みます。
カメムシはミントやハッカなどのハーブの香りを嫌がるので、窓の近くにハーブを使ったアロマオイルを置いておくのもおすすめですよ。
殺虫剤なども効果がありますが、小さなお子様やペットを飼っていたら影響が心配になります。
家庭環境に合わせた対策をしていかなければなりません。
ハーブなどの天然成分なら赤ちゃんやペットがお家にいても安心して使えますよ。
カメムシ撃退方法
そもそもカメムシ自体を避けられれば、卵で困らないはずです。ここでは、カメムシ撃退方法を考えてみます。
殺虫剤で防ぐ
天然成分配合の噴射タイプなど、カメムシ撃退に使える殺虫剤があります。その他、いやなニオイを出す前にドライミストで撃退できるタイプ、水溶性のタイプなども存在します。
ドラッグストアや通販サイトで探してみてください。薬局で相談するのもおすすめです。
ミントの香りをスプレー
カメムシはミントの香りを嫌うので、ミントの香りの液をスプレーするのもおすすめです。
ミント液は、スプレーボトルに水とその一割程度のエタノールを入れ、そこにハッカ油を数滴たらして作ります。出来上がったら、カメムシが出そうな場所に適量をスプレーします。
粘着テープで退治する
簡単な方法です。カメムシを見たら、いやな液が出る前にガムテープなどの粘着テープにくっつけて退治します。そのままゴミ箱に捨てれば、直接触ることはありません。
ただし、カメムシに向かいたくない人には、おすすめできない方法です。家族に頼むなど工夫しましょう。
ペットボトルで捕まえる
空のペットボトルを使って、カメムシを捕らえます。材料はペットボトルとガムテープ、洗剤、輪ゴム、ラップです。
まず、ペットボトルを上下に分けて切ります。その際は、飲み口部分が小さくなるようにします。
そして切った飲み口部分を逆さにして下部分にはめ込み、合わさった部分をガムテープで止めてしっかり固定させてください。
その後、ペットボトルの底に洗剤を注ぎ入れます。量は1~2cmくらいです。
壁に貼り付いているカメムシがいたら、このペットボトルを真下に置きます。カメムシは下に落ちる習性があるので、うまくペットボトルの中に落ちたら、そのまま閉じ込めましょう。
カメムシを捕獲できたら、上部分にラップを巻いて輪ゴムでとめ、カメムシが出られないようにします。このままカメムシは洗剤の中に入り溺れるはずです。
カメムシを自宅に入れないようにする対策方法
カメムシを自宅に入れないためにはどのような対策があるのでしょう。ここでは4つの効果的な対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
草抜きをする
カメムシは草木をとても好みます。特に雑草が多いところでは繁殖しやすいといわれています。そこで、戸建ての人はもちろん、集合住宅に住んでいる人も、庭やベランダの除草はこまめに行いましょう。卵を産み付けられることがなければ、カメムシが繁殖することが防げます。
除草した際には、必ず放置せず草を早いうちにゴミに出すことも忘れてはいけません。置きっぱなしにしておくと、そこにカメムシが集まってきてしまいます。
網戸やドレンホースなど隙間をふさぐ
カメムシは2㎜の隙間があると家に侵入してくると言われています。窓を開けっぱなしにしないのはもちろんですが、ドアや窓の冊子など、少しの隙間ができないように気を付けましょう。ドアや窓、サッシには隙間テープを貼っておくと安心です。ホームセンターや100円ショップでも販売されており、手軽に購入ができます。
また、エアコンのドレンホースもカメムシが侵入しやすい場所です。ホースのキャップもホームセンターや100円ショップで販売されているので取り付けておくと安心できるでしょう。
ハッカ油を窓に吹きかけておく
カメムシはミント系の香りが嫌いです。そこで、窓を開けることが多い人は、ハッカ油でスプレーを作り、網戸や窓に吹きかけておきましょう。自然由来なので、安心して吹きかけられますし、人間にはリフレッシュ効果もあります。ハッカ油はドラッグストアで簡単に購入が可能です。作り方も簡単で、ハッカ油20滴ほどと水道水を90mlをスプレーボトルに入れるだけです。
防虫剤を散布する
ハッカ油よりも効果のあるものを使いたいという場合、防虫剤や防虫効果のある殺虫剤を活用するのもよいでしょう。外壁や玄関、窓といったカメムシの侵入しやすい場所に週に一度くらいの頻度で直接吹きかけるようにします。使用する防虫剤によって効果の持続期間が異なるので、使用前に頻度は確認しておきましょう。
カメムシ生態の特徴と生態
カメムシの生態はどのような特徴があるのでしょうか。また、成虫まで育ってしまったら殿よな対策が必要なのかも紹介していきます。
カメムシの生態
カメムシは別名「ヘコキムシ」の通り、触れると特有の悪臭を放つのが特徴です。種類によって異なりますが、年に1〜3回発生し、秋には特に成虫を見かけることが増えます。これは越冬場所を探すためです。集団で移動をするため、洗濯物についたり、家に浸入したりといった被害が増えます。一番活発に活動するのは春から夏にかけてですが、被害を受ける時期は秋ごろだと覚えておくとよいでしょう。
カメムシの主な生息場所として、畑や山、雑木林といったところがあります。広食性で様々な草を食べるため、自宅の庭やベランダでも十分生息可能です。エサとなる草にストローのような細い口を葉や茎、実に刺して汁を吸うので、一見植物や農産物には被害は見えません。いつの間にか広範囲にわたって被害が及び、カメムシの存在に気付くということが多いです。
成虫まで育ってしまったら
カメムシが大量に育ってしまったら、悪臭被害や大量飛来といったトラブルが多くみられるようになります。ニオイの主成分は3日ほど取れません。そのため、洋服や手にニオイがつくと、数日間は悩まされてしまいます。集団行動するカメムシは、大量発生すると驚くほどの量で飛来します。家の壁や街灯が真っ黒になるくらい集まるという被害も散見されます。こういったトラブルを防ぐためにも、日頃から自宅周辺での発生を防ぐために草刈りや防虫剤の散布といった対策が必要です。
カメムシの卵をどうにかしたい!
プロに頼んでカメムシの卵を駆除してもらおう!
今回お伝えしたような方法を試してみたけれど、なかなかカメムシが減らない。
余りに大量発生し過ぎて、自力では駆除しきれそうにないなど、カメムシについてお悩みの方は害虫駆除業者に依頼をする方法もあります。
もちろん、弊社でもカメムシの駆除を承っておりますよ!
その他ご不明点などございましたら、「街の修理屋さん」までお問合せくださいませ。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。