東証プライム上場企業グループ会社の電気業者です。

エアコンの除湿運転が効かない!?解消できないジメジメの対処方法

ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
0120-966-765

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

※Pマークを取得しているので個人情報を適切に管理しています。

「エアコンの除湿運転が効かない!」とお悩みではありませんか?除湿機能がきちんと働いてくれないと、室内のジメジメが解消されずイヤな暑さを感じることもあります。

エアコンの除湿運転をしても湿度が下がらない原因は、主に3つ考えられます。

  • エアコンの機能の問題
  • 部屋の環境の問題
  • エアコンの故障

これらを順番に確認していき、問題点を解決すれば湿度を下げられるはずです。ですから、まずは湿度が下がらない原因を調べる方法について確認しておきましょう。

この記事では、エアコンの除湿運転が効かない場合の原因や対処法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの除湿機能の仕組み

まずは、湿度について簡単に解説していきます。

湿度とは、空気の温度と空気中に含まれる水分量がどれくらい含まれているかを示すものです。空気の温度によって、たくわえられる水分量は変わります。

  • 空気の温度が高い→たくわえられる水分量は多い
  • 空気の温度が低い→たくわえられる水分量は少ない

つまり、空気の温度を下げると、たくわえられる水分量の限界も下がります。もし、たくわえられる水分量の限界を超えるほど空気の温度が下がってしまうと、水滴となって付着します。

この現象は結露(けつろ)と呼ばれ、夏場の冷たいドリンクが入ったグラスや、冬場の窓ガラスなどで見られます。

また、梅雨から夏にかけてジメジメとした暑さを感じるのは、空気の温度が高く、空気にたくさんの水分がたくわえられるからです。

エアコンが湿度を下げる方法について

次に、エアコンが除湿機能で湿度を下げる方法について解説していきます。エアコンは、取り込んだ空気から水分を取り除いて、再び室内へ送り出します。

エアコンが水分を取り除く流れは下記の通りです。

  1. 湿度の高い空気を吸い込む
  2. 熱交換器で温度を下げる
  3. 熱交換器に水分が付着する(結露)
  4. 水分量が減った空気を部屋に送る
  5. 付着した水分は室外へ排出する

ただし、空気の温度を下げて水分を取り除くため、室内に送る空気は冷たくなってしまいます。エアコンの【除湿・ドライ・弱冷房除湿】と呼ばれる機能は、上記のような仕組みとなります。

反対に、水分を取り除いた後に空気の温度を上げてから室内に送る機能を「再熱除湿」と呼びます。部屋の温度を変えることなく、湿度のみを下げることが可能です。温度が低く湿度が高い環境での使用に向いています。

ただし、再熱除湿は一部のエアコンのみに搭載されており、空気を暖めなおすため、電気代が余分にかかります。なお、エアコンの除湿機能については、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの冷房と除湿の違い

そもそも、エアコンの冷房機能と除湿機能の違いがよく分からないという人も多いと思います。二つの違いを理解していないと、使い分けが上手くできなかったり、あまり省エネではない使い方になったりする可能性があります。ここでは、エアコンの冷房と除湿の違いを解説します。

冷房の特徴

冷房は、室内の温度を下げることを目的として用いられる機能です。室内の温度を快適な範囲に保つために、外部の暑さを取り除く役割を果たします。この特徴から、主に暑い季節に使用されます。

冷房では、エアコン内の冷媒ガスを使用して室内の空気を冷やすことで、室温を下げます。冷房時には、室内の湿度も一定程度下がりますが、主な目的は室温の調整です。

除湿の特徴

除湿は、室内の湿度を下げることを目的として用いられる機能です。除湿機能では、室内の湿度を適切な範囲に保つために、エアコン内の冷媒ガスを使用して室内の空気を冷やし、水蒸気を凝結させて取り除きます。

湿度が高い状態では、室内が蒸し暑く感じられたり、カビや雑菌の繁殖が促進される可能性があります。除湿機能を使って湿度が下がれば、ジメジメした蒸し暑さを取り除き、カビなどの繁殖を抑えることが可能です。除湿時には、室温も若干下がりますが、主な目的は湿度の調整です。

冷房機能と除湿機能の使い分け

つまり、冷房は主に室温を下げることに重点を置き、湿度の調整はあまり行われません。一方、除湿は湿度の調整に特化しており、室温の調整はあまり主目的ではありません。エアコンには冷房と除湿のモードがあり、使用目的や季節、室内の状況に応じて適切な機能を選択することが大切です。

これまで冷房機能を中心に使用していた方も、除湿機能を取り入れることを検討してみましょう。除湿は、エアコンの機種によっては弱冷房除湿と呼ばれています。冷房よりも消費電力が少ないため、電気代節約を考える時に取り入れたい機能です。また、除湿は湿度調整のために使用されることが多いため、特に湿度が高い季節や部屋の湿度が気になる時に適しています。

冷房と除湿だけでなく、再熱除湿など新しい除湿機能を活用するのもおすすめです。再熱除湿は冷房よりも消費電力が多いですが、肌寒さを感じにくいため、冷え性の方や夜間に使う機能として最適です。

エアコンの除湿運転でも湿度が下がらない理由

エアコンの除湿運転をしても湿度が下がらない場合は、部屋の温度と除湿機能に原因があるかもしれません。エアコンの除湿機能は、空気の温度を下げることで水分を取り除きます。

ところが、仮に室温と除湿の設定温度が同じ場合、エアコンは空気の温度を下げないように運転します。空気の温度が下がらないため、当然湿度も下がりません。

この場合の対処法は、一度設定温度を室温より2〜3度下げ、風量を弱くしておき、湿度が下がったらエアコンを止めてしばらく待ちます。

その後、室温が戻ったらエアコンの除湿運転をしてください。なお、再熱除湿機能を使うと、室温が低くても湿度のみを下げることは可能です。

エアコンと組み合わせて湿度を下げる方法

エアコンの除湿機能とあわせて使うことで、効果を高める電化製品は主に3種類あります。

  • 除湿機
  • サーキュレーター
  • ストーブなどの暖房器具

では、簡単に解説します。

除湿機

除湿機をあわせて使うことで、効率良く空気中の水分を取り除くことができます。特に湿気が気になる時は、エアコンとの併用で除湿機能を高められます。また、吹き出し口の向きを変えることができるタイプなら、空気を循環させることも可能です。

サーキュレーター

サーキュレーターを使って室内の空気を循環させ、エアコンの効率を上げる方法です。直接水分を取り除くわけではありませんが、洗濯物などに風を当てることで、早く乾かすことができます。

ストーブなどの暖房器具

暖房器具で暖めた空気をエアコンが取り込むことで、温度と湿度を下げて室内に送り出す方法です。空気の温度を上げ下げするため、あまり効率の良い方法とは言えませんが、空気中の水分量を減らすことはできます。

湿度が下がらない場合の注意点

エアコンを使っても湿度が下がらない場合は、部屋の環境に問題がある可能性もあります。例えば、部屋の外から湿度の高い空気が入り込んでいることが考えられます。

  • 窓やドアが開いている
  • 換気扇が回っている

湿度の高い外気が入ってきてしまうと、エアコンが効率良く除湿できません。そのため、しっかりと部屋を閉め切った状態で除湿を行いましょう。

エアコンが汚れていませんか?

エアコンのフィルターや熱交換器が汚れていると、空気を吸い込んだり冷やしたりする効率が悪くなってしまいます。

もし、エアコンの内部が汚れている場合は、一度フィルターなどを掃除してから使ってみてください。

ただ、エアコン内部の熱交換器は汚れを落とした後に水分をしっかり取り除かないと、カビの原因になってしまうため注意しましょう。

冷房と除湿では電気代はどちらがお得?

エアコンを使う上でもっとも気になるのが電気代です。結局のところ、冷房と除湿ではどちらが電気代がお得なのでしょうか。

夏はエアコンを毎日長時間つけっぱなしにする方も多いと思いますから、電気代も考えて冷房と除湿を使い分けたいですよね。

結論から申し上げると、エアコンの冷房と除湿を比べると、電気代は冷房の方が一般的に高くなります。その理由や、電気代節約の方法などをご説明します。

冷房機能の方が電気代がかかる理由

冷房運転時は、室内の温度を下げるために、エアコン内の冷媒ガスを使用して室内の空気を冷やす必要があります。この冷やす作業にはエネルギーが必要です。

冷房は除湿よりも温度を下げることに重点を置いた機能ですから、エアコンの能力を最大限に活用するために消費電力が多くなります。そのため、冷房時には比較的高い電気代がかかる傾向にあります。

一方、除湿は室内の湿度を下げるために、エアコン内の冷媒ガスを使用して水蒸気を凝結させる作業が主な動作です。室内の温度を下げることに重点を置かないため、冷房よりも消費電力が低くなります。そのため、除湿の際には比較的低い電気代で済むことがあります。

ただし、一般的には冷房と除湿の両方を搭載したエアコンを使用する場合、冷房を優先して使用することが多いため、電気代は冷房時が主な負担となります。

エアコンの電気代を節約するには

エアコンの電気代を節約するためには、まず適切な温度に設定することが大切です。冷房時に、設定温度を1℃上げるだけで13%ほど消費電力が抑えられるといわれています。省エネの観点からみると、冷房の適切温度は28℃とされていますので、28℃を基準に上げ下げすると良いです。設定温度を低くしすぎると無駄な電力が消費されてしまいますので、夏場の冷やし過ぎには注意しましょう。

また、エアコンを長時間連続して稼働させるのではなく、必要な時に冷房機能を用いるなど効率的に使用することが重要です。外出時間が30分以上の時は電源をオフにし、エアコンを休ませてあげましょう。

部屋の湿気が気になる時期は、除湿機能を上手く利用して適切な湿度を保つことで、エアコンの効率的な使用が可能となります。基本的には、消費電力の少ない弱冷房除湿を使用するのがおすすめです。

もしかしてエアコンが故障していませんか?

エアコンの除湿機能が効かない場合の原因や対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

エアコンの除湿運転で湿度が下がらない場合は、機能の使い方や環境に原因があるはずです。これまでに解説してきた内容について、順番に確認しながら対処してみましょう。

ただし、除湿機能だけでなく冷房も効かない場合は、エアコンの故障や冷媒ガスの不足などが考えられます。自分で対処することは難しいので、専門業者に点検してもらいましょう。

エアコンが冷えない原因については、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

もし、エアコン内部がカビやホコリで汚れている場合、自分でクリーニングするのは難しいです。なぜなら、洗剤で落とした汚れを水でしっかりと洗い流す必要があるからです。

しかし、エアコンを扱う専門業者であれば、周りを汚さないよう丁寧にカバーをした上で、高圧洗浄機を使って隅々まできれいに掃除できます。

すると、きれいな空気の中で快適に過ごすことができます。エアコンのクリーニング自体は2〜3時間程度で終わりますが、夏や冬のシーズン前後は混み合うことも多いため、早めに予約しておくことをおすすめします。

『街の修理屋さん』では、エアコンの点検・クリーニング・ガスチャージなど5,500円~で承っております。お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

安心してお電話ください
安心してお電話ください0120-966-765

おすすめの記事

記事を探す

カテゴリから探す

ジャンルから探す

topに戻る