トイレの換気扇を徹底解説!24hフル稼働が良い?意外と知らない特徴教えます
トイレで用を足したあとや、塩素系漂白剤などニオイの強い洗剤を使った後、高温多湿の夏場などに活躍するのがトイレの換気扇です。
小さく地味な見た目なので、あまり注目したことは無い方が多いのではないでしょうか?
けれど使っているうちに起こるトラブルや、電気代など、気になることはたくさんありますよね。
そこで今回はトイレの換気扇について解説していきますね。
トイレの換気扇の特徴
家の中の換気扇といえば、真っ先に思い浮かべるのは台所のレンジフードですよね。けれど、家にある換気扇はそれだけではありません。
お風呂場やトイレ、洗面所などについていることもあれば、24時間換気システムを搭載した家庭もあります。
今回解説するトイレの換気扇は、その中でもサイズが小さいため電気代もあまりかかりません。
トイレという狭い空間の換気のために設置されているため、パワーは弱いんですよ。
しかし換気扇ではあるので、湿気や臭気を外に出す役割は十分に果たします。
トイレ内の湿気によるカビ予防などの観点からも、あまり電気代がかからないという観点からも、トイレの換気扇は24時間回しっぱなしでも良いでしょう。
また、トイレの湿気を調整することで冬場などは結露の防止にも役立ちます。
さらには、空気中に舞うホコリを吸い出してくれるため、トイレ内に溜まるホコリを減らすことができるメリットもあります。
換気扇の種類
トイレの換気扇はどれも似た見た目ですが、中身のファンは2種類あります。
- シロッコファン
- プロペラファン
台所のレンジフードや、お風呂の換気扇なども同様にファンは上記の2種類です。
大きさや設置位置が異なっても中身のファンは、大きさ以外は大きな差はありません。
シロッコファンにしてもプロペラファンにしても、カバーを外さない限りは見えないため「自宅の換気扇がどちらか知らない」という方も多いでしょう。
なお、プロペラファンもシロッコファンも、どちらも十分に活躍できる換気扇のファンですよ。どちらが優れているor劣っているということはありませんのでご安心ください。
よくあるトラブル
どの換気扇にもよく起こりがちなトラブルは、トイレの換気扇も例外にはなりません。
小さく使用時間も短いためあまり目立ちませんが、トイレの換気扇でも様々なトラブルは起こるんですよ。
ここでは、そんなトラブルについて解説していきますね。
音がうるさい・異音がする
音の種類にもよりますが、基本的には蓄積された汚れが原因です。
フィルター部分ではなく、奥のプロペラファンがホコリなどにより重くなっている状態と考えられます。
「カラカラ」という軽めの音の場合はモーター軸の変形や故障など、部品故障と考えられます。点検修理を依頼しましょう。
「キュキュ」という高めの音の場合は、オイル不足と考えられます。オイルを注すか、業者に点検依頼しましょう。
吸い込みが悪い
トイレに限らず、長年使っている換気扇は段々と吸い込みが悪くなっていくものです。
これの原因は蓄積された汚れです。
トイレの場合は、主にホコリや湿気が原因となっています。
単純に汚れが原因なので、フィルター等外せる範囲は分解して掃除すれば解決します。
ただし、ダクト部分など奥の方は個人で取り外すことは困難です。奥までしっかり掃除したい時は、業者に依頼しましょう。
経年劣化
換気扇の寿命は10年から15年程度です。
15年以上使っている換気扇の場合は、異音や吸い込み力の問題の他にも電気代が高いなど様々な問題を抱えていることがあります。
吸い込みなど、掃除でどうにかできる部分もありますが、寿命を超えた換気扇は交換してしまった方が良いかもしれません。
新しい機種なら吸い込みも十分で音も静かなうえ、吸い込み不足をカバーするために余計な電力を使うことなどないので電気代も抑えられますよ。
換気扇交換は業者へ依頼
古い換気扇は交換してしまった方が良いのは確かですが、交換には資格が必要な場合もあります。
トイレの換気扇は、穴の開いた壁に直接プロペラファンを取り付けて、コンセントから電気を取るタイプと、天井に空いた穴からシロッコファンが設置されてダクトへ通じるタイプがあります。
コンセントから電気を取るタイプなら誰でも交換可能です。しかし、天井に埋め込まれているタイプは配線が直接繋がっているため、交換には電気工事士の資格が必要です。
どちらのタイプかはコンセントが繋がっているか否かで判断できます。
なお、コンセントタイプでも業者に交換依頼することは可能ですよ。
もちろん、街の修理屋さんでも換気扇は承っております。
自分での交換が難しい場合、電気工事士の資格が必要なタイプの場合などは、お気軽にお電話くださいね。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。